音響で使うケーブルの端子(コネクター)って、さまざまな形状がありますよね。
今回はその中でも最低限知っておきたいケーブルを紹介したいと思います。
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音響で使うケーブルの端子
今回はその中から、4つの端子について紹介したいと思います。
ケーブルの端子や機材の名前は覚えておかないと会話が成立しないことになるので、とりあえず覚えることをオススメします。

キャノン(XLR)

まずこちらがキャノンです。
今回紹介するケーブルでは一番ゴツいので、キャノン砲みたいなイメージでいいかもしれません。
ケーブルにはオス側、メス側という風に差す方と差される方があります。
ただキャノンは少しややこしく、中が出っ張っているこちらがオス、逆側がメスです。
キャノンは基本的にマイクケーブルとして用いられます。
それ以外にはワイヤレスマイクの受信機や、スピーカー、DIの接続に用いたりもします。
標準(フォン)
これが標準またはフォンと呼ばれるケーブルです。
音楽業界ではシールドと呼ばれるものですね。
標準はそれこそ楽器の接続に使われます。
それ以外だと、スピーカーやワイヤレスの受信機に使われたりもします(スピーカーやワイヤレスの受信機は型によって、キャノンだったり標準だったりします)。

逆にここが1本線だとモノラルということですね。
RCA(ピン)
これはみなさんよく目にするのではないでしょうか。
これは白色がL(左)側の音、赤色がR(右)側の音、黄色が映像の入出力に使われます。
音響では映像は扱わないので、赤白2色のものが多いですね。
こちらはCDプレイヤーなどの音楽機器に使用されます。
実はRCA端子の色は用途によってかなりの色分けがされていますが、基本的には赤と白だけでOKです。
例外としてモノラル端子は黒色です。
筆者は端子数からピン(Ⅱ)とピン(Ⅰ)と呼び分けていたりもしますが、ステレオピンとモノラルピンとか、ピンと黒ピンとか、そんな呼び分けでもいいと思います。
ミニ
みなさんがよく知るイヤホンの端子です。
実はフォンは標準とミニ(あとはマイクロ)を内包した大きな括りですが、標準をフォンと呼ぶことが多いので、こちらはミニフォンと呼んだりもします。
用途としてはスマートフォンやタブレットから音を出したいときに使うので、日頃からみなさんが使うようなイメージで大丈夫です。
出力先がイヤホンか、スピーカーかの違いです。
ステレオかモノラルかの差は、フォンと同様です。
まとめ
正直、何に使うかは使いたい機材を目の前にすればわかるので、とりあえずは名前を覚えること。
それと、ステレオとモノラルの違いがわかること。
最初はそのあたりに気をつければ大丈夫だと思います。
音響で使うケーブルはまだいくつかあるので、それは音響で使う端子②で説明します。
それでは今回はこのあたりで失礼します。






