初心者にオススメのバンドスコアまとめ。簡単な曲を紹介
これからバンドを始めようと思ったときに、最初に決めたいのは演奏する曲ですよね。
憧れの作品、バンドメンバーが好きな音楽から選ぶことが多いと思いますが、しかしここで問題になってくるのが自分たちの演奏技術。
やる気はあっても演奏が難しくて形にならず、モチベーションの維持が大変……かなりのあるあるです。
まずは簡単なものからチャレンジして、バンドというものを楽しみたい!
今回この記事では、初心者バンドマンにもオススメな曲、バンドスコアをまとめてみました!
ぜひ自分にぴったりな1曲、探し当ててください!
初心者にオススメのバンドスコアまとめ。簡単な曲を紹介(1〜10)
快晴Orangestar

Orangestarさんの『快晴』は、2020年に配信限定のシングルとして発表、2023年にアルバム『And So Henceforth,』にも収録された楽曲です。
さわやかなスピード感が印象的な楽曲で、楽器の編成のシンプルさで、歌詞の疾走感もしっかりと強調しています。
それぞれのパートはコードの組み合わせが基本なので、演奏面でわかりやすく疾走感が出せそうですね。
フレーズを鳴らすギターのパートだけは難しそうですが、それが際立つように他のパートはコードで曲をしっかりと支えていきましょう。
ヤングアダルトマカロニえんぴつ

マカロニえんぴつが2019年にリリースした『ヤングアダルト』は、ミニアルバム『season』やフルアルバムの『hope』に収録されています。
おだやかなリズムでありつつも、奏でられる音には力強さがあり、行き場のない複雑な感情を表現しているようなイメージですね。
全体的にリズムを刻んでいくような演奏なので、歌を際立たせるように、またサビの盛り上がりが強調されるように、リズム感への意識が重要かもしれませんね。
おだやかなリズムだからこそ、それぞれの音をしっかりと響かせてからすばやく切り替えるという技術が大切ですね。
惑星ループEVE

Evaさんの『惑星ループ』はナユタン星人さんが作詞と作曲を担当した楽曲、アルバム『OFFICIAL NUMBER』に収録されています。
軽快に刻まれるリズムがデジタルな雰囲気も感じさせ、独特な浮遊感を生み出している印象です。
ドラムとベースが一定のリズムで刻まれるのもイントロやサビなどの限定された部分で、ギターも単音を伸ばしたりコードを一発だけ刻んだりと、実は音の隙間が多い楽曲です。
キーボードの音を打ち込みで流し、それに演奏を合わせていくパターンだと、デジタルな雰囲気も出していけますよ。
ファジーネーブルConton Candy

Conton Candyの『ファジーネーブル』は、2023年にリリースされてTikTokでヒット、バンドが注目されるきっかけとなった楽曲です。
スリーピースバンドだからこそ、それぞれの音がしっかりと目立つので、意識の面でも練習になりそうですね。
ボーカルと兼任しているのでギターはコードを刻むのが中心、ベースとドラムがしっかりと響くからこそ、全体が成立しています。
それぞれのパートに見せ場を作るように各所で細かいテクニックが必要になるため、基礎からのステップアップとしてピッタリですね。
こいのうたGO!GO!7188

GO!GO!7188の『こいのうた』はバンドを代表する、アマチュア時代から演奏され続けていた楽曲です。
おだやかなリズムでありながらそれぞれの楽器が奏でる音にはキレがあり、芯の強さのようなものを感じさせますよね。
スリーピースバンドだからこそ、それぞれの楽器の音がしっかりと目立つので、音を意識する練習にもピッタリです。
ひとつずつの音の隙間が多いからこそ、音の鳴らし方も意識、強く長く音を響かせることをそれぞれのパートで意識しつつ進めていきましょう。
走れSAKAMOTOVaundy

Vaundyさんの『走れSAKAMOTO』は2025年にリリース、アニメ『SAKAMOTO DAYS』のオープニングテーマとして作られた楽曲です。
アニメのアクションシーンもイメージさせる、クールな疾走感が印象的で、サウンドでもロックな雰囲気を伝えていますね。
乱暴な音色が力強さを演出していますが、それぞれの楽器は基本的なリズムやコードが中心で、わかりやすくクールな雰囲気を出していけますね。
音のキレよりも強く響かせることが重要、豪快な演奏を意識した方が曲の世界観が表現されそうです。
君という花ASIAN KUNG-FU GENERATION

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの『君という花』は、2003年に2枚目のシングルとしてリリース、アルバム『君繋ファイブエム』にも収録された楽曲です。
落ち着いたリズムでありつつも、それぞれの楽器の音やボーカルはしっかりとキレがある、静かな力を感じる楽曲ですね。
冒頭で刻まれるドラムのリズムが印象的で、ドラムはこのリズムをキープ、他の楽器が重なっていきます。
ギターやベースもリズムを感じながらのコードが基本で、ゆっくりだからこそ確実に音を響かせていくのがポイントです。
アルエBUMP OF CHICKEN

BUMP OF CHICKENの『アルエ』はアルバム『FLAME VEIN』に収録、インディーズ時代の名曲として親しまれています。
綾波レイをイメージしたというエピソードも有名な、勢いのある力強いバンドサウンドが魅力的な楽曲ですよね。
ドラムやベースが基本的なロックのリズム、ギターもコードをかき鳴らすのが中心というわかりやすい構成が練習曲としてぴったりなイメージです。
勢いでごまかせるところがありつつも、細かいところにテクニックがあるので、そこにも注目してクオリティをあげていきましょう。
分かってないよWurtS

ソロアーティストとして活躍するWurtSさんの名前が知られるきっかけの楽曲が『分かってないよ』です。
ふたつのギター、ベースとドラムというストレートなバンド編成だからこそ、複雑な感情をぶつける歌が際立ちますね。
四つ打ちのドラムも印象的で、このリズムが楽曲にダンスミュージックのような軽快さを与えています。
このリズムがあるからこそギターや歌声で表現される感情がより際立つので、どのパートもリズムへの意識が重要ですね。
革命andymori

andymoriの『革命』は、2011年に発売されたアルバム『革命』に収録、心の中にある熱を軽やかに表現した楽曲です。
おだやかな始まりからの、一気にスピードを上げる展開が印象的で、気だるい雰囲気の歌唱との重なりで独特な世界観を生み出しています。
それぞれの楽器もこのスピードに合わせてリズムを刻む演奏が中心なので、勢いにのまれずにひとつずつの音を確実に鳴らしていくことが重要です。
歌が軽やかだからこそ、楽器の音はしっかりと鳴らして、全体に力強さを加えていきましょう。