ボカロ・音声ライブラリ種類まとめ【CeVIO・UTAU含む】
2007年に登場した「初音ミク」をスタートラインに、シーンの広がりに合わせてボカロキャラ、音声ライブラリは増えてきました。
みなさんにもそれぞれお気に入りのボカロキャラがいるんじゃないでしょうか。
今回この記事では、たくさんいるボカロキャラたち、その種類をざっとまとめてみました。
「これからボカロ曲を作りたいけど、どの音源を使おうか悩んでいる」という方にオススメな内容です!
厳密に言うと「ボカロ」は初音ミクや鏡音リン・レンなど一部のライブラリのみを指す言葉ではあるんですが、ここでは他の歌声合成技術・音声ライブラリの総称として「ボカロ」という言葉を扱っています。
あらかじめご了承ください!
もくじ
ボカロ・音声ライブラリ種類まとめ【CeVIO・UTAU含む】(1〜20)
重音テト

エイプリルフールのジョークとして制作されたことをきっかけに誕生したバーチャルアイドル・重音テト。
歌い手やイラストレーターとしても活躍する小山乃舞世さんの声をもとに、音声合成ソフトウェアUTAU用に2008年に制作されました。
低音と高音のバランスがよく、メカニカルでありながら人間らしい要素も持ち合わせています。
疾走感のあるロックやエレクトロニカなど、情熱的な楽曲にもぴったりですね。
どこか切なさや懐かしさを感じさせるような、温かみのある歌声を届けるキャラクターです。
可不

バーチャルシンガー・花譜の歌声をもとに、音楽的同位体として制作された可不。
人間らしい歌声とメカニカルな声質がブレンドされた発声が印象的ですね。
幾何学模様のパーカーを着た少女がスタイリッシュなデザインで描かれています。
なめらかな発音や感情的な歌唱を得意としており、あらゆるジャンルのボカロ曲にマッチしていますね。
ユニークな楽曲から感動的なバラードまでテクニカルな歌唱で歌いこなすキャラクターです。
かわいい歌声のなかにある爽やかさや切なさにも魅力が詰まっています。
初音ミク

いわずもがな、説明不要、と言いたくなるぐらい「ボカロ」を象徴するキャラクター、初音ミクです。
ミクの躍進は2007年8月、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されたところからスタート。
その後ニコニコ動画などで有志の音楽クリエイター、つまりボカロPたちによる初音ミクを使用したオリジナル曲の発表が盛んになり「ボカロ」という文化シーンがどんどん広がっていきました。
キュートでありながら素直さ、真っすぐさが感じられるような声質なので、どういうジャンルの音楽にも合います。
これからボカロを知るなら、まずは初音ミクから!
鏡音リン/鏡音レン

声優・下田麻美さんが一人二役で演じるツインボーカルのボカロ、鏡音リン・レン。
初音ミクに続いて2007年に発売されており、初期のボカロシーンから活躍しています。
思春期の少年少女をモチーフに制作されており、キュートで明るい歌声が特徴。
メカニカルな歌唱も得意としているので、重低音が響くEDMやポップスにもぴったりですよ。
ペアのライブラリという特徴を生かして、デュエットソングや会話を繰り広げる曲に使用してみるのもいいでしょう。
14歳の男女が情熱的な歌唱を届けるクールでかわいい姿が印象的なボカロです。
IA

女性シンガー・Liaさんの声をもとに制作されたボカロ・IA。
透明感のある歌声が特徴で、どこかはかない彼女の表情にマッチしています。
Orangestarさんが制作した『アスノヨゾラ哨戒班』の歌唱を担当しており、爽やかで切ないサウンドとともに注目を集めました。
ピュアな女の子をイメージさせる歌声や表情を持つキャラクターなので、せんさいな心を現した楽曲にもオススメです。
青春や恋愛をテーマにした切ない楽曲を彩る、彼女のクリスタルボイスをぜひ使用してみてくださいね。
v flower

中世的な歌声を持つ女声のボカロ・v flower。
落ちついた雰囲気のある低音から華やかで力強い高音までみごとに歌いこなしています。
Chinozoさんが制作した『グッバイ宣言』に使用されたことでも注目を集めました。
男女の歌声をミックスさせたような唯一無二のボーカルが特徴。
疾走感のあるロック系のボカロ曲を中心に使用されています。
彼女のキャラクターの特徴としては、銀色の髪と紫色の瞳が挙げられるでしょう。
クールでありながらも、どこかキュートなルックスは彼女の歌声とマッチしていますね。