ボカロ・音声ライブラリ種類まとめ【CeVIO・UTAU含む】
2007年に登場した「初音ミク」をスタートラインに、シーンの広がりに合わせてボカロキャラ、音声ライブラリは増えてきました。
みなさんにもそれぞれお気に入りのボカロキャラがいるんじゃないでしょうか。
今回この記事では、たくさんいるボカロキャラたち、その種類をざっとまとめてみました。
「これからボカロ曲を作りたいけど、どの音源を使おうか悩んでいる」という方にオススメな内容です!
厳密に言うと「ボカロ」は初音ミクや鏡音リン・レンなど一部のライブラリのみを指す言葉ではあるんですが、ここでは他の歌声合成技術・音声ライブラリの総称として「ボカロ」という言葉を扱っています。
あらかじめご了承ください!
もくじ
ボカロ・音声ライブラリ種類まとめ【CeVIO・UTAU含む】(1〜20)
小春六花

ハキハキとした明るく元気な歌声を得意とする小春六花。
声優・青山吉能さんの歌声をもとに制作されており、リアルな女の子の声が表現されています。
メリハリのある歌唱で曲中のフレーズを歌ってくれるので、早口言葉を取り入れた楽曲やスピード感のあるボカロ曲にもオススメです。
力強くも透きとおるような歌声が特徴なので、ロックやバラードでシーンに合わせて調声してみてくださいね。
ティーンの女の子が歌っているような、人間らしいボイスがかわいいキャラクターです。
結月ゆかり

声優・石黒千尋さんの声をもとに制作されたボカロ・結月ゆかり。
ボカロPを中心としたクリエイターチーム『VOCALOMAKETS』の企画により2011年に発売されました。
大人の女性の魅力を感じさせる、甘く艶やかな歌声が特徴。
透明感があり、感情的な歌唱を得意としているので、和風のサウンドを生かした楽曲からロック、バラードまで幅広く対応しています。
キュートでしなやかなルックスからも、落ちつきのある雰囲気が癒やしをくれるキャラクターです。
GUMI(Megpoid)

アニメ『マクロスF』など数多くの作品で活躍する声優・中島愛さんの声をもとに制作されたボーカロイド・GUMI。
初期のボカロシーンからロック系のボカロ曲を中心に使用されています。
米津玄師さんが制作した『マトリョシカ』では初音ミクとのコラボを果たしており、深みのある人間らしい歌声を披露しました。
黄緑色のウェーブがかった髪で元気よく歌う姿が印象的なキャラクターです。
突きぬけるような女性ボーカルで、情熱的なサウンドに彩りを加えましょう。
巡音ルカ

初期のボカロシーンから現在まで幅広いシーンで活躍をみせるボカロ・巡音ルカ。
初音ミク、鏡音リン・レンに続いて第3弾として2009年に発売されており、日英バイリンガルを果たした初のボカロとしても知られています。
クールな表情やピンク色の長い髪が特徴で、大人の雰囲気がただようミステリアスな歌声にマッチしていますね。
彼女の名を世に知らしめた『ルカルカナイトフィーバー』のような情熱的な楽曲から、切ない思いを描いた楽曲まで幅広く歌いこなすキャラクターです。
カゼヒキ

くるくる数字さんによって手がけられたUATU用音源が、カゼヒキです。
その名前の通り、風邪を引いている時に録音したデータで制作されているとのこと。
というわけでかすれた声質が特徴、かつ魅力。
そのノイジーな歌声にひかれる方は多いんじゃないでしょうか。
また、公式ページに飛んでもらうとわかりますが、同じカゼヒキでも優しかったり弱々しかったり、さまざまな種類のライブラリが配布されています。
どのカゼヒキに歌ってもらうか、迷っちゃいますね?
歌愛ユキ

ソフトウェアブランドのAH-Softwareが手がけた音声ライブラリが歌愛ユキです。
2009年に同じく音声ライブラリである氷山キヨテル、mikiとともに登場したキャラクターで、小学生という設定が一つの特徴。
実際、女性小学生の音声データをもとに制作されています。
今の説明通り子供っぽい歌声が魅力なんですが、しかしそこはさまざまな制作者のいるボカロシーン。
なかにはしっかりとかっこいい曲、芸術的な作品なども存在します。
稲葉曇さんによる大ヒットナンバー『ラグトレイン』でもその実力がかいまみえるはずです。