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ピアノ伴奏パターン|伴奏付けや弾き語りに役立つアレンジをピックアップ

ピアノ伴奏パターン|伴奏付けや弾き語りに役立つアレンジをピックアップ
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ピアノ伴奏パターン|伴奏付けや弾き語りに役立つアレンジをピックアップ

メロディに伴奏をつけたり、コード譜を見ながらピアノで弾き語りをする際、仕上がりを大きく左右するのが「伴奏パターン」!

初心者のうちは、ルート音+メロディ、コード+メロデイといったシンプルな弾き方で慣れていくことが大切ですが、ある程度コードをスムーズに押さえられるようになったら、ちょっと豪華に聴こえるアレンジにも挑戦してみたいですよね?

そこで本記事では、伴奏付けや弾き語りがワンランクアップする、オススメの伴奏をいくつかピックアップしました。

それほど複雑ではないものの、十分に演奏効果を得られるパターンばかりを集めましたので、ぜひピアノ伴奏の参考にしてみてください。

ピアノ伴奏パターン|伴奏付けや弾き語りに役立つアレンジをピックアップ(1〜10)

ルート弾き

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ルート弾き

ピアノ伴奏パターンの中で最も簡単に弾ける「ルート弾き」。

ルート弾きとは、コードの基準となるルート音のみを弾いていくこと。

左手でルート音を押さえて右手でメロディを弾くことで、シンプルな響きにはなりますが曲が形になります。

左手が単純な分両手奏をしやすく、コードを理解するよい練習にもなるので、両手奏をマスターしていきたい方や、コードを見ながらスラスラ演奏できるようになりたい伴奏付け初心者の方は、まずはルート弾きからチャレンジしてみましょう!

アルペジオ(下行形)

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アルペジオ(下行形)

和音の構成音を上から、あるいは下から順に弾く「アルペジオ」のピアノ伴奏パターン。

下行形の場合は「ソミドソミド」という形になり、コードの基準となるルート音が拍の途中で出てくることになり左手が伴奏、右手がメロディを演奏する場合はやや不安定な印象に……。

そのため、下行形のアルペジオは両手で伴奏する場合、つまり左手のルート音で右手のアルペジオを支える形で演奏できる場合に適しているといえるでしょう。

曲の途中で上行形と下行形を切り替えて変化をつけるのもオススメですよ。

コード奏

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コード奏

「コード奏」は、その名のとおり指示されたコード、和音をジャーンとおさえる伴奏パターンのこと。

ルート音のみをおさえるルート弾きでは作れないハーモニーを作り出すことができるため、より曲の雰囲気をつかみやすくなります。

コードをそのままおさえる基本形ばかりでつないでいくと、急に音が跳躍したり進行に違和感が生じたりしやすいので、ある程度基本形で理解できたら、なめらかな伴奏になるよう転回形を加えてみましょう!

コード奏にリズムを加える

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コード奏にリズムを加える

コードを理解でき、ルート弾きやコード奏、4つ打ちなどのシンプルな伴奏をこなせるようになったら、コードにリズムをプラスしてみましょう。

「8ビート+16ビート」「シンコペーション」など、リズムのアレンジは無限大!

1曲の中で複数を使い分けたり、AメロからBメロへの移行部分だけ変化を加えてフレーズの変わり目をわかりやすくさせたりなど、さまざまな使い方が考えられます。

楽曲のイメージに合ったリズムを加えて、ピアノ伴奏付けを楽しみましょう!

アルペジオ(上行+下行)

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アルペジオ(上行+下行)

アルペジオの上行形と下行形をミックスさせると、ピアノ伴奏のバリエーションがより豊かに!

「ドミソミドミソミ」や「ドミソミソミドミソミソミ」、5度進行を含む「ドソミソドソミソ」、さらにはルート音をおさえたまま第3音と第5音を反復するなど、アレンジは無限に考えられます。

さらに、ミックスのアルペジオは、どんな拍子の曲にも合わせやすいのも便利なポイント。

ピアノ伴奏パターンとして、ぜひともマスターしておきたい方法の一つです。

8ビート

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8ビート

「8ビート」とは、8分音符の刻みを基調とするリズムのこと。

拍に合わせて弾く4つ打ちより細かくなり、曲に動きが生まれやすくなります。

ただ、そのまま8分音符の刻みにするだけでは、せかせかした騒がしいイメージでおしゃれさゼロ。

そこでオススメなのが、「4分音符-8分休符-8分音符」など、特定の部分に8分の刻みを挟むアレンジ!

抜け感を出すことでノリの良い伴奏に仕上がるので、ポップスの弾き歌いなどにも最適です!

アルペジオ(上行形)

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アルペジオ(上行形)

「アルペジオ」とは、和音の構成音を下から、あるいは上から順に弾いていく奏法のこと。

コード弾きで同時におさえていた音をばらすことで伴奏にリズムが生まれ、より生き生きとした演奏になります。

上行形の場合は、「ドミソドミソ」のように、構成音を下から上になぞっていきます。

右手でメロディを演奏する場合は左手で上行形のアルペジオを、弾き語りの場合は、左手でルート音をおさえ右手で上行形のアルペジオを弾くとよいでしょう。

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