美しくも恐ろしい…童磨の名言。狂気と博愛が同居する言葉たち
『鬼滅の刃』の鬼の中でも特異な存在感を放つ上弦の弐、童磨。
その明るく気さくな振る舞いとは裏腹に、冷酷な性格と深い洞察力を隠し持っているキャラクターです。
時に残虐で、時に美しく、そして人のもろさを鋭く突く彼の名言には、はっとさせられた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、童磨が物語の中で残した印象的な言葉をご紹介します。
狂気さを感じずにはいられないその言葉の数々に、あなたは背筋を寒くさせながらも魅力を感じてしまうはず!
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美しくも恐ろしい…童磨の名言。狂気と博愛が同居する言葉たち(1〜10)
えらい!!頑張ったね!俺は感動したよ!!
骨や内臓を斬られ、致死的な出血をしていながらも自分に一撃を加えた蟲柱・胡蝶しのぶに対して放った名言「えらい!!頑張ったね!俺は感動したよ!!」。
力の差が歴然な上に、いつ死んでしまってもおかしくない状況での反撃に対して発したセリフです。
上弦の力が鬼殺隊における柱3人分に匹敵するという事実を思い知らされる、絶望的なセリフなのではないでしょうか。
無邪気であるが故に残酷な童磨のキャラクターを表した名言です。
つくづく思う。人間って気の毒だよねえ
人間の世界をあわれむように発した名言「つくづく思う 人間って気の毒だよねえ」。
善良な人間は天国へ行き、悪いことをすれば地獄に落ちる、という考え方は、現代でも根強く残っていますよね。
しかしそれは、善行を積んでも報われない人たちによる妄想でしかないと童磨は切り捨てます。
確かに、「加害者に優しい国」と言われる日本に住んでいると、法で裁けないのであればせめて地獄に落ちてほしいと考える方も多いのではないでしょうか。
そんな願いすら嘲笑う、無法に生きる鬼らしい名言です。
俺が喰った人は皆そうだよ救われてる。もう苦しくないつらくもない
「死んでないよ 彼女は俺の中で永遠に生き続ける」から続く名言「俺が喰った人は皆そうだよ救われてる もう苦しくないつらくもない」。
蟲柱・胡蝶しのぶの死を知った嘴平伊之助に対して放ったセリフで、童磨の歪んだ思想を表していますよね。
自分に喰われてしまえば生きている時の悩みや苦痛も分からなくなるから救われる、という鬼ならではの身勝手な理屈は、嘴平伊之助や栗花落カナヲの怒りを買いました。
童磨というキャラクターの狂気を感じさせる名言なのではないでしょうか。
美しくも恐ろしい…童磨の名言。狂気と博愛が同居する言葉たち(11〜20)
俺はわざと避けなかったんだよ。ちょっとした戯れさ
「俺はわざと避けなかったんだよ ちょっとした戯れさ」という名言は、「こういうふうにして仲良くなっていくものだよ」と続きます。
上弦の参・猗窩座に頭を吹き飛ばされ、それをいさめた上弦の壱・黒死牟に対して発したセリフで、童磨の強さや、他の鬼とは違った不気味な陽気さを感じさせますよね。
その場にいた誰もが聞いていないのに話し続けるフレンドリーさや、人間であれば即死の攻撃を受けても平然としている部分からも、童磨の異質さが伝わるセリフなのではないでしょうか。
悪意や他意の無さが生み出した名言です。
気の毒な人たちを幸せにしてあげたい助けてあげたい。その為に俺は生まれてきたんだ
童磨が人間だった頃から他人とは感覚が違っていたのが分かる名言「気の毒な人たちを幸せにしてあげたい助けてあげたい その為に俺は生まれてきたんだ」。
死んでしまえば何もなくなってしまうのに、死後のことまで心配して自分にすがろうとする人たちへのあわれみも感じさせるセリフなのではないでしょうか。
鬼となっても人間の頃の記憶を鮮明に残している童磨の、考え方や行動に直結していますよね。
やわらかい雰囲気とは裏腹な怖さがにじみ出ている名言です。
何か辛いことがあったんだね…聞いてあげよう話してごらん
初対面でありながらむき出しの怒りを向けてくる蟲柱・胡蝶しのぶに対して放った名言「何か辛いことがあったんだね…聞いてあげよう話してごらん」。
万世極楽教の教祖でもある童磨が、いつものテンションで悩みを聞く風に発したセリフです。
その後、自分が胡蝶しのぶにとって姉のかたきであることを告げられても、悪びれることはありませんでした。
殺して喰うことを救済と称している童磨の不気味さや残虐性、それに反する軽薄さを感じさせる名言です。
俺と一緒に地獄へ行かない?
嘴平伊之助と栗花落カナヲの連携で頚を斬られた童磨が死の間際、意識の中に現れた蟲柱・胡蝶しのぶに発した名言「俺と一緒に地獄へ行かない?」。
死してもなお鬼殺隊としての信念を語る胡蝶しのぶに対し、人間の頃から含めても初めて抱いた感情を抱いた時のセリフです。
天国や地獄など無いと言い切っていた童磨の心境の変化は、死に際であることからも取り繕う必要のない本心であると感じますよね。
そして、天国と地獄があったとしても鬼である自分は地獄に行くということが分かっている冷静さも見える名言です。





