鬼滅の刃の名言が心に刺さる。涙なしには読めない深い言葉たち
熱い思いと強い意志が込められた『鬼滅の刃』の名言の数々。
心が折れそうな時、諦めかけた時、きっと誰もが一度は励まされた言葉があるはずです。
登場人物たちが過酷な運命に立ち向かう中で放った言葉には、私たちの心に響く深い意味が隠されています。
時に優しく、時に力強く……。
この記事では、読者のみなさんの心に寄り添う『鬼滅の刃』の心揺さぶる名言をご紹介します。
あなたの人生の道しるべとなる言葉が、きっと見つかるはずです。
鬼滅の刃の名言が心に刺さる。涙なしには読めない深い言葉たち(1〜10)
お前も鬼にならないか?NEW!猗窩座
https://www.tiktok.com/@yuuna01060/video/7368760770823195911この言葉は煉獄杏寿郎と初めて会った際に猗窩座が言ったセリフです。
弱いことを嫌い、常に強さを求め続ける猗窩座は、抜きん出た強さを持つ杏寿郎に対して鬼になるように提案します。
というのも、猗窩座は人間は老いていつかは死んでしまうため弱い生き物であり、鬼は永遠に鍛錬を続けられるためもっともっと強くなれると考えているから。
彼は杏寿郎の強さに一目置いていたんですね。
しかし、杏寿郎にとっては人間が老いることや寿命があることは美しくて尊いことであり、猗窩座とは強さの判断基準が違うんだと、猗窩座の誘いをきっぱりと断るのでした。
猗窩座と杏寿郎の違いを表現するためにも、劇中では非常に重要な一言です。
人の想いこそが永遠であり、不滅なんだよNEW!産屋敷耀哉
https://www.tiktok.com/@lad2d/video/7386307235476999431鬼殺隊当主の産屋敷耀哉が、宿敵である鬼舞辻無惨に向けて言い放ったセリフです。
無惨は完璧な姿で永遠に変わらずに存在し続けること、つまり不死身の体を手に入れることを目指していますが、それに対して耀哉は永遠とは不死身になることではないと真っ向から否定します。
永遠とは長い時を越えても受け継がれ続けて消えることのない人々の思いなんだと語り、その証明となるのが鬼殺隊の存在であると続けます。
『鬼滅の刃』の劇中でも鬼殺隊と鬼のトップ同士がぶつかり合う名シーンのハイライトとなるセリフですね。
幸せかどうかは自分で決める。大切なのは”今”なんだよ。前を向こう。一緒に頑張ろうよNEW!竈門禰豆子
https://www.tiktok.com/@w._xm6/video/7516838412268080402炭治郎は自分のいない間に家族を惨殺され妹の禰󠄀豆子を鬼にされたため、深い後悔の念を抱いています。
禰󠄀豆子に対しても「ごめん」という気持ちが強いのですね。
このセリフは、そんな炭治郎が遊郭編での激闘の末、意識を失っている間に夢として見たもの。
兄としての責任感から禰󠄀豆子をかわいそうと感じている炭治郎に対して、怒りながらも自分は幸せであること、一緒に戦いたいこと、そんな自分の気持ちを分かってほしいと禰󠄀豆子は訴えています。
私達が生きていく上でも他人から見てどうのではなく、自分が幸福と感じているかどうか、それが重要ですよね。
生殺与奪の権を他人に握らせるな!!NEW!冨岡義勇

水柱であると同時に、鱗滝左近次に師事したことで炭治郎の兄弟子にも当たる冨岡義勇の代表的な名ゼリフです。
アニメでは第一話に登場する印象的なセリフなので記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
鬼になってしまった妹の禰豆子を義勇に殺されそうになったとき、命を助けてほしいと土下座して懇願した炭治郎に向けて言い放ちました。
「妹を守りたいのであれば他人任せにするのではなく、自分の力でなんとかしてみせろ」と、厳しさの裏にもこれから妹を守れるよう強くなってほしいという炭治郎への思いが込められているんですね。
なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!!NEW!嘴平伊之助

猗窩座との戦いに敗れた杏寿郎から鬼殺隊の未来を託すと言われた炭治郎たち。
しかし、炭治郎は杏寿郎を失った悲しみと自身の無力さに打ちひしがれて泣きながら「こんな自分が煉獄さんみたいになれるのかな……」と弱音を吐いてしまいます。
このセリフはその姿を見た伊之助が言った言葉。
「なれるかどうかではなく、思いを託されたのならそれに応えるのみだ」というこの言葉は、自分たちを鼓舞する名ゼリフですよね。
私たちも普段の生活の中で「できるかどうかわからないけど……」と尻込みしてしまうときがありますが、そんなときにこの言葉を見れば一歩踏み出す勇気がもらえるかもしれません。
ごめん、兄貴NEW!我妻善逸

善逸が上弦の陸である獪岳を倒す際に言ったセリフです。
獪岳はかつて善逸の兄弟子として同じ師匠の元で修行をしている仲間でした。
しかし、その後鬼になってしまった獪岳は無限城にて善逸の前に敵として登場。
鬼になることを選んだ獪岳に対し、善逸は「もう兄弟子とは思わない」と突き放しながらも、最後の一撃を下す前にはこの名ゼリフ「ごめん、兄貴」と一言放ちます。
この言葉の裏には、仲がいい兄弟弟子ではなかったけれど、自分とは違って真面目で努力家な獪岳のことを実は尊敬していたという善逸なりの思いが込められているんですね。
2人の関係性に思いを巡らせると心の奥にグッと来るものがありますね。
おい。いい加減にしろよ。クソ野郎がNEW!時透無一郎

鬼殺隊の柱の一人である時透無一郎が上弦の伍である玉壺に対して放った怒りの一言です。
それまで無一郎はぼんやりとしていて自分の感情を表に出すことはほとんどありませんでした。
しかし、玉壺が自分の作品だと言いながら、捕らえた刀鍛冶たちをもて遊ぶ様子を見て、激昂。
この言葉とともに初めて感情を表に出したのです。
これまでの彼の言動とのギャップが印象的で、このシーンをキッカケに無一郎のファンになった方も多いのではないでしょうか?