蟲柱・胡蝶しのぶの名言。強さと覚悟に心揺さぶられる言葉の数々
大人気作品『鬼滅の刃』の中でも特に人気を集めるキャラクター、胡蝶しのぶ。
優美な立ち振る舞いの中に秘めた強さと、相手の心を射抜く言葉の数々は、多くの視聴者の心に深く刻まれています。
時に毒のように痛烈に、時に蝶のようにやさしく語られる彼女の言葉には、心を揺さぶられた人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな胡蝶しのぶが残した印象的な言葉たちをご紹介します。
あなたの心に響く一言が見つかるはずです。
蟲柱・胡蝶しのぶの名言。強さと覚悟に心揺さぶられる言葉の数々(1〜10)
仲良くするのは無理なようですね。残念残念

那田蜘蛛山の戦闘中に胡蝶が言ったセリフです。
彼女はこの言葉を言った後すぐ鬼にとどめをさしています。
胡蝶は鬼を強く憎んでいる事で知られているキャラクターの一人。
このセリフも「残念残念」と言いながら、実はその表情はまったく残念そうに見えないんですよね。
胡蝶はこのシーンの前、鬼に対して、罪を許すかわりに拷問によって痛みと苦しみを味わえと言っており、わざと怒らせています。
むしろこのセリフは好機と捉えているでしょう。
彼女の鬼に対する本音がよく伝わってくる名言ですね。
そうですね。私はいつも怒っているかもしれない

鬼との戦いで手負いとなった炭治郎が蝶屋敷で療養していた際にしのぶが語ったセリフです。
炭治郎は人一倍匂いに敏感で、しのぶに対し「怒ってますか?
いつも怒っている匂いがする」と語りかけます。
その言葉に対してしのぶがこの言葉を言いました。
自分の家族や継子、その家族など、たくさんの大事な人たちが鬼に殺されてしまったことに対して、しのぶはずっと怒りを溜め込んできたのです。
ここで明かされた彼女が抱える怒りは、のちの展開への伏線にもなっています。
できるできないじゃない。やらなきゃならないことがある

しのぶは自分の実力を「柱の中で唯一鬼の首を切れない剣士である」と語っていました。
そのため力では童磨には敵わないことはわかっていながら、それでも姉の仇である童磨に立ち向かっていく中でこのセリフを言い放ちました。
できるかできないかは問題ではなく、とにかくやらなければいけないんだという、絶対に成し遂げてみせるという強い意思が感じられます。
『鬼滅の刃』の作品全体を通して描かれる不屈の精神が表れた一言でもありますね。
とっととくたばれ糞野郎
https://www.tiktok.com/@user33524407261036/video/7532439609540693255姉である胡蝶カナエの仇である童磨に向け、胡蝶しのぶが最後に言い放った一言がこちらです。
しのぶによる毒のダメージをキッカケにカナヲと伊之助により倒された童磨。
彼は最後に意識の中で人間らしい感情を味わうことなく、死んでしまうことがわかった今でさえ何の感情もないと振り返っていると、その意識の中にしのぶが表れます。
しのぶと話しているうちに初めて恋心を感じた童磨は「一緒に地獄へ行かない?」としのぶを誘いますが、そこでこの一言を見舞われるんですね。
最後まで狂気じみた童磨の振る舞いにトドメを刺すこのセリフ、しのぶらしいトゲのある名ゼリフですね。
感情の制御ができないのは未熟者。未熟者です

胡蝶しのぶといえば、かわいらしくいつも微笑んでいる印象がありますよね。
しかしそれは仮の姿と言っても過言ではありません。
彼女は内心では激しく鬼を憎んでいるのです。
このセリフはお館様からとある命を受け、必死に自分を落ち着けようとしているシーンで彼女が言います。
蟲柱である胡蝶しのぶから本来の彼女の姿が垣間見える貴重なセリフですね。
みなさんもアンガーマネジメントという言葉を聞いたことがあるでしょう。
彼女にとっては笑顔でいる事が怒りを抑える術なのかもしれません。
もしもし、大丈夫ですか?

蝶のように舞い降りたあの名シーンで胡蝶が言ったセリフです。
那田蜘蛛山での戦闘で鬼を倒したものの、死にかけていた善逸の元に胡蝶が駆けつけます。
すでにほとんどの隊員が死んでいる、または蜘蛛にされていたからか、この言葉で善逸の状態を確かめるんですよね。
焦らず落ち着いて状況を確認するのはさすが柱と言えますが、状況の切迫具合と相反するこのセリフが印象的だった方も多いはず。
胡蝶しのぶといえばこのセリフ!
と言える名言の一つですね。
あ、やっと死にました?良かった
https://www.tiktok.com/@lj…rk/video/7281195211252878594戦いに敗れた童磨が消えてしまう直前、彼の意識の中に表れたしのぶが最初に言った言葉がこちらです。
このセリフは姉の仇として長年恨み続けた童磨を仲間たちが倒してくれたことを喜び、その気持ちを直接童磨に伝えるという、彼女が復讐を果たすシーンで登場します。
ひょうひょうとした様子で辛辣な言葉を浴びせ続ける姿から、しのぶが抱えてきた怒りの大きさが感じられます。
彼女の見た目や普段のキャラクターとのギャップを感じる、印象的なセリフですね。
そんなだからみんなに嫌われるんですよ
https://www.tiktok.com/@ms__894/video/7529850452016401672胡蝶は優しげな笑顔と口調が特徴のキャラクターですが、毒舌である事もよく知られています。
このセリフは、胡蝶が攻撃しようとした禰󠄀豆子を庇った水柱である冨岡義勇に言ったもの。
みんなに嫌われている事を前提とした言葉であり、何の配慮もせず伝えるところ、普段から彼に対して腹に据えかねている事があるのでしょう。
ちなみにこの胡蝶の言葉に対して冨岡は「俺は嫌われてない」と平然と言い返します。
そこでさらに胡蝶は「嫌われている自覚がなかったんですね」と告げるんですよ。
彼女の毒舌さがよく分かる辛辣な名言ですね。
まぁ、できて当然ですけれども。仕方ないですできないなら。しょうがないしょうがない
https://www.tiktok.com/@ko_mulu/video/7531780702971464967胡蝶しのぶの持つ蝶屋敷にて、炭治郎、善逸、伊之助の三人は機能回復訓練を受けていました。
その中で炭治郎が全集中常中という技を身につけます。
善逸と伊之助も後に続こうとしますが、この技は全集中の呼吸を四六時中するというもので、身につけようと思うとかなり大変……。
善逸と伊之助は早々に諦めそうになりました。
そんな中、伊之助に対して胡蝶が言ったのがこのセリフです。
伊之助の負けず嫌いを刺激するためにわざとこんな言い方をしていますよ。
その証拠に、善逸に対してはまったく違う声かけをしています。
相手によって響く言葉は違うという、良い勉強になる名言です。
君には私の夢を託そうと思って。鬼と仲良くする夢です
https://www.tiktok.com/@myn__sub/video/6921669323635379457蝶屋敷の屋根の上で、炭治郎と交わした会話の中で登場したセリフです。
しのぶは、鬼になってしまった禰豆子を守りながら敵となる鬼を倒していこうとする炭治郎の姿を見て、鬼に対しても同情を寄せるほどの優しい心の持ち主であった姉のカナエと重ねていました。
カナエは「鬼と仲良くする」という夢を語っていましたが、鬼を心底憎んでいるしのぶは本当の意味ではその夢を継げません。
しかし、カナエと同じく優しい炭治郎であれば、それを本当に実現してくれそうだと感じたのかもしれませんね。
しのぶが抱える憎しみや葛藤、カナエへの愛情と炭治郎への期待が垣間見える一言です。