意外に難しい！四字熟語クイズで一般常識をチェック

単刀直入

「単刀直入」とは、まわりくどい前置きや説明を省き、直接要点や本題に入ることを指す四字熟語です。

もとは中国からの熟語で、一本の刀のみで敵陣に真っすぐ切り込む様子から転じて使われるようになりました。

ビジネスシーンや日常会話でも、「単刀直入に言うと～」のように、本質や結論をズバリ述べたい時によく使われます。

無駄を省いて効率よく話を進めたい際に便利な表現です。

温故知新

「おんこちしん」と読むこの四字熟語は、過去の出来事や知識、経験をしっかり学び直すことで、そこから新しい発見や知識を得ることを意味する言葉です。

もともとは中国の『論語』が出典で、孔子の教えに由来しています。

臥薪嘗胆

「臥薪嘗胆」は「がしんしょうたん」と読みます。

目的を達成するために根気強く苦労や努力を続けること、特に敵討ちや復讐を果たすために苦難に耐え忍ぶことを意味する四字熟語です。

元は中国の故事が由来で、唐の時代に呉王夫差が薪の上で寝たり、越王勾践が苦い胆をなめて恨みを忘れないようにした、という逸話から生まれたとされています。

無我夢中

「無我夢中」とは、自分を忘れるほど何かに熱中し、周囲のことを気にかけずに没頭している状態を表す四字熟語です。

無我夢中で何かに取り組むというのは、そのこと以外が目に入らず、非常に集中しているという事ですね。

スポーツや芸術活動など、何かに打ち込む場面でよく使われる言葉です。

以心伝心

「以心伝心」は、言葉を使わずに心と心で思いを伝えることを指す四字熟語です。

その由来は仏教用語からきており、師から弟子へ教えの核心が言葉ではなく直接心で伝えられていく様子を表現しています。

現代では、親しい友人同士や家族など、言葉がなくても相手の気持ちや考えを理解し合える関係性を述べる際によく使われますね。