つい読みたくなる!笑って読めるゴルフ川柳の名作&傑作集
ゴルフを愛する方なら、思わず「あるある!」とうなずいてしまう場面がいっぱいありますよね。
そんなゴルフならではの喜びや悔しさ、クスッと笑える瞬間を五七五のリズムに乗せて表現するゴルフ川柳は、プレーの楽しみをさらに広げてくれます。
OBに泣いた日もバーディーに沸いた日も、川柳にすれば愛おしい思い出に変わるから不思議です。
今回は、共感と笑いが詰まったゴルフ川柳をたっぷり紹介します。
お気に入りの一句を見つけて、仲間との会話のネタにしてみてくださいね!
つい読みたくなる!笑って読めるゴルフ川柳の名作&傑作集(1〜10)
平日は 妻の足裏 ほぐす球
「平日は」という言葉から、仕事がある普通の日の暮らしが想像できます。
そんな日はゴルフ場に行けないので、家での時間をどう過ごすかというと、この句ではなんと「妻の足裏をほぐすゴルフボール」になってしまった!
という光景。
つまり、ゴルフで使う小さなボールを足の裏マッサージのツボの刺激に使って、奥さんの疲れやコリをやさしくほぐしてあげるというユーモラスでほっこりした情景です。
日常のちょっとした出来事が伝わってくる一句です。
新入社員 教えるつもりが 飛距離負け
「新入社員」という言葉で、ゴルフ仲間の若いプレーヤーを思い浮かべる方も多いはずですよね。
先輩として打ち方を教えてあげようと思っていたのに、いざティーショットを比べてみると、その若い子の方がずっと遠くまで飛ばしてしまい、先輩が「飛距離負け」をしてしまったという、思いがけない展開がユーモラスに描かれています。
教えようとしていたのに逆に負けてしまうという、この肩すかし感やちょっと悔しい気持ちが、くすっと笑える一句です。
楽しそう ボールにエクボ あふれてる
ゴルフの世界がワクワクした空気で満ちている様子「楽しそう」という言葉から伝わってきますね。
句の中の「ボールにエクボ」という表現は、ゴルフボールの表面にあるたくさんのティンプルこと。
これを日本語では親しみを込めて「エクボ」と呼ぶこともあります。
本来は空気の流れをよくしてよく飛ぶようにするためのものですが、この句では、まるでボールが笑っているみたいに「エクボがいっぱい」で楽しげだなあという気持ちを軽やかに表しています。
つい読みたくなる!笑って読めるゴルフ川柳の名作&傑作集(11〜20)
球探し ウドの新芽の 土産あり
ゴルフ場でのあるあるシーンを楽しく詠んだゴルフ川柳です。
「球探し」は、打ったボールが思いがけない場所に行ってしまい、探しまわること。
ゴルフをやったことがある人なら、林や草むらでボールを探すことに苦労した経験が思い浮かぶはずです。
そんな中で季節は春。
川柳の中に出てくる「ウドの新芽」は、春だけに出てくる山菜の若い芽のことです。
探しているうちに、ゴルフ場の脇でウドの新芽が顔を出しているのを見つけて、思わず「お土産」にできそうだなあと思ってしまった……。
そんな、ちょっと笑える遊び心が込められています。
百叩き されるボールも 気の毒だ
ゴルフでは、うまく打てないと何回も何回も同じボールをたたき続けることがありますよね。
それを見て、「そんなにたたかれるボールだって、ちょっと気の毒だよね」と、ボールの気持ちまで想像してしまう一句です。
ただ「たたかれる」と言っているわけではなく、自分がミスを重ねるたびにボールがかわいそうに思えてくる……。
そんなちょっとした自虐と優しいツッコミが、読む人に笑いを誘います。
この一句のように、自分のゴルフ体験に笑いとやさしさの視点を添えるだけで、楽しい一句が作れますよ。
若い時 このバンカーは 超えていた
若いころは、どんなバンカーでも難なく乗りこえられた……。
そんな自信があったのに、今になって同じバンカーを見ると「こえられたかな…?」と迷ってしまう。
昔の自分の元気さと今の自分を比べて、ちょっぴり笑ってしまう気持ちがそのまま一句に込められています。
この一句は、ゴルフのプレーのあるあると、人生の時間の流れを軽やかに表現していて、読んだ人が「わかるわかる!」と共感したり、自分の体験を思い出してクスッと笑える一句です。
僕だけは 見えているんだ 木の隙間
「木の隙間」は、フェアウェイやグリーンを狙うときにボールが通ったり、あるいは木の影になって狙いどころがわかりにくい狭いスペースを指しています。
読んでいると、他の人には見えない微妙な狙い目でも、自分だけはそこが「見えているんだ!」と, ちょっと自信満々に思ってしまう瞬間が想像できます。
実際にはそんな「木の隙間」はなかなか通らないのに、「自分だけはわかっている」と思い込むゴルファーの微妙な心理とユーモアが感じられます。


