1974年に結成され、ド派手な衣装でニューウェーブ全盛期をかざってきたバンド、Blondie。
パンクの荒々しさも残しつつ、シンセサイザーの導入で革新的なサウンドを確立しています。
今回は女性シンガーのデボラ・ハリー擁するバンドの人気曲をランキングにまとめました。
近未来サウンドをお楽しみください!
Blondieの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
Heart Of GlassBlondie1位

ディスコサウンドの代表格として知られるこの楽曲ですが、実は楽曲の中盤、約2分付近の間奏部分で7拍子が巧妙に織り込まれているのです。
基本的な4/4拍子から突如として7/4拍子へと変化し、シンセサイザーのリフが一拍短縮される形で演奏されます。
この意外性のある変拍子の使用は、単調になりがちなディスコビートに絶妙なアクセントを加え、聴き手に一瞬のドキッとする感覚を与える効果を生んでいます。
1979年1月にリリースされ、世界各国のチャートで1位を獲得した代表作で、アルバム『Parallel Lines』に収録されています。
規則正しいダンスビートを愛する方にも、変拍子の面白さを体感したい方にもおすすめの一曲です。
The Tide Is HighBlondie2位

ブロンディと言えば、70年代の終わりに爆発的なヒットをした『コール・ミー』が有名ですが、この曲はジャマイカのコーラス・グループ、パラゴンズが’67年に歌ったもののカバーです。
レゲエのリズムとラテンの香りがたまらなく気持ちの良い彼女の80年ヒット曲ですね。
南の島を想像する楽曲で同じフレーズが心地よく愛されました。
Die Young Stay PrettyBlondie3位

アメリカのロック・バンドのBlondieによるニューウェーブ・トラック。
明るいレゲエ・ビートを特徴としており、人生は不必要に長く続くことについて歌われています。
1979年にリリースされ3カ国でプラチナ認定を受けている、アルバム「Eat to the Beat」に収録されているトラックです。
RaptureBlondie4位

大胆不敵なサウンドと革新的なスタイルで、80年代の音楽シーンに新風を巻き起こしたのが本作です。
ニューウェーブとヒップホップを融合させた斬新な試みは、当時の音楽ファンを驚かせました。
1981年1月にリリースされたこの曲は、アルバム『Autoamerican』に収録され、瞬く間に世界中で大ヒットを記録。
クラブでの熱狂的なダンスシーンから、異星人の物語まで、型破りな歌詞の世界観が魅力的です。
Blondieの音楽的な冒険心と創造性が詰まった一曲で、ジャンルの垣根を超えた音楽の可能性を示しています。
夜のドライブや、友人とのパーティーなど、エネルギッシュな雰囲気を楽しみたい時にぴったりの一曲ですよ。
Sunday GirlBlondie5位

夏のある日、大切な存在が姿を消してしまった。
そんな切ないシチュエーションを歌っているのが『Sunday Girl』です。
こちらはブロンディがリリースしたアルバム『Parallel Lines』に収録されている1曲。
失恋ソングにも聴こえるのですが、もともとは逃げてしまった飼い猫をおもって書き下ろした曲なんだそうですよ。
それはそれで切ないですね。
ちなみに、多くのアーティストにカバーされているので、聴き比べても楽しめますよ。
One Way Or AnotherBlondie6位

アメリカのニューウェーブバンドのBlondieによって、1979年にリリースされたパンクロックトラック。
リードボーカルのDebbie Harryさんをストーキングしていた男性からインスパイアされています。
KFCの2016年のコマーシャル、「Finger Licking Good」で使用されました。
コール・ミー(Call Me)Blondie7位

アメリカのニューウェイブバンド、ブロンディ。
紅一点のデボラ・ハリーをボーカルに据え、パンキッシュなヒット曲を数多く送り出しました。
「コール・ミー」は、1980年公開の映画「アメリカン・ジゴロ」の中で使われています。