アイドル歌手から、ミュージカルのキム役で世界を魅了した本田美奈子さん。
デビュー曲「殺意のバカンス」から「1986年のマリリン」まで、その圧倒的な歌唱力は多くの人々の心を揺さぶり続けました。
J-POPからクラシックまで、ジャンルの壁を軽やかに超えて輝き続けた珠玉の楽曲の数々を、皆様からの思い出とともにお届けします。
懐かしさと感動が織りなす、本田美奈子さんの音楽世界をご堪能ください。
本田美奈子の人気曲ランキング【2025】
1986年のマリリン本田美奈子1位

アイドルとは思えないほどの本格的な歌唱力で人気を集めた本田美奈子さん。
アイドルが嫌いという60代女性のなかには、彼女だけは認めているという方も多いですよね?
そんな本田美奈子さんの名曲といえば、やはりこちらの『1986年のマリリン』。
当時のアイドルとしては、かなり大人向けな曲調で、その色気はムード歌謡に通ずるところもあります。
やや音程の上下が激しいパートがありますが、全体の音域は狭い部類に入るので、女性なら問題なく発声出来るでしょう。
ナージャ!!本田美奈子2位

2000年代のアニメファンに懐かしさを感じさせる、このナンバー。
本田美奈子さんが歌っており、2003年に25枚目のシングルとしてリリースされました。
アニメ『明日のナージャ』のオープニングテーマです。
明るく力強い曲調で、夢と希望、そして前向きなメッセージが歌詞につづられています。
聴いていると、主人公ナージャの冒険心や明るい性格が伝わってくるよう。
発表から時間は立っていますが、今でも色あせない魅力を持つ、アニソンの名曲の一つです。
Oneway Generation本田美奈子3位

アイドル歌手からミュージカル界のスターへと華麗な変身を遂げた本田美奈子.さん。
1985年のデビュー以来、アイドルシーンで輝きながら、クラシックやミュージカルにも挑戦し、ジャンルを超えた活躍を見せました。
日本武道館でのファーストコンサートを成功させ、1988年には女性ロックバンドMINAKO with WILD CATSを結成。
デビュー年には日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得し、その実力は高く評価されました。
12,000人の中から選ばれたミュージカル『ミス・サイゴン』のキム役では、卓越した歌唱力と表現力で観客を魅了。
パワフルな歌声と優美な立ち振る舞いを併せ持つ歌姫として、クオリティの高い音楽を求める方にオススメの存在です。
殺意のバカンス本田美奈子4位

夏のきらめきとスリリングな恋の予感をまとったサウンドが印象的な本作は、当時のアイドルらしからぬ大人びた歌詞で、夏の情景に揺れる情熱的な恋心を歌い上げています。
筒美京平さん作曲のメロディも、キャッチーさの中に切なさが光ります。
1985年4月に発売された本田美奈子さんのデビュー作で、オリコン最高21位を記録。
東芝ジューサーミキサーのラジオCMソングとしても流れました。
ライブ盤『ザ・ヴァージン・コンサート』などでも聴くことができます。
80年代の夏を懐かしむ方はもちろん、本田美奈子さんの原点に触れたい若い世代にもぜひ。
少し背伸びした夏のBGMにぴったりですよ。
アメージング・グレイス本田美奈子5位

80年代にトップアイドルとなり、ミュージカル女優で大活躍している最中、白血病となり、2005年に惜しくも他界されてしまった本田美奈子の、最後の名曲となった『アメージング・グレイス』です。
彼女の歌声は今でも私たちの心の中で美しく花開いていることでしょう。