奄美大島の豊かな自然と伝統が育んだ歌声で、音楽シーンに新風を吹き込む城南海さん。
3歳からクラシックピアノを学び、15歳で出会った「島唄」は、彼女の音楽の原点となりました。
クリアで甘い歌声と、大地から湧き上がるような力強いボーカリズムが織りなす独特の世界観は、多くのリスナーの心を魅了し続けています。
デビュー曲「アイツムギ」から、伝統と革新が見事に調和した珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
城南海の人気曲ランキング【2025】
朝花節城南海1位

奄美諸島の島唄として代表的な島唄民謡です。
歌詞は方言で書かれており、1番では「久しぶりにお会いしました、神様野引き合わせでお会いできましたが、次はいつ会えるのでしょう」と歌われています。
奄美地方では、声慣らしや場のあいさつの意味も兼ねて最初に歌われるそうです。
祈りうた ~トウトガナシ~城南海2位

1989年生まれ、鹿児島県奄美大島出身の歌手、城南海(きずきみなみ)さんの「祈り歌~とうとがなし~」です。
とうとがなしは漢字で「尊々加那志」と書き、ご先祖様や神様、自然や人々への最大限の感謝を意味する奄美大島の方言です。
アマミデンダ城南海3位

2009年にデビューした、奄美大島出身の女性歌手です。
力強い歌声が魅力的な歌手で、オリジナル曲だけでなく、カバー曲でも有名なんです。
大切な人への想いを切なく歌ったこの曲のタイトルは、奄美大島固有のシダの名前が由来なんだとか。
夢ひとひら城南海4位

鹿児島福祉テーマソングです。
鹿児島の人達から寄せられた「大切な人へ贈る言葉」を構成して作られました。
鹿児島の人達がたくさん登場します。
思いやりが日々のみんなの小さな幸せへにつながる、心温まる曲です。
城南海さんの優しい歌声もいいですね。
アイツムギ城南海5位

奄美民謡の島唄をルーツにもつ、きずきみなみのデビュー曲です。
作詞は川村結花でさすがだと思います。
歌唱力に裏打ちされた無理のない発声は癒やし系の女声ボーカリストとして一押しです。
NHKや映画に多く出演していて、都会的でないところが強みではないでしょうか。
カラオケソングとしてもとても歌いやすいです。
高音で勝負できる人にはうってつけです。