Nine Inch Nailsの人気曲ランキング【2025】
鬼才トレント・レズナーが率いるバンド、ナイン・インチ・ネイルズ。
「インダストリアル・ロック」というジャンルをメジャーフィールドに押し上げた立役者です。
多くのミュージシャンに影響を与える彼らの人気曲をまとめました。
Nine Inch Nailsの人気曲ランキング【2025】
CloserNine Inch Nails1位

サマーソニックにも出演したことのあるナイン・インチ・ネールズの代表曲で、ダークさが際立つカッコいい一曲です。
好き嫌いがハッキリとわかれそうな曲ですが、聴いていると病みつきになってしまい、何度でも聴きたくなってしまいます。
まだ聴いたことのない方はぜひ。
HurtNine Inch Nails2位

オルタナティブロックというジャンルの中で、最も重要な存在の1人と言われているのがトレント・レズナーさんです。
近年は優れた映画音楽の作曲家としても有名となったトレントさん率いるナイン・インチ・ネイルズは、いわゆるインダストリアル・ロックを主体としたサウンドと激しいステージ・パフォーマンス、知的かつ内省的な世界観で、後続のアーティストたちに多大なる影響を及ぼし続けています。
そんなナイン・インチ・ネイルズが1994年に発表した大傑作『The Downward Spiral』のラストに収録されている『Hurt』は、ハードなイメージの強いバンドのサウンドとはまるで違う静謐なサウンドで展開する珠玉の名曲。
とはいえ、美しいメロディで歌われているのは痛々しいまでのトレントさんの心象風景です。
ぜひ、腰を据えて歌詞と向き合いながら聴いてみてください。
March of the PigsNine Inch Nails3位

破壊と静寂が織りなす変拍子の傑作は、ナイン・インチ・ネイルズの革新性を象徴する楽曲として広く知られています。
7/8拍子を3回繰り返してから4/4拍子へと移行する29/8拍という複雑な構成と、269BPMという超高速テンポが生み出す圧倒的な緊張感は、聴く者の感覚を根底から揺さぶります。
激烈なノイズから一転して現れるピアノの静謐な美しさとのコントラストは、社会への憤りと諦観を巧妙に表現した歌詞と絶妙にリンクしています。
1994年2月にシングルとしてリリースされ、セカンドアルバム『The Downward Spiral』の先行カットとなった本作は、全米チャート59位を記録する商業的成功も収めました。
ロックバンド『Rock Band』やゲーム『Fortnite』にも楽曲提供されており、幅広いメディアで愛され続けています。
強烈なカタルシスを求める方や、従来のロックの枠を超えた音楽体験を望む方には絶対的におすすめできる名曲です。
OnlyNine Inch Nails4位

アメリカのアーティストであるNine Inch Nailsによって、2005年にシングル・リリースされた曲。
アメリカのチャートでNo.1を獲得しています。
ミュージック・ビデオは映画「Fight Club」などの監督でも知られている、David Fincherによって制作されました。
The Perfect DrugNine Inch Nails5位

音楽史にその名を刻む天才、トレント・レズナーさん率いるナイン・インチ・ネイルズは、インダストリアル・ロックという当時はマイナーだったジャンルを基調とした独創的なサウンドと、トレントさんの徹底した美学に基づいたコンセプトやアートワーク、圧巻のライブ・パフォーマンスも含めた総合芸術でもって、商業的にも大成功を収めた稀有なバンドです。
2020年代の今となっては、映画音楽家としても成功したトレントさん自身の名前の方が知られているかもしれませんね。
そんなナイン・インチ・ネイルズが90年代に生み出した作品群はアルバムもEPも傑作であり、革新的なロックを聴きたいという方にはぜひ一度は触れてほしいものばかりですが、決して誰もが聴きやすい音を鳴らしているわけではありません。
本稿で紹介している『The Perfect Drug』は、彼らの楽曲の中では飛び抜けてキャッチーな名曲ですから、まずはこの曲からナイン・インチ・ネイルズの深い深い音世界へ没入していただくのもよいかもしれません。
巨匠デヴィッド・リンチさんの映画『ロスト・ハイウェイ』のために書き下ろされた楽曲で、オリジナル・アルバムには未収録となっておりますから注意が必要です。
ドラムンベースをベースとしたサウンドは抜群にカッコ良く、ポップとさえ言えるメロディ・ラインも最高なのですが……残念ながらトレントさん本人はこの曲をあまり気に入ってはいないようですね……。
As Alive As You Need Me To BeNine Inch Nails6位

インダストリアル・ロックの概念を塗り替えたアメリカの重鎮、ナイン・インチ・ネイルズが手掛けた壮大な一曲!
本作は2025年7月にリリースされ、映画『TRON: Ares』のサウンドトラックを飾るリードシングルです。
歪んだシンセベースと機械的なビートが織りなすインダストリアルな質感は、まさに彼らの真骨頂!
それでいて、ボコーダーを通したメロディアスな歌声がどこか切なく響き、過去シリーズの音楽を手がけたダフト・パンクへの敬意も感じさせるのがたまらないですよね。
信じるものを求めるフレーズは、まるでデジタル世界で自我に目覚めたプログラムの叫びそのもの!
サイバーパンクな世界観にどっぷり浸りたい夜に聴いてみてくださいね。
The Hand That FeedsNine Inch Nails7位

2000年代を代表する社会派ロックの名曲として知られているのが、ナイン・インチ・ネイルズの『The Hand That Feeds』。
政治や権力への批判的なメッセージが込められた歌詞と、力強くメロディアスなサウンドが印象的ですね。
2005年5月にリリースされ、アメリカのオルタナティブチャートで長期間首位を維持するなど大きな話題を呼びました。
アルバム『With Teeth』に収録されており、2005年の映画「ミステリー・マン」の予告編でも使用されています。
社会への問題提起を感じたい方や、エネルギッシュな音楽が好きな方にオススメの1曲です。