Nine Inch Nailsの人気曲ランキング【2025】
鬼才トレント・レズナーが率いるバンド、ナイン・インチ・ネイルズ。
「インダストリアル・ロック」というジャンルをメジャーフィールドに押し上げた立役者です。
多くのミュージシャンに影響を与える彼らの人気曲をまとめました。
Nine Inch Nailsの人気曲ランキング【2025】
CloserNine Inch Nails1位

サマーソニックにも出演したことのあるナイン・インチ・ネールズの代表曲で、ダークさが際立つカッコいい一曲です。
好き嫌いがハッキリとわかれそうな曲ですが、聴いていると病みつきになってしまい、何度でも聴きたくなってしまいます。
まだ聴いたことのない方はぜひ。
OnlyNine Inch Nails2位

アメリカのアーティストであるNine Inch Nailsによって、2005年にシングル・リリースされた曲。
アメリカのチャートでNo.1を獲得しています。
ミュージック・ビデオは映画「Fight Club」などの監督でも知られている、David Fincherによって制作されました。
The Perfect DrugNine Inch Nails3位

音楽史にその名を刻む天才、トレント・レズナーさん率いるナイン・インチ・ネイルズは、インダストリアル・ロックという当時はマイナーだったジャンルを基調とした独創的なサウンドと、トレントさんの徹底した美学に基づいたコンセプトやアートワーク、圧巻のライブ・パフォーマンスも含めた総合芸術でもって、商業的にも大成功を収めた稀有なバンドです。
2020年代の今となっては、映画音楽家としても成功したトレントさん自身の名前の方が知られているかもしれませんね。
そんなナイン・インチ・ネイルズが90年代に生み出した作品群はアルバムもEPも傑作であり、革新的なロックを聴きたいという方にはぜひ一度は触れてほしいものばかりですが、決して誰もが聴きやすい音を鳴らしているわけではありません。
本稿で紹介している『The Perfect Drug』は、彼らの楽曲の中では飛び抜けてキャッチーな名曲ですから、まずはこの曲からナイン・インチ・ネイルズの深い深い音世界へ没入していただくのもよいかもしれません。
巨匠デヴィッド・リンチさんの映画『ロスト・ハイウェイ』のために書き下ろされた楽曲で、オリジナル・アルバムには未収録となっておりますから注意が必要です。
ドラムンベースをベースとしたサウンドは抜群にカッコ良く、ポップとさえ言えるメロディ・ラインも最高なのですが……残念ながらトレントさん本人はこの曲をあまり気に入ってはいないようですね……。
HurtNine Inch Nails4位

オルタナティブロックというジャンルの中で、最も重要な存在の1人と言われているのがトレント・レズナーさんです。
近年は優れた映画音楽の作曲家としても有名となったトレントさん率いるナイン・インチ・ネイルズは、いわゆるインダストリアル・ロックを主体としたサウンドと激しいステージ・パフォーマンス、知的かつ内省的な世界観で、後続のアーティストたちに多大なる影響を及ぼし続けています。
そんなナイン・インチ・ネイルズが1994年に発表した大傑作『The Downward Spiral』のラストに収録されている『Hurt』は、ハードなイメージの強いバンドのサウンドとはまるで違う静謐なサウンドで展開する珠玉の名曲。
とはいえ、美しいメロディで歌われているのは痛々しいまでのトレントさんの心象風景です。
ぜひ、腰を据えて歌詞と向き合いながら聴いてみてください。
The Hand That FeedsNine Inch Nails5位

2000年代を代表する社会派ロックの名曲として知られているのが、ナイン・インチ・ネイルズの『The Hand That Feeds』。
政治や権力への批判的なメッセージが込められた歌詞と、力強くメロディアスなサウンドが印象的ですね。
2005年5月にリリースされ、アメリカのオルタナティブチャートで長期間首位を維持するなど大きな話題を呼びました。
アルバム『With Teeth』に収録されており、2005年の映画「ミステリー・マン」の予告編でも使用されています。
社会への問題提起を感じたい方や、エネルギッシュな音楽が好きな方にオススメの1曲です。
March Of The PigsNine Inch Nails6位

2020年にロックの殿堂入りを果たし、そのサウンドやステージングが数多くのアーティストに影響を与えたインダストリアルロックバンド、ナイン・インチ・ネイルズ。
2ndアルバム『The Downward Spiral』に収録されている楽曲『March Of The Pigs』は、アグレッシブなボーカルとノイジーなサウンドによるパワフルなアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。
大半を占める7拍子のリズムにスタンダードなビートを織りまぜたアレンジは、より聴き手に違和感を持たせるのではないでしょうか。
複雑な楽曲構成にも注目してほしい、パワフルなロックチューンです。
WishNine Inch Nails7位

音楽史にその名を刻むトレント・レズナーさん率いるナイン・インチ・ネイルズは、インダストリアルというジャンルを基盤に、独創的なサウンドと美学で商業的にも成功した稀有なバンドです。
本作は1992年に発表されたEP『Broken』に収録されており、彼らの音楽性がより攻撃的に進化したことを示した重要な一曲と言えるでしょう。
すべてを薙ぎ払うかのような獰猛なギターリフと強靭なビートが一体となったサウンドは、まさにインダストリアルメタルの真骨頂。
そこに乗る声は、どうにもならない現実への憤りと、無力な自身への呪詛、そして破壊衝動がないまぜになった魂の叫びそのものです。
このEPは全米チャートで7位を記録し、本作でグラミー賞も獲得しました。
どうしようもない怒りを抱えた夜に聴けば、そのあまりの破壊力に不思議と心が救われるかもしれません。
この激烈な音像を気に入った方は、ぜひ傑作アルバム『The Downward Spiral』の深い世界も体験してみてくださいね。