Toolの人気曲ランキング【2025】
ヘヴィロック、ハードコア、そしてプログレッシブロックといった多様なジャンルを飲み込んだ独自の音楽を追求するアメリカのバンド、トゥール。
ひたすら内省的でありながら、ときに感情を爆発させるようなその楽曲は、他のミュージシャンには決して真似できない唯一無二のものです。
今回は、そんな彼らの人気曲をランキングにまとめました。
Toolの人気曲ランキング【2025】
The PotTool1位

アメリカの麻薬文化について歌われている曲。
警察や政府関係者による偽善への強いメッセージを持っています。
アメリカのロック・バンドであるトゥールによって、2006年にシングル・リリースされました。
2008年にグラミー賞にノミネートされた楽曲です。
AEnimaTool2位

トゥールの名曲『AEnima』。
複雑な迷宮の中に迷い込むように展開していく音像、最初こそ抑えがちながらも、徐々に高まっていく歌声、激しさと静けさを繰り返しながら、なお深い淵に沈み込んでいくように曲は続きます。
不気味に繰り返されるフレーズと、突如始まる美しいメロディー、催眠的リフレイン、呟きとシャウト、その世界はダークな芸術にして難解なパズル。
是非何度か聴いて、その深みにはまって帰れなくなって下さい。
SchismTool3位

オルタナティブ・ロック~グランジ全盛期の1990年代初頭において、どこにも属さない異形のヘビーロックを鳴らし、商業的にも大きな成功を収めた珍しいバンド、トゥール。
作品数が少ないことで知られており、2019年に13年ぶりとなるニュー・アルバム『Fear Inoculum』をリリースしたことも記憶に新しいですよね。
個性的かつ高度な音楽性を持つメンバーの中でも、1995年に2代目ベーシストとして加入したジャスティン・チャンセラーさんのベースは、リズム楽器としての役割から逸脱したような、エフェクターを多用してメロディアスなフレーズが特徴的です。
ジャスティンさんがもたらしたバンドへの貢献は非常に大きいと言われていますが、彼のプレイ・スタイルがどのようなものなのかがよく分かるのがこの『Schism』です。
イントロから曲をリードし続けるベース・ラインを聴けば、ベースという楽器に対する価値観すら変わるかも?
LateralusTool4位

2002年のグラミー賞「ベスト・メタル・パフォーマンス」を受賞したアメリカのバンド、トゥール。
彼らが放った『Lateralus』は、プログレッシブ・メタルの金字塔として今なお語り継がれる名盤です。
特に表題曲は、フィボナッチ数列をリズムや歌詞に応用した、まさに知性の塊!
複雑怪奇なリズムが螺旋を描くように展開していく様は、音楽というより壮大な数学パズルのよう。
難解でありながらも美しいその世界観に、心を鷲づかみされる方も多いのではないでしょうか?
日常を忘れて音の迷宮に没入する、そんな唯一無二の音楽体験がここにあります。
ヘッドホンでじっくりと、この緻密な音の設計図を味わってみてはいかがでしょうか?
SoberTool5位

TOOLの曲を初心者向け、と紹介するのはかなり勇気がいるかもしれませんが、このデビュー初期の名曲であれば何とか挑戦できる方も多いはず。
重くうねるようなギターリフが繰り返し登場するところが特徴で、このシンプルなフレーズを弾くだけでもメタルの醍醐味を味わえるんですよね。
依存からの脱却という苦悩に満ちたテーマを扱っており、静かなパートと激しいパートのダイナミクスを意識して弾くと、その切実な世界観がグッと増します。
この楽曲は1993年5月にアルバム『Undertow』からシングルカットされた作品で、印象的な映像はBillboard Music Video Awardsも受賞しました。
シンプルなリフでヘヴィなグルーヴを生み出す練習にピッタリな1曲だと思います!
The GrudgeTool6位

現代プログレッシブロックシーンを語るうえで絶対に外せないのがアメリカのプログレメタルバンド、トゥールです。
ザクザクとしたギターリフとパーカッションを思わせる特徴的なスタイルのドラム、浮遊感のあるベース、そしてカリスマボーカリストであるメイナード・ジェームス・キーナンの歌声という組み合わせで、あまりの特異性に変拍子を感じさせないその音楽性は他に類を見ません。
こちらは2001年のアルバム「ラタララス」のオープニングを飾る楽曲で、8分を超える長さを感じさせない1曲です。