流行りの洋楽【2025年5月】
世界中の音楽シーンに新たな風が吹き込んでいます。
カナダ出身のテイト・マクレーさんやニュージーランドのロードさんなど、注目のアーティストたちが魅力的な楽曲を披露。
さらに、バルバドス出身のリアーナさんが映画『スマーフ』のために書き下ろした楽曲など、流行りの洋楽2025年5月は、多彩なジャンルと個性豊かな作品で溢れています。
色とりどりの音楽との出会いが、あなたの毎日に新しい感動をもたらすことでしょう。
流行りの洋楽【2025年5月】(1〜20)
What Was ThatLorde

ニュージーランド出身のシンガーソングライター、ロードさんが約4年ぶりとなるオリジナル作品をリリース。
2021年のアルバム『Solar Power』以来の新たな一曲は、『Melodrama』期を思わせるシンセポップに回帰し、より洗練された感情表現が印象的です。
ニューヨークでの失恋体験から生まれた本作は、若さゆえの情熱とその喪失を描いた内省的な歌詞と、ミニマルなベースラインから徐々に高まるシンセサウンドが見事に調和しています。
2025年4月22日、ワシントン・スクエア・パークでのサプライズイベントは一時警察の介入で中止となりましたが、その後再開されファンと共に楽曲を共有。
このエピソードはミュージックビデオにも収められ、彼女とファンの深い絆を象徴する一幕となりました。
孤独や喪失感を感じているすべての人に寄り添う、心温まる一曲です。
OblivionLorna Shore

デスコア界で絶大な支持を集めるローナ・ショアが2025年9月に発売予定のアルバム『I Feel The Everblack Festering Within Me』のプレビュー楽曲を公開しました。
8分を超える壮大な本作は、従来の音楽性を継承しながらも新たな挑戦を感じさせる一曲です。
シンセサイザーによる静かな導入から一転、アグレッシブなブラストビートとグロウルが炸裂し、ツインギターによる緻密なリフが織りなす重厚なサウンドスケープを展開。
メロディアスかつ攻撃的な演奏と、多彩な表現力を持つウィル・ラモスさんのボーカルが見事に調和しています。
デスコアの本質を大切にしながら進化を遂げる本作は、過激な音楽を好む方から壮大な音楽性を求める方まで、幅広い音楽ファンにお薦めできる一曲となっています。
UptownLoski & Chy Cartier

イギリスを代表するUKドリルのパイオニア、ロスキーさんと新進気鋭の女性ラッパー、Chy Cartierさんによるコラボレーション作品が2025年5月に話題となっています。
重厚なビートと二人の個性的なフロウが絡み合い、従来のドリルとは一線を画す斬新なスタイルを聴かせてくれます。
ロスキーさんの鋭いリリックとChyさんのメロディアスなフロウの融合は、ドリルシーンに新たな可能性を見せています。
本作は、法的問題から7年の懲役刑を受け2024年9月に仮釈放されたロスキーさんの復帰作としても注目を集め、BBC 1Xtraでのライブパフォーマンスを通じてファンの心を掴んでいます。
男性中心のUKドリルシーンに新しい風を吹き込む意欲作を、ぜひ聴いてみてください。
In the Name of the FatherPRESIDENT

謎に包まれたメタルコアバンドPRESIDENTが、イギリスの音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。
メンバー全員が仮面を着用し、素性を明かさないミステリアスな存在感で注目を集めているこのバンドは、2025年5月にデビュー作をリリースし、音楽シーンに衝撃を与えました。
重厚なギターリフと力強いボーカルが特徴的な本作は、存在の不安や死の不可避性といった哲学的なテーマをメタルコアの枠にとらわれない鮮烈なサウンドで表現。
Sleep TokenやFightstarといったバンドからの影響も感じられる楽曲は、2025年6月に開催されるDownload Festivalの「The Dogtooth Stage」でも披露される予定とのこと。
エネルギッシュかつ洗練された音楽性に魅了されたい方は、ぜひ耳を傾けてみてください。
IllegalPinkPantheress

大学生という若さながら、英BBCの選ぶ「sound of 2022」で1位を獲得したイギリス出身のピンクパンサレスさん。
90年代のドラムンベースやUKガレージから影響を受けた彼女のサウンドは、柔らかくも芯のあるボーカルと相まって、独特の魅力を放っています。
活動休止を経て2025年5月に公開された本作は、ミックステープ『Fancy That』のオープニングを飾る作品です。
アンダーワールドのサンプリングを巧みに操り、禁断の恋をテーマにした歌詞は若者の心情を鮮やかに描き出します。
Ethan & Tom監督が手掛けたMVでは、実写とアニメーションを融合させた幻想的な映像世界が広がり、楽曲の雰囲気をさらに引き立てています。
ノスタルジックでありながら新鮮な感覚を与えてくれる本作は、深夜のドライブや静かな部屋でゆっくり味わいたい一曲です。