シンガーソングライターの岬たんです。
今回は、「アイドル」というものについて、私が普段から感じていることを、自己中に話していきます。
「アイドル」というより「地下アイドル」かな。
「地下と地上は繋がっていない」とはよく言ったものだけど、個人的に「アイドル」と「地下アイドル」とではまったく別の職業だと思っています。
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インディーズバンド大好きサブカル女、突然アイドルに

https://twitter.com/misakitan22/status/848486332271706112/photo/1
私はインディーズバンド大好きサブカル女として、厨二病にも近い症状を患いながら青春時代を過ごしてきたので、アイドルなんてキラキラしてそうな世界には更々興味がありませんでした。
しかし、もともとファンだったシンガーソングライター/バンドマンの「大石理乃」に誘われた、という何とも安易でミーハーな理由から、地下アイドルの世界に片足を突っ込むことになります。
アイドル界隈にカルチャーショック
私は、産まれたときから子守歌はブルーハーツ、押し入れを漁ればセックスピストルズのポスターが出てくるような暖かい家庭で、バンドサウンドに囲まれて育ってきました。
アイドルには疎い環境にしかいなかったので、本当に何も知識がありません。
アイドル界隈に関わってみると、とにかくカルチャーショックがすごかったです。
バンドのライブにしか行ったことがない私にとっては、みんなからしたら当たり前かもしれない一個一個が大きな衝撃です。
まず、タイムテーブルからして意味が分かんなかった。
持ち時間15分の転換時間0分?
?
?
0分でどうやって転換するの?
15分って何?
それで何曲やれるの?
?
?
?
「物販時間(?
)」とか言う謎の時間が60分もあるけど、これはいったい何をする時間なの?
?
?
?
?
?
って感じ。
そもそも、第三者が作った曲のカラオケを流して歌うだけなんてライブ形態、バンドライブに慣れた身としては意味不明でした。
他人の曲で大盛り上がりじゃん、っ思って、正直最初は見下してました。
バンドの方が絶対にかっこいいと思って。
インディーズバンドって、作詞・作曲は当然として、流通・販売まで全部自分たちでやっちゃうのも当たり前だし、そりゃあ何でも自分らでやってる方がかっこいいに決まってます。
バンド界隈よりアイドル界隈は経済的に盛り上がっている

https://twitter.com/misakitan22/status/853299341821231104
だけど、悔しいけど、確実にアイドル業界は盛り上がっていました。
それは経済的な意味でも。
一部の売れっ子地上アイドルに限った話ではありません。
客単価が全然違うんです。
アイドルのライブを見に行って、何も買わずに「あぁ楽しかった」と真っすぐ帰る人って少数派だと思います。
一方バンドのライブって、ライブだけ観て何も買わずに帰るのって、いたって普通じゃないですか?
買うとしても、CDぐらい。
熱心なファンならTシャツやステッカーなど買うのかもしれないけど、アイドルの物販と比べたらたかが知れてます。
じゃあ、なんでこんなにお客さんの消費に差があるのか。
それは後編に続きます!
ライタープロフィール
シンガーソングライター
岬たん
パンクロック生まれサブカル育ちのSSW、岬たん(みさきたん)。
わがまますぎてバンドが組めなかったが、アコギ1本でもパンクロックをするべく2015年12月より自作曲での弾き殴り活動を開始。
「ブスの自撮り、デブの生足」「クソババア クソジジイのテーマ」など、次々に生み出されるオリジナル曲はどれも独特で個性的。
客席を巻き込むプレイスタイルとストレートすぎるMCからなる自由奔放なライブで、弾き語りイベントだけでなくバンドイベント・アイドルイベントにも多数出演中。
(むしろ弾き語りイベントでは浮くことも…。
)
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