DJをやりたい!と思っても何から始めて良いのかわからない!
そんな方のためにDJを始めるのに必要な機材やを簡単に紹介します。
DJというとラジオなどでしゃべるDJとクラブなどで曲をプレイするDJが思い浮かびますが、ここでは曲をプレイするDJのお話です。
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DJとは!?
ディスクジョッキーの略。
レコードやCD、オーディオファイルなどの音源をプレイして、曲が止まらないように次から次へと曲をかけ続けるのがDJのお仕事です。
参考:これから始めるDJ入門。
DJ初心者がまず知っておきたいこと
特にダンスミュージックでは曲を途切れさせないまま曲を入れ替えることが重要です。
せっかく気持ちよく踊っていても曲が途切れて無音になったら、それまでの気分が台なしになっちゃいますからね。
曲を自然に入れ替えるために曲の一部をかぶせて同時に鳴らしながら、次の曲へと移行させていくことをミックスするといいます。
ダンスミュージックの多くは曲のテンポを合わせてナチュラルに曲を入れ替えていくミックスが行われます。
ミックスはDJの腕の見せどころの1つでもあります。
ミックスするためには専用のDJミキサーという機材を使用します。
DJ用のミキサーにはクロスフェーダーという曲をスムーズにミックスするためのツマミが付いていることが特徴です。
では、DJをするために必要なものは何でしょうか?
DJミキサー?パソコン?
何を使って音楽をプレイするかでそろえる機材も変わってきます。
ここでは5つのプレイ方式に分類してそれぞれの必要機材やメリット、デメリットについて紹介します。
アプリでDJ

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必要機材
- スマホやiPadなどのタブレット端末
一番お手軽なのはアプリでのDJです。
DJに興味がある!とか好きな曲を自分でプレイしたい!って方へのDJへの入り口としてオススメです。
「Traktor DJ」や「djay」などのアプリをインストールしてスマホに入ってる曲を使ってDJができます。
参考:DJに人気のおすすめ音楽アプリ/PCDJコントローラー
メリット
- お手軽。
高い機材がなくてもできる
- 電車の中でもどこでもDJを楽しめる
- 携帯性が高い(当たり前ですが)
デメリット
- 機能が限定的なのでPCDJと比較するとできることが少ない
- タッチパネルなのでツマミなどの操作と比べると直感的な操作が苦手
- ヘッドホン端子からの音の出力だとノイズが乗り易くクラブなどの大きな音でのプレイには力不足が否めない
PC(パソコン)でDJ

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必要機材
- PC(パソコン)
- DJソフト
- オーディオインターフェイス
- DJ用MIDIコントローラー
- 音を出すためのコンポやアンプ内蔵スピーカー
パソコンと専用のソフトを使ってDJをします。
テンポ合わせを自動で行えるためとても便利です。
最近のDJの多くがPCでプレイしています。
「Traktor」か「Serato」、「rekordbox DJ」というソフトを使っている方が多いです。
大量の楽曲を持ち運べることやEDMなど短くたくさんの曲をプレイするのには便利な点があります。
メリット
- レコードやCDに比べて膨大な量の曲を持ち込んでプレイできる
- 大きな画面で曲の波形を見ながらプレイできるのでやりやすい
- どんな現場でも自分のPCでプレイできるのでクラブやイベント会場の機材に依存せずに自分のスタイルでDJができる
デメリット
- PC(パソコン)のトラブルに見舞われるとプレイできなくなる
- 荷物が多い。
PCとオーディオインターフェースとMIDIコントローラーとケーブル各種と場合によってはPCスタンドがいる
CDでDJ

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必要機材
- CDJ2台
- DJミキサー
- 音を出すためのコンポやアンプ内蔵スピーカー
CDを使ってDJをします。
CDをアナログ盤感覚で操作できるCDJの本体2台とミキサーでプレイします。
ほとんどのクラブの現場にCDJがあるので、クラブでプレイする時はCDとヘッドホンさえ持っていけばプレイできます。
多くのDJがアナログからCDへと移行してきましたが、最近では曲のテンポ合わせを自動で行えるPCDJへと流れが向いています。
CDJの上位機種にはテンポを自動で合わせる機能が付いている物もあります。
PCの扱いが不慣れな方や、不安な方、曲を選ぶ時により直感的に実物を触って選びたい方にオススメです。
PioneerのCDJシリーズが現場でのスタンダードです。
メリット
- 多くのクラブでプレイできるスタイルなので安心
- PCDJやアナログDJに比べて荷物は少なく済む場合が多い
- 手持ちのCDが活かせる
- 実際に触って曲を選べる(意外に重要)
デメリット
- 現場でのプレイではクラブによってCDJの機材の機種が違うため、それぞれの操作性に慣れておく必要がある最近はCDを焼くドライブすら搭載されてないPCもありCDを準備するのが結構大変
USBでDJ

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USBメモリに音楽のデータを入れて、専用の機材にUSBメモリを刺してプレイします。
CDJ(一部未対応のもの有り)やCDJの機能からCDの部分を取り除いた専用の機材を使います。
現場に対応機種さえあれば、DJするのにUSBとヘッドホンだけ持っていけば良いという荷物の少なさは魅力的です。
CD持ってない・使わない方やたくさんの機材を持ち運びたくない方にオススメ!
必要機材
- USB対応DJプレイヤー2台
- DJミキサー
- 音を出すためのコンポやアンプ内蔵スピーカー
メリット
- USBさえあればDJできるお手軽さ
- いちいちCDに焼かなくても良い
- 荷物にならないので移動が楽チン!
- 現場に持ち込んだ自分のPCや機材にドリンクをこぼされたりする余計な心配がいらない
- ミキサーと一体型の機材もアリ。
それさえあればすぐにプレイできる。
重いけど持っていけば現場で自宅と同じ環境でプレイできる
デメリット
- USBに取り込む曲を仕込むのにはパソコンを使ってそれなりの前準備が必要となる
- 古い機種や下位機種のCDJではUSBが使えない物や、USBから曲を選びにくいためプレイしにくい機種がある
アナログでDJ

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アナログ盤、つまりレコードを使ってプレイします。
世の中のDJのイメージに近く最もDJらしく見えるDJではないでしょうか。
アナログ盤は音の情報量が最も多く音質の面でデジタルよりも優位と言われています。
何よりも直接レコードに触れてプレイできるので最も感覚を大切にプレイできます。
大きなレコードのジャケットは視覚で曲を認識できて、レコードの質感や音を愛するこだわりのあるプレイスタイルを実現したい方にオススメです。
デジタルDJが多い中ジワジワとアナログ盤の生産も回復しており再び注目されています。
必要機材
- ターンテーブル(DJ向けレコードプレイヤー)2台
- レコード針2台分
- レコード用の入力端子の付いたミキサー
- 音を出すためのコンポやアンプ内蔵スピーカー
メリット
- アナログ盤の最大のメリットは選曲がしやすいこと:ジャケットを見るだけで曲を思い出せ、並べ替えたり、斜めにズラして選曲候補を選んだりと、手で直接触れて選曲ができるのはインスピレーションの源にもなります
- 曲への愛着がものすごく大きくなる:決してデジタルの曲を軽く扱う訳ではありませんが、ズッシリとした質感や大きなジャケットは曲への愛着を深めるには十分すぎます。
シビアなピッチ合わせや、つなぐ曲の音量のバランス調整など求められるスキルが高い分、マスターすればどのようなスタイルのDJプレイにおいても手動でのテンポ合わせや微調整ができるようになりDJとしての適応力が上がります。
- 差別化ができる:デジタル一色のDJの中であえてアナログDJの道を選べば自ずと目立っていくでしょう。
デメリット
- 重い:レコードは塩化ビニール製なので100枚のレコードを持ち運ぼうと思うとそれはとてもとても重たい!
専用のケースに入れてキャリーがないと移動するのも一苦労!レコードを持って階段の上り下りを繰り返せば腕が太くなること間違いありません。
- デジタルに比べてコストがかかる:レコード一枚1500円前後で多くても4曲入り。
しかし曲の実物がレコードとして手元にある喜びは価格以上のものがあります。
- 練習が最も必要:曲のテンポを合わせるためにターンテーブルのピッチコントローラーで耳を頼りにピッチをコントロールできるようになるためには練習が必要です。
ココでつまずくと先へ進めません。
しかし身につくとDJ交代の際にスムーズにつないで交代できて良いこともたくさんあります。
最後に
まずはDJに興味が沸いたらまずアプリで試してみて、曲をプレイする楽しさやミックスの難しさを体験してみることをオススメします。
もっと本格的にやりたい!クラブでDJしたい!という方は、この中から自分にあった方法を探してみましょう。