RAG MusicDTM
DTMをもっと楽しむWebマガジン
search

初心者DTMerからお金の無駄なく最速で最高装備クリエイターになるためのお買い物ガイド【オススメ機材】

初心者DTMerからお金の無駄なく最速で最高装備クリエイターになるためのお買い物ガイド【オススメ機材】
最終更新:

初心者DTMerからお金の無駄なく最速で最高装備クリエイターになるためのお買い物ガイド【オススメ機材】

DTMを始めたての方におすすめの機材をご紹介します!

しかし、今回は初心者向けの安い機材ではなく、今後も長く使える使える本格派の機材をご紹介します。

はじめに

DTMおすすめ機材

よく初心者が3万以内でそろえるなら……といった企画はよく目にします。

当ブログでも最初辺りからそういった記事をいくつか書いてきました。

エレキギター&ベース初心者がまず手に入れるべきオススメ周辺アイテムはこれ!!

DTM/宅録初心者がまず手に入れるべきオススメ機材・ソフト【歌ってみた/演奏してみた】

ただ、それらの機材って長く使えるものも多数あれば、やっていくうちに買い換えるような機材も多いんですよね。

じゃあ逆にもっと予算出すから、散財の寄り道なく真っすぐ装備を固めたい……となった場合何を買っていけばいいのか。

今回そんな疑問に応えるべく記事にしてみました。

ご意見や情報等あればこちらのアドレスまでどうぞ。

med@yuk717.com

その1.Mac

Mac

まずMac。

なぜなのか。

フリーソフトなんかはWinの方が多いって聞きますよね。

その理由は「フリーソフトを使ったり作ってる人がWinユーザーが多いから」。

じゃあ逆にプロやクリエイターは何使ってるかというと、もちろんWinユーザーもたくさんいますが、Mac使用者が多い。

となるとプロ向けのちゃんとした機材だとMacなら対応してるといったことが結構多いんですよね。

後述のUniversal Audio製のオーディオインターフェイスやUAD-2等も、最近は少しWinも対応してきましたが、Macじゃないと使えませんでした。

後述のUAD関係の機材を使うという部分でも、DTMにおいてMacを使って困ることは特にありません。

ただ、国内の開発者なんかはWinユーザーが多いので、例えばVOCALOID音源は最初Macに対応してませんでしたし(現在は問題なく使える)、今でもぼかりすというソフトはMacに対応してません。

※2017年現在

問題として上げるとすればこの程度です。

安定性もかなり高いので、そういった理由でもライブ等でよくMacBook Proが使用されていますよね。

自分はメインの制作用にiMac 5K、外でのレコーディング用にMacBook Proを使用しています。

中田ヤスタカさん、banvoxさん始め、最近では特にクラブミュージックを制作している人たち等でiMac / Mac proのようなデスクトップタイプでなく、MacBookを制作のメインに置いているプロミュージシャンも多数見かけます。

Apple Mac 公式サイト

Amazon Apple Store

その2.Logic pro 音楽編集ソフトDAW

DAW

DAWは何を使えばいいのか……自身がクリエイターとしてどんどん作編曲などの制作していきたいならLogic proがオススメ。

Mac専用でApple製。

プロでも特に制作段階においてよく使用されています(一時期Studio one辺りと比べて音が劣るとの意見がありましたが、その原因となるものはアップデートで解消されました)。

とにかく直感的に使うことができ、内蔵音源やループ素材もかなり入っていますし、シンセ類も強力。

また、Logicには自動的に(細かく微調整可)ドラムフレーズを制作し付けてくれるDrummerという機能がありますので、コードとメロを用意して、ルートをベースにコピーし、Drummerでドラムフレーズをつければもうデモソングの完成です。

どんどん安くなって現在2万前後で購入できるのがさらに良いですね。

その他、レコーディング・エンジニア志向であればPro Tools

EDMなど、クラブミュージック志向であればAbleton Live

CDアルバム制作のためのマスタリング(DDP書き込み)をしたいのであれば、Studio oneがオススメ。

その3.Universal Audio Apollo 8 オーディオインターフェイス

オーディオインターフェイス

初心者向けなど安さが売りのモノを除けば(そもそもUniversal Audioにそのラインナップがない)、欧米含め、今一番勢いがあり売れているオーディオインターフェイス。

このオーディオインターフェイスを導入することにより、最強プラグインのUAD-2プラグインを使用することが可能。

詳しくは当サイト記事リンクにて ↓

【実機写真編】Apollo 8到着!

UAD-2プラグインの導入手順などレビュー【Universal Audio オーディオインターフェース】

何十万もする高級アナログ機材を限りなく本物に近い音で使うことができ、レコーディングの際もそれを使用した掛け録りをすることができるので、他の余計なアナログ機材を買う必要がなくなります。

1UラックタイプとTwin MK2は入出力数の違いだけなので、入出力がたくさん必要かどうかでどちらを購入するか決めれば大丈夫です。

Perfume等のプロデュースで有名な中田ヤスタカさんはボーカルを録るくらいだけだからか、最近小型タイプのApollo Twinを購入し制作のメインとして使用されています。

※新型のApollo Twin MkIIが発売されました。

こういったプロの現場でも頻繁に見かけることができます↓

https://twitter.com/INSPION_IZENE/status/849064044527067137?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fyuk717.com%2Farchives%2F2821

↑こういった映像を見ているとMac、Apollo 8、KEMPER、AXE、Moogなど、実際にプロの現場でどういった機材が使われて楽曲が制作され配信されていっているのかが分かる。

UAD-2プラグインを動かすために必要なDSPには限りがあるので、まずはDUOおよびQUAD辺りを購入し、足りない場合はUAD-2等を購入しDSPを足していけば大丈夫。

ラック型のApollo 8とApollo Twin MKⅡの違いは入出力数の違いのみ。

AXE FX2 VS KEMPER!!

どっちが良いのか、使用している凄腕ネットギタリストの音源をとにかく集めて比較してみた

その4.UAD-2プラグイン

上記のオーディオインターフェイスやUAD-2 Satellite等を導入することにより使用可能になる、UAD-2プラグイン(公式販売ページ)。

これだけ購入しておけばといったオススメは

Lexicon 224 リバーブ

1176 Classic Limiter コンプ

NEVE 1073 プリアンプ&EQ

Ampex® ATR-102 Mastering Tape Recorder テープシミュレーター

辺りは確定。

1176コンプは誰もが愛用してる大定番で、本当に使いやすい。

1073は使えば音楽的になるので、UAD製じゃなくても使いたい所。

テープシミュレーターは、デジタルだけで制作した場合、奇麗過ぎるだとか固すぎるだとか隙間が気になるだとかといった悩みを解消するためにDTMでは必須プラグインとして使いたい所。

UAD-2プラグインを使用すれば品質問題は一気に改善されます。

ただUAD-2プラグインはDSPにも限りがありますので、負荷回避として使えるプラグインも後述に書いていきます。

その5.マスタリング系 プラグイン

マキシマイザー / リミッター

音圧をどこまで上げるかに関しては音楽ジャンル別、そして人それぞれの考えがありますが、現代のポピュラー・ミュージックを制作するにあたって、マキシマイザー(リミッター)やマスタリング段階のエディットは非常に重要になりますので、下記リンク記事のInvisible Limiter G2 と iZotope Ozone は非常にオススメ。

おすすめマキシマイザー・リミッター特集!

他、音圧を上げる是非に関しての考察【Invisible Limiter G2 / Ozone 7等】

その6.AT4040 or U87Ai コンデンサーマイク

コンデンサーマイク

↑リンク先 声優小岩井ことりさん DTM環境。

この方もNEUMANN U87Ai + Apollo Twinという組み合わせ

ボーカルを録るためのコンデンサーマイク

コンデンサーマイクで録った際に「奇麗すぎる」だとかの気になる部分が出てくる時がありますが、それは同時使用するマイクプリ等に影響されますので、前述のUAD-2プラグインのNEVE 1073プリアンプやコンプを組み合わせて使用すればかなり不満のない録り音になってきます。

マイクとマイクプリはセットで考えた方がいいですね(実機のいいマイクプリは一つ一つかなり高価になってきます。

オーディオインターフェースのようにたくさんの入出力が付属しているような機器だと、一つ一つのマイクプリにお金を掛けることができないので、実は録り音には限界があります)。

そんなコンデンサーマイクですがオススメはAudio-technica AT4040かNEUMANN(ノイマン) U87Ai。

AT4040はかなりのコストパフォーマンスで、有名アーティストたちも1stアルバムまではこのマイク使っていた……ということがかなり多い。

その人たちが儲けてお金に余裕ができて購入したり、プロのスタジオで何のマイクが使われているかというと、Neumann U87です(現在生産品はU87Ai)。

30万近くしますが、CD等で聴くことができる「これこれ」といった質感が得られますので、マイクの優先度が高い場合こちらの方がいいかもしれません。

声優でDTMerな小岩井ことりさんは最初のマイクにいきなりNEUMANN U87Aiを選んでいます。

↑実際の声優のREC現場ではNEUMANNが使われ、いつも見てきたものなので最初からこれを選ぶのもある意味当然かもしれませんね。

最近筆者が、Apollo 8 + AT4040でボーカルレコーディングした音源↓

DTM/宅録初心者がまず手に入れるべきオススメ機材・ソフト【歌ってみた/演奏してみた】

一番メジャーとも言えるWAVESプラグイン。

公式販売ページ

さまざまなタイプのプラグインが網羅されている上に、軽いので気軽にどんどん挿していくことができます。

UADのサブプラグインとしても使えますね。

オススメプラグインは

など 公式販売ページから購入可

【完全保存版】DTMでボーカルのMIXに最適なWAVESプラグインをまとめてみた【リバーブ×コンプ×EQ etc】

バンドルで購入すれば一気にさまざまなプラグインが手に入ります↓

WAVESバンドルはGOLDかDIAMONDをオススメ!

とその理由

WUPの誤解について解説!

WAVESプラグインは単体で導入していっても大丈夫だぞー!

【DTM/MIX】

リバーブのオススメはこちら↓

オススメのリバーブプラグイン紹介【DTM】

その8.その他 機材等

その他制作において間違いない機材の紹介をしていきます。

MIDI キーボード

KEYSTATION シリーズ

とにかくコンパクトかつ、実際の鍵盤と同サイズで、MIDIキーボードの機能だけでいいといったシンプルなMIDIキーボードならこのシリーズがオススメ。

続きを読む
続きを読む