日常会話のふとした瞬間に使うことわざ。
真面目な教訓が多いイメージですが、実は思わず吹き出してしまうような面白いことわざも存在するのをご存じですか?
先人たちの鋭い観察眼とユーモアが詰まった言葉の数々は、聞いた瞬間に「なるほど!」と膝を打つものばかり。
この記事では、会話のネタになること間違いなしのクスッと笑える面白いことわざを紹介します。
誰かに話したくなる言葉との出会いを、ぜひ楽しんでみてくださいね!
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【面白いことわざ】思わず誰かに話したくなる。意味が気になる言葉たち(1〜10)
あんころ餅で尻をたたかれる
ことわざや故事成語って「何なの、それ?」という変なシチュエーションを想定したものが多いですよね。
このことわざもその1つ。
甘い和菓子でお尻?
?
もちろんそんなことは実際には起こりませんね。
これはあんころもちのようなみんなが好きな物でお尻をたたかれる、転じて「思いがけないラッキーが転がり込んでくる」という意味なのです。
「たなからぼたもち」もほぼ同じです。
使い方は「親戚のおじさんが突然やって来ておこづかいをくれたんだ。
あんころもちでお尻をたたかれた気分だよ」なんてどうでしょうか。
へそで茶を沸かす
どんな状況だよ!
と思わずツッコミを入れたくなることわざですね。
実際におへそでお茶を沸かすなんてことはできませんが、それぐらいバカバカしいことに対し、おもしろくて仕方ないという意味で使われています。
映像を想像するだけでも楽しく、まさにおもしろいことわざです。
このことわざがぴったり当てはまるようなおもしろいできごとに出会った際は、ぜひこのことわざを思い出してみてください。
きっとまたさらに笑いがこみ上げてきますよ!
商いは牛の涎
おいしいものを見たときに反射的によだれは出ますが、よだればまた体の中の雑菌や不要なものを外へ排出する役割もになっています。
でもあんまりきれいなものではありませんよね。
そんなよだれがことわざになるとは……。
このことわざは「牛のよだれが長く垂れるように商売は根気よく長く続けることが一番」と商売の基本をコミカルに諭してくれるもの。
ネット広告に流れてくるような「一かく千金」や「あなたも億万長者になれる」みたいな言葉にはくれぐれも惑わされないでくださいね。
山に蛤を求む
見当違いの場所で物事を探すこと、筋違いな努力をすることのたとえです。
蛤は海辺の生き物なのに、「山にいるかも」と必死に探しても見つかるはずがありませんよね。
方向が間違っていれば、どれだけ頑張っても成果は出ないというわけです。
わかりやすくいうと、テスト勉強をせずに机の並べ方ばかり気にしているようなもの。
努力そのものよりも、まず「探す場所」を見極めることが大切だと教えてくれる、ちょっと皮肉のきいたことわざです。
案じるより団子汁
本当にことわざなのかと疑ってしまうほど、ウィットに富んだこちら。
実は「案ずるより産むが易し」という別のことわざをもじって作られたそうです。
こちらは、いつまでも心配して過ごすよりも、団子汁でも食べて気楽に過ごしていようという意味。
ちなみに「案じる」はあんこの汁の「餡汁」との語呂合わせにもなっています。
心配に押しつぶされている誰かに対しては、難しい言葉で励ますより、こうしたユニークなことわざを活用して励ましてあげる方がいいかもしれませんね!
磯の鮑の片思い
一方だけが思いを寄せていて、相手にはまったく通じていない恋のたとえです。
鮑は貝殻が一枚だけで、ぴったり合う“もう片方”がありません。
そこから「こちらの思いに対になる相手がいない」片思い、という意味になりました。
たとえば、毎日メッセージを考えて送っているのに、返事はそっけないスタンプ一つだけ…そんな切ない状況です。
海辺の鮑に重ねて、報われない恋心をしみじみと、そして少しだけユーモラスに表したことわざです。
茶碗を投げば綿で抱えよ
茶わんを投げるってどんな状況なんでしょうか?
何かのケンカを思い浮かべた方もいるのではないでしょうか。
そうなんです、これは怒った相手がお茶わんを投げてきたら……ということなのです。
もちろんこちらもそれに応戦してお茶わんを投げ返したらケンカはますますエスカレートしてしまいます。
なのでそんな場合は綿でふんわりと受け止め相手の怒りを流した方がよいという教えなのです。
「目には目を」の反撃では何も解決しないですからね。
目くじらを立てて怒っている相手には「ふんわり」が基本ですよ。



