人を笑わせる言葉の魔法。心が軽くなる面白フレーズ集
「笑う門には福来る」ということわざがあるように、笑いには心を明るくする不思議な力があります。
特に誰かと一緒に笑い合えるひとときは、日々の疲れや悩みを吹き飛ばしてくれる特別な時間。
そこで今回は、思わず笑みがこぼれる言葉の魔法をご紹介します。
ユーモアたっぷりのフレーズから、クスッと笑えるシュールな一言まで、あなたの周りの人を笑顔にする言葉が見つかるはずです。
心が軽くなるような面白い言葉の数々を、ぜひ大切な人との会話に取り入れてみてください。
人を笑わせる言葉の魔法。心が軽くなる面白フレーズ集(1〜10)
友人たちが「若く見えるよ」と誉めだしたら、あなたが年をとったしるしだ。マーク・トウェイン

「いつまでも若くいたいから若作りする」そんな人もいますが、年相応派からすれば「いつまでも若作りしてみっともない」ともなりますよね。
まあ、人の気持ちの差ともなりましようが、それでも不細工に年は取りたくないものです。
『トム・ソーヤの冒険』シリーズの作者として有名なマーク・トウェインさんも「お若いですね」と声を掛けられたのでしょうか。
あれだけ冒険心をかきたてられる物語の作者なのですからきっと気持ちも若かったのでしょう。
いずれにしてもこれは褒め言葉ですので、変に逆切れしたりはしないでくださいね!
シンデレラは夜遊びをしたから幸せになれたんだよ東国原英夫

東国原英夫さんはすっかり政治家、もちろん前熊本県知事として有名で、彼のお笑いタレントとしての現役の姿を知っている方も減ってきているのかなと。
ビートたけしさん率いるたけし軍団内ではボケもツッコミもできる中心的な存在でした。
そんな東国原さんのこの言葉はだれもがクスリとしてしまうお笑い偏差値の高いもの。
舞踏会にどうしても出席したいと、その一念が奇跡を呼ぶ物語を「夜遊び」と言い換えた所はさすが。
ついついだれかに話したくなる愉快な小話です!
もし神様を笑わせたいのなら、君の将来の計画を神様に話してごらんなさい。ウディ・アレン

『アニー・ホール』『カイロの紫のバラ』など、どこまでもスタイリッシュな都会派映画を撮り続けたウディ・アレンさん。
彼の脚本には「これでもか!」と思うくらいのすてきなセリフがめじろ押しです。
この言葉もいかにもウディ・アレンさんが言いそうな回り回った言い方。
「神様は何でも知っているので人間の未来に対する希望や欲望を知ってシニカルにほほ笑むのだ」と。
また「人の人生なんてしょせんちっぽけなものだ」とも解釈できるどこかおしゃれな言葉です。
デートのときに使ってみてはどう?
恋。普通の娘を女神と間違うこと。ヘンリー・ルイス・メンケン

アメリカでジャーナリストとして活躍したヘンリー・ルイス・メンケンさんは、ユーモアを含んだ攻撃的な批評を繰り広げた人物として知られています。
そんな言論で戦い続けた人気の批評家による、恋とはどのようなものかという考え方を示した言葉です。
恋心を抱いているときには、相手を特別なものに感じますが、それは思い込みかもしれないのだということを伝えています。
恋が正確な視点を失わせているかもしれないということで、冷静になることを推奨しているようにも感じられる言葉ですね。
政治家は自分でも自分が言ってることを信じていないから、他人が信じてくれるとびっくりする。シャルル・ド・ゴール

パリのドゴール空港を知っていますか?
あれはフランスの大統領シャルル・ド・ゴールさんの名前に由来しているんですよ。
日本には人の名前の付いた空港はまだないですよね?
「国会に行く政治家も牢獄に行く政治家も大して差はない」「政治家は手当の増額に自ら投票する」など政治家に関する笑い話は昔からたくさんあります。
そしてこのドゴールさんの言葉も政治家を自虐的に揶揄した?
もの。
どうしたらいい政治家を育てられるか?
まずそこを話し合ってもらいたいですね!
友情とは、誰かに小さな親切をしてやり、お返しに大きな親切を期待する契約である。シャルル・ド・モンテスキュー

フランスの哲学者であったシャルル・ド・モンテスキューは、時代の変化の中で保守主義を貫いたことで知られています。
そんな社会学の父とも呼ばれる偉大な哲学者が残した、友情についての考え方を示した言葉です。
友情も美しいものだとは限らず、大きな親切が返ってくることを期待して、相手に親切を与えているかもしれないのだと語っています。
誰もが無意識に見返りを求めているのだという、人間のあり方についてを考えさせられるような言葉です。
どうせどの夫を選んだって大差ないんだから、最初のをつかんでおけばいいのよ。アデラ・ロジャーズ・セント・ジョンズ

史上まれに見るイケメン、世紀の大富豪、スーパーコンピューター並みの頭脳を持つ人、あなたなら誰をパートナーとして選びますか?
作家、映画製作者としても有名なセント・ジョンズさんは「結局だれを選んでも男なんてものは一緒よ」と一蹴しています。
酸いも甘いもかみ分けた人だけが使える最高にかっこいい言葉ですよね。
あなたはどう思いましたか?
買い物でも迷いに迷って最後は一番最初に手に取った品を選ぶことも少なくないです。
ウンチク深いこのお言葉、ぜひ恋愛の参考にしていただければ!
法律は蜘蛛の巣である。大きな虫は突き抜け、小さな虫だけが引っかかる。オノレ・ド・バルザック

フランスの作家オレノ・ド・バルザックさんの名前の真ん中にある「ド」。
貴族を気取りたいからといって本人が勝手に付けているだけなんだとか。
なんか面白い人ですよね。
もちろんバルザックさんは『ゴリオ爺さん』や『サキュパス』の作者として世界的に有名な作家なんです。
そんな彼のこの言葉、どこか物語めいた響きさえあります。
刑事ドラマでいうなら、悪党の末端の小物は逮捕されるのに肝心の親玉が逮捕されない、そんなもどかしさにも似た感覚。
面白いながらも、神妙にも捉えられる言葉です。
最初は君が酒を飲む。それから酒が酒を飲み、最後に酒が君を飲む。フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド

スマートドリンク、いわゆる「スマドリ」の言葉がだんだんと定着しつつある日本。
無理やりお酒につき合わせられるようなことも少なくなりました。
それでも楽しいお酒ならいいのですが、飲むと豹変する様な方も一部にはいて、万一絡まれでもしたら「なんだかなあ」とやるせない気持ちになります。
『華麗なるギャッツビー』の作者としても有名なフィッツジェラルドさんのこの言葉は、人がお酒に飲まれてゆくさまをコマ送りにして見せたかのよう。
どうせ飲むなら気分良く飲みたいですね。
人は間違った理由で結婚し、正しい理由で離婚する。宮本美智子

ノンフィクション作家の宮本美智子さんの著書には『女と男のニューヨーク』『男についての12章』など男女の仲についての作品も多いです。
そしてこの言葉も男女最大のイベント「結婚」についてのもの。
「あんなに愛し合って結婚したのになんでこんなにケンカばかりするのだろう……」は世の常なのかも。
マーク・トウェインさんも「3日楽しみたければ結婚しなさい、一生楽しみたければ釣りを覚えなさい」とやや皮肉とも思える結婚に関する言葉を残しています。
まだ結婚していない方はぜひ参考にしてくださいね!