疲れた心に効く処方箋!支えになってくれる安心する言葉とは
心が疲れてしまった時に、誰かのやさしい言葉が染み込むように響く瞬間はありませんか?
日々の生活で感じる不安や悩み、時には重たく圧し掛かってくる心の疲れ。
そんな時、ほんの些細な一言が、凍えた心を溶かしてくれることがありますよね。
この記事では、心が疲れているあなたの気持ちに寄り添い、そっと支えになってくれる言葉をご紹介します。
大切な人から贈られた時の温もりを思い出しながら、あなたの心が少しでも軽くなれば幸いです。
疲れた心に効く処方箋!支えになってくれる安心する言葉とは(1〜10)
ひとつのドアが閉まっている時、もっとたくさんのドアが開いているんだよ。ボブ・マーリー

ラスタファリの言葉を知っていますか?
ラスタファリとはジャマイカの労働者階級に広まった宗教的な思想運動のことです。
ボブ・マーリーさんはそのラスタファリの象徴ともいわれています。
ジャマイカという国をまたレゲエミュージックを世界に知らしめたうんぬん……は、彼に関してはもう追記の必要がないほど。
この言葉は「可能性は1つではない」と諭してくれているかのようです。
人はとかく目標としていたことが頓挫したときに「もうダメだ……」と大きく気を落しがち。
そんなときにぜひ思い出したい言葉です。
うしろをふり向く必要はない。あなたの前にはいくらでも道があるのだから。魯迅

寺山修二さんの詩の一節「ふりむくな、ふりむくな、うしろには夢がない」にも相通じる魯迅さんの言葉。
中学生のときに小説『故郷』でみんな一度は魯迅さんと出会っていますよね。
「移ろう人の心とその悲しみ」のようなものがテーマだった小説ですが、この名言にはそんなもの暗さは少しもありません。
この言葉は、嫌なことがあっても、失敗や挫折があっても、「次こそは!」と前を向くことだけ考えればいいのだ!
と私たちを奮わせてくれます。
どんな人にも「また次」がありますよね!
悩みはあって当たり前。それは生きている証であり、常に反省している証拠でもある。松下幸之助

あなたは気持ちの切り替えがすぐにできる方ですか?
それとも考えても仕方のないことをいつまでも思い悩み続けてしまう方ですか?
私は後者なのです。
「自分一人で抱え込まなくてもいいのに……」と分かってはいるものの、いつまでも深く考えてしまう「損な性格」なのです。
でも、松下幸之助さんのこの言葉を聞いてどこか心が晴れた感じになりました。
人間なんて悩みがあって当たり前なのだと、少しホッとした気持ちです。
パナソニックの創始者である松下さんもいろんな悩みを乗り越えた人生だったのでしょうね。
すべての不幸は未来への踏み台にすぎない。ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

『コンコード川とメリマックの一週間』という小説を知っていますか?
知っている方はかなりの読書通でしょう。
この作品は若くして亡くなった兄とのボート旅行を描いた名作で、発表当時は何の話題にもならなかったとの逸話も残っています。
そしてその作者ソローさんの名言がコチラ。
長い人生、何もかもうまく進まないときは誰にだってあると思います。
そんな困難も挫折も全ては「未来の糧」なのだと、気持ちを前向きにさせてくれる言葉です。
こんなすてきな言葉、プリントアウトして玄関にでも貼ってもいいですよね!
雲の向こうは、いつも青空。ルイーザ・メイ・オルコット

形を変え何度も映画化、ドラマ化されている『若草物語』の生みの親であるオルコットさん。
学生時代の図書館で、通勤途中の電車の中で楽しく読んだ方もいると思います。
そんな彼女のこの言葉は「明日は明日の風が吹く」と私たちを励ましてくれているかのよう。
雨が降っている飛行場から離陸して分厚い雲を抜けるとパッと青空が広がることがありますよね。
人の人生もそれに似たようなもので晴れない空はないと思うのです。
この名言のようにあなたの明日がどうか晴れでありますように。
苦しみは成長から生まれる副産物。それだけで終わってしまうことはありません。アイリス・マードック

リチャード・エアー監督の映画『アイリス』でアイリス・マードックさんのことを知った方も多いと思います。
「愛することを教えてくれたあなた、今度は忘れることを教えてください」の名言は特に有名です。
彼女はその他にも格言、名言、心にジーンとくる言葉をたくさん残してます。
例えば思春期を思い出してください。
あなたもたくさんのことについて悩んでいたことでしょう。
でも、今思えばそれは成長しているが故の心の傷みだったのです。
身の回りの若者にも教えたくなる名言ですね!
たったひとつの敗北を、決定的な敗北と勘違いしてはいけない。フランシス・スコット・キー・フィッツジェラルド

突然人々の前に現われた大富豪ギャッツビーといえば、そう『華麗なるギャッツビー』です。
何度も映画化、舞台化されていますが、最近ではレオナルド・ディカプリオさんの映画が有名ですよね。
そのギャッツビーの作者がこのフィツジェラルドさん。
大きなプロジェクトが失敗してしまうことなんて学生でも社会人でもありえること、でもそれを人生最大の失敗だなんて思わなくてもいいのです。
横綱も負けて相撲を覚えるとの言葉もある通り、人は失敗や敗北からたくさん学ぶことができます。
もちろん敗北を糧にできるかどうかはあなた次第ですよ!