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ヒット曲の法則

ヒット曲の法則
最終更新:

ヒット曲の誕生に法則性があるとしたら、作り手の皆さんはこぞってその法則を知ろうとするでしょう。

売れたいと思う方はもちろん、売れなくてもオリジナリティや芸術性の高い音楽を目指す方にとっても、知っておいて損はないはずです。

しかし、本当にそんな法則が存在し誰もが知ってしまったら、逆にヒット曲にはならないのでは?

とも思います。

あるのか?

ないのか?

今回はそんな「ヒット曲の法則」にまつわるサイトや書籍についてまとめてみました。

コード進行3選

ポップスに使われるコード進行には、定番のパターンがあります。

つまり、多くの場合がそれになぞって、アレンジされていきます。

では、どのようなパターンがあるのでしょうか?

ポップスに多用されるコード進行についてまとめた記事をピックアップしました。

ぜひ、ご覧ください。

日本人が好む、カノンコードを分析する

参考記事:日本人が大好きな【カノンコード】の秘密!

-ヒット曲の法則!?- #カノン進行

頻出コード進行「カノン進行」にまつわるリンク集。

本当に日本人というか、世界中で愛されている進行ですね。

これはもはや、カノン信仰と呼んでもいいのでは?

コード別、定番と応用を比較する

参考記事:カノン進行/王道進行/小室進行/レットイットビー進行

頻出コード進行4つや応用例についての紹介。

レットイットビー進行というのは初めて聞きましたが、確かによく出てくるパターンですね。

プロモーションを意識したコード進行について考える

参考記事:ヒット曲を生み出す魔法の法則&プロモーションにみる音楽業界の行方

こちらもカノン・王道・小室進行について、具体曲のyoutube動画多数。

後半はビジネス的なプロモーション戦略のお話しで参考になります。

独自視点4選

では次に、コード進行がパターン化していることがわかったところで、ヒットする曲の規則性について考察していきましょう。

なぜ、この曲は音楽的に多くの人に受け入れられたのか?

あくまで仮説ですが、独自の持論を提示し、さまざまな方がヒット曲について考えています。

その中でも特に興味深かったものをいくつかピックアップいたしました。

まずは分析方法を考え、法則性を探り出し、仮定する

参考記事:「ヒット曲の法則」に学ぶ、ビジネスプランニングの考え方

ヒットを導く法則として、

の3つを挙げられています。

挙げられている楽曲数の分母が大きい訳ではないので真偽は不明ですが、余談の「ヒット曲は、『どんぐりころころ』の歌詞に置き換えて歌うことができる」というのが面白いですね(笑)。

次に、仮説を否定できるのか考える

参考記事:ヒット法則を調べてみた

上記「あぁ」説と「3」説を反証するかのデータを提示しています。

カリスマプロデューサーを例にあげて分析する

参考記事:小室哲哉 ~ ヒットを作る7つの視点と思考

1990年代の日本音楽シーンを牛耳っていたといっても過言でない小室哲哉。

全盛期は秋には翌年のヒット曲が見えていたというのは、恐ろしいですね……。

最後にリスナーに求められる感覚を考える

参考記事:なぜ「ちょいダサい」ほうが売れるのか?

プロデューサーつんく♂の「プロのミュージシャンが嫌う歌が売れる」という法則の考察。

音楽のみならず、マーケティング論としても面白いです。

書籍3選

ヒットする曲についてガッツリと探りたい方にはこちら。

専門家がヒットについて考え論じています。

ヒットを生み出した人たちが言うのだからその考察は信ぴょう性が高いかもしれません。

すべてのJ-POPはパクリである(〜現代ポップス論考)|マキタスポーツ

ヒット曲の法則

ヒット曲の4法則や、「ビジュアル系とはビジネスだ」といった独自の語り口が興味深く、読んでみたい本です。

カメダ式J-POP評論 ヒットの理由|亀田誠治

ヒット曲の法則

プロデューサー兼、ベーシスト亀田誠治によるJ-POP論。

現代を代表する音楽プロデューサーはいかにJ-POPを捉えヒット曲を生み出し続けるのか。

こちらもとても気になる本です。

音楽の正体|渡辺健一

ヒット曲の法則

これは1998年に発行された音楽評論本で、私は大学生の時に買って実際に読みました。

内容はほとんど忘れてしまったのですが、「ほほぅ、そういうことなのか!」と感心した記憶があります。

音楽番組としても放送され、youtube動画もいくつかあるようですので、興味のある方は是非ご覧ください。

結局、「ヒット曲の法則」はあるのか?

「法則」が、1つの反例も許されない厳密なものとするなら、今のところ絶対的な「法則」は存在していないのではないかと思われます。

しかし、少なくとも「傾向」は認められると思います。

今後も数多くの楽曲が生み出され続けますので、より「法則」に近い「傾向」が抽出されるかも知れません。

あるのか、ないのか分かりませんが、開けてはいけないパンドラの箱のようなものかも知れませんね。

そんな秘密に迫るような感覚で、今後もドキドキする楽曲制作が出来ればいいなと思います。