【ピアノ楽譜】左手だけで弾けちゃう!初級向け~超上級まで厳選
ピアノを両手で演奏する際「左手がなかなか思うように動かない」「そもそもヘ音譜表の音符を読むのが苦手……」と悩む方は少なくないはず。
それならば、あえて左手のみを使う曲で特訓してみませんか?
本記事では、初級~超上級まで、さまざまな難易度の左手だけで演奏可能な楽曲ピックアップ!
ダウンロードやインターネットで購入可能な楽譜とともに紹介します。
「ヘ音譜表をすらすら読めるようになりたい」「左手をもっと自由に動かせるようになりたい」など、ご自身の目的に合った曲で、苦手な左手を克服してみませんか?
【ピアノ楽譜】左手だけで弾けちゃう!初級向け~超上級まで厳選(11〜20)
ショパンの練習曲による53の練習曲 Op.10-3「別れの曲」Leopold Godowsky

『ショパンのエチュードによる練習曲』はやや複雑な経緯のある作品集で、フレデリック・ショパンによるエチュード、つまり練習曲は全27曲しか存在しないのですが、こちらの作品集が全部で53曲もあるのはポーランドのピアニスト兼作曲家、レオポルド・ゴドフスキーによる編曲や改作などで曲を加えているからなのですね。
左手の技術鍛錬を主目的としていることもあって、本稿で紹介しているように日本では『別れの曲』として誰もが知っている『練習曲作品10-3』も左手だけで演奏する編曲で収録されています。
難易度は最上級クラスで常人が手を出せるものではないのですが、まずは動画などで左手だけで弾く『別れの曲』を体感してみてください!
左手のソナタ「高層湿原の旅」舘野泉のために近藤浩平

病で倒れ右半身に障がいが残るも「左手のピアニスト」として奇跡の復活を遂げ、日本が誇るクラシック音楽界のレジェンドとして尊敬を集める舘野泉さん。
本稿で紹介している『左手の為のソナタ「高層湿原の旅」』は「~舘野泉のために~」という副題が付けられていることからも分かるように、舘野さんの委嘱により近藤浩平が手掛けた左手のためのピアノソナタなのですね。
自身のことを「山の作曲家」と自ら名乗る近藤さんの作風は、大自然をバックグラウンドに持つ日本的な郷愁を感じさせる旋律が美しく、こちらの『高層湿原の旅』もさまざまな技法を駆使した物語性のある作風で感動を与えてくれます。
左手だけで最後まで弾きこなすにはそれなりの技術が必要ですが、まずは気に入ったフレーズだけ取り出して練習してみるのもいいでしょう。
季節の三部作 第2曲「濡れた紫陽花」樹原涼子

「左手のピアニスト」としても著名な舘野泉さんのために、さまざまな作曲家が左手だけで弾く作品を手がけています。
こちらの『季節の三部作 第2曲「濡れた紫陽花」』もその一つで、ピアノ演奏者や作曲者としてはもちろん、教育者として「ピアノランド」というメソッドを生み出して高い評価を受けている樹原涼子さんが手掛けた作品なのですね。
2020年に録音された館野さんによるアルバム『時のはざま 左手のためのピアノ珠玉集』にも樹原が献呈した『季節の三部作』が収録されており、館野さんによる『濡れた紫陽花』の演奏が楽しめますよ。
日本的な叙情性豊かな旋律は、演奏技術うんぬんよりも高度な表現力が求められる類のものです。
左手のさらなる技術力、ならびに表現力向上を目指す方にもおすすめですよ!
おわりに
今回は、今すぐ挑戦できそうなものから、相当左手を使いこなせるようにならないと難しそうなものまで、左手のみで弾けるさまざまな楽曲、楽譜をご紹介しました。
左手を自在にあやつるのは決して簡単ではありませんが、左手の苦手を克服して自由に両手で弾けるようになれば、ピアノを弾く楽しさも倍増すること間違いなし!
左手の練習を強化したい方はぜひ、紹介した曲をはじめとする「左手のための作品」にチャレンジしてみてくださいね!


