癒やしのピアノ音楽。心が落ち着く静かなピアノ曲
家に帰ってきて、ほっとおちついたとき。
誰にも邪魔されないゆったりとした休日に……。
そんな瞬間に聴きたくなる、心が落ち着くピアノ曲を集めてみました。
ピアノが奏でる感動的で心地良い、思わず目を閉じて聴き入ってしまいたくなる曲ばかりです。
クラシックの名曲はもちろん、日本人ピアニストのオリジナル楽曲ほか、癒しのBGMや睡眠音楽としても大活躍しそうなピアノ曲をセレクト。
「ピアノだけのシンプルな曲が聴きたい」「ピアノ音楽でリラックスしたい」という方はぜひ、聴いてみてくださいね。
癒やしのピアノ音楽。心が落ち着く静かなピアノ曲(41〜60)
SoirèeBill Evans

アメリカのジャスピアニストでクラシックやスタンダードな音楽要素を詰め込んだ演奏は多くの人に影響を与えました。
おしゃれなジャズの中にどこかメランコリックな印象も受けます。
夜部屋で一人でお酒など飲みながら聴くととてもリラックスできると思います。
River Flows in YouYIRUMA

心に染み入るメロディーで、まるで水が流れるような優しい音色が特徴的な1曲です。
ゆったりとしたテンポと繊細なピアノの響きが、心を落ち着かせてくれます。
2001年にリリースされたアルバム『First Love』に収録され、映画『トワイライト』のサウンドトラックにも採用されました。
YouTubeでの再生回数は1.8億回を突破するほどの人気を誇ります。
Yirumaさんの繊細な感性が光る本作は、静かな夜や休日のリラックスタイムにぴったり。
心地よい音色に包まれながら、ゆっくりと目を閉じて聴き入るのがおすすめです。
ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品の中で最も有名な曲とされ、たびたび演奏会で取り上げられたり、映像作品のBGMに使用されたりしている『ベルガマスク組曲』の第3曲『月の光』。
夜空に月のやわらかな光が浮かび上がる幻想的な風景を思い起こさせる、とても美しいピアノ曲です。
テンポや音数で考えれば、それほど難易度は高くありませんが、曲の持つ独特な世界観を表現するのは至難の業!
この曲の練習は、譜読みが終わってからスタートするといっても過言ではありません!
ぜひ、音の美しさや穏やかな流れにこだわって練習してみてくださいね。
無言歌集 第2巻 Op.30 第3曲 慰めFelix Mendelssohn

比較的難易度が低く、子どもの練習用の教材としても使われる『無言歌集』ですが、全48曲の中で多少難易度も変わってきます。
こちらの『第2巻 作品30 慰め』はおそらく最も難易度が低い部類の楽曲ですから、初めて『無言歌集』に取り組むにはもってこいの作品と言えそうですね。
複雑な構造の楽曲ではないですが、スラーや強弱記号はしっかり意識して弾いてみてください。
やや地味なタイプの作品ですし淡々と弾いてしまいがちなのですが、落ち着いてゆっくりとしたテンポながらあまり遅くなりすぎず、場面場面でしっかり表情をつけてあげることで楽曲の上品な美しさが表現できるようになりますよ。
子供の情景 作品15-13「詩人のお話」Robert Schumann

『子供の情景』の第13曲『詩人の話』は、終始穏やかで落ち着いた雰囲気の楽曲。
詩人が子供たちにやさしいく語りかけているかのような、温かみを感じられる作品です。
非常にゆったりとしたテンポで進行し、途中で小節線が拍子通りに書かれていない部分が出てきます。
ここは、即興的に自由に弾いていい部分!
ただ音を並べるだけでなく「こんな感じに弾くと詩人が悠々と語っている雰囲気を表せるかな?」と思考を巡らせながら弾いてみると、より曲への愛着が湧いてきますよ。