静かな洋楽のススメ。穏やかな時間に包まれる音楽
たくさんの数ある洋楽でどんなタイプの曲がお好きですか?
この記事では、リラックスできたり腰を落ち着けてゆっくりと聴きたくなるような静かな洋楽を紹介していきますね。
アコースティックな曲をベースに、抑揚が少ない印象を感じるものやウィスパー調のボーカルが心地よい楽曲などをピックアップしてみました。
ゆったりと穏やかな曲調が疲れた心をクールダウンさせてくれることでしょう。
癒やされたいときや、寝る前のBGMとしてもぜひ流してみてくださいね。
静かな洋楽のススメ。穏やかな時間に包まれる音楽(1〜10)
Just the Way You AreNEW!Billy Joel

ニューヨーク出身のシンガーソングライター、ビリー・ジョエルさん。
「気の利いた会話をしようとしなくても、流行の服を着ていなくてもいい。
ありのままの君が一番素敵なんだ」と語りかける、究極のラブソングではないでしょうか。
夢の中でメロディが浮かんだという逸話もロマンチックですよね。
この楽曲は1977年の名盤『The Stranger』からのシングルで、当初はアルバムに合わないと収録が見送られそうだったんです。
しかし、1979年のグラミー賞で二冠を達成するほどの評価を得ました。
フェンダー・ローズの温かい音色と甘いサックスが溶け合うサウンドは、大切な人と過ごす時間を優しく彩ってくれますね。
Leader of the BandNEW!Dan Fogelberg

叙情的な歌詞と美しい旋律で多くのファンを魅了したシンガーソングライター、ダン・フォーゲルバーグさん。
彼が自身の父に捧げた本作は、音楽という遺産への感謝と敬意を歌い上げた心温まるバラードです。
バンドリーダーであった父から受け継いだ魂への誇りと深い愛情が、穏やかながらも胸に迫るメロディを通して伝わってくるのではないでしょうか。
1981年10月公開の名盤『The Innocent Age』に収録されたこの楽曲は、翌年に全米ACチャートで見事1位を記録。
自分のルーツを静かに振り返りたい夜に、じっくりと耳を傾けてみてほしいナンバーです。
BlindsidedBon Iver

グラミー賞を2度も受賞しているボン・イヴェール。
彼らが「内側」をテーマに制作したのが『Blindsided』です。
曲の中では自分の内面や、雪が降る日に家に閉じこもっていて外を気にする心境について歌われています。
これらが何を意味しているのか、じっくり聴いて想像を巡らせてみてくださいね。
それから、序盤はドラムの音がメインのシンプルな内容で、後半に向けてどうどんサウンドと歌声が大きくなっていく構成にも注目です。
ここにもメッセージが隠されていそうですね。
The Other SideMOON CHILD

ネオソウルを手掛ける音楽ループ、MOONCHILD。
彼らの曲はどれも静かでリラックスできるものばかりなのですが、中でもオススメしたいのが『The Other Side』です。
こちらは2019年にリリースしたアルバム『Little Ghost』に収録された1曲。
全編を通してウィスパーボイスで歌われています。
サウンドの方は、前半はベースラインにR&Bを感じさせる曲調、後半はピアノがメインとなりジャズのような印象です。
こうした曲の雰囲気の変化も楽しんでみてくださいね。
Like A StarCorinne Bailey Rae

イギリスのシンガーソングライター、コリーヌ・ベイリー・レイさん。
彼女のデビューシングルが『Like A Star』です。
こちらはタイトルの通り「星」をテーマにしていて、美しいラブソングです。
前半はR&B調のリズミカルな内容、後半はウィスパーボイスをいかした静かな内容に仕上がっていきます。
じょじょにテンポがゆっくりになっていくので、自然と気持ちも落ち着けられそうですね。
それから幻想的なMVも要チェックです。
Take You DownSZA

ゆったりとしたビートとミステリアスな空気が漂う、夏の夜にぴったりな1曲です。
アメリカ出身のR&Bアーティスト、シザさんの名盤『SOS』のリイシュー版であるアルバム『Lana』に収録されています。
シザさんは感情豊かな歌詞で知られますが、本作では大切な人との親密で官能的な時間が描かれているかのよう。
抑制されたサウンドの上でささやくような歌声が、二人の秘密を共有している気分にさせてくれますよね。
もともとは収録が見送られていたそうですが、2025年2月のスーパーボウルでのパフォーマンス直前に公開され、ファンを驚かせました。
夏の夕暮れ、少し涼しくなった風を感じながら、リラックスしたい時間に聴いてみてはいかがでしょうか?
Moon RiverAudrey Hepburn

映画史に燦然と輝く名作『ティファニーで朝食を』。
普段映画を見ない方でも知っているのではないでしょうか。
その作中でオードリー・ヘップバーンさんが披露するのが『Moon River』です。
こちらはジャズ調のサウンドに乗せて愛を歌う内容で、彼女の透き通るような歌声もあり、見た人に大きなインパクトを与えました。
映画を見ていない方でも、聴けばそのすごさを実感できるはずです。
ちなみに、作曲したヘンリー・マンシーニさんが歌うバージョンもオススメですよ。