しっとりした洋楽|甘い名曲が多数登場…
洋楽を聴いていて「こういう曲調いいなぁ」と思っても、似たような楽曲を探すのに苦労することってありますよね?
日本語のメディアで調べても、定義がそれぞれ違っていて、なかなか自分好みの楽曲を探せないといったことも多いと思います。
そこで今回は……、洋楽のなかでもしっとりする楽曲をピックアップしてみました。
できるだけ曲調が近いものを中心にピックアップしたので、好きな方にはとことん好きなランキングになっていると思います。
楽曲の詳しい解説などもはさんでいるので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
しっとりした洋楽|甘い名曲が多数登場…(1〜10)
SnoozeNEW!SZA

R&Bを基盤とした多彩な表現で世界を魅了するアメリカのアーティスト、シザさんの楽曲です。
ゆったりとしたグルーヴとドリーミーなサウンドが心地よく、夏の少しけだるい午後にぴったりな1曲。
本作で歌われているのは、愛する人と共に過ごす時間がいかにかけがえのないもので、一瞬たりとも見逃したくないという深い愛情です。
その甘美な世界観に、思わずうっとりと聴き入ってしまうはず。
2022年リリースの名盤『SOS』に収録され、2024年のグラミー賞では最優秀R&Bソング賞を受賞しました。
大切な人と過ごす夕暮れ時や、一日の終わりのリラックスタイムに、ぜひこのメロディに身を委ねてみてくださいね。
To Summer, From ColeNEW!Summer Walker

アメリカ出身のR&Bシンガー、サマー・ウォーカーさんとJ. コールさんが織りなす、心温まる1曲です。
本作では、母として、そして一人の女性として歩む彼女の道のりを優しく肯定する、J. コールさんからの「音のハグ」のようなメッセージが描かれています。
彼の語りかけるラップはまるで親しい友人からの手紙のようで、サマー・ウォーカーさんの柔らかな歌声と溶け合い、聴く人の心をそっと包み込みます。
この曲は2023年5月リリースのEP『Clear 2: Soft Life』に収録。
実際に彼女がこれを聴いて涙したというエピソードを持つほど、深い愛情が込められています。
夏に聴きたくなる清涼感のあるサウンドと温かい歌詞は頑張った日の終わりに聴けば、優しく励まされているような気持ちになれるはずです。
TripElla Mai

『Trip』は、イギリスのロンドン出身のR&B系シンガーソングライター、エラ・メイさんの代表的なナンバーです。
この曲は、ピアノの伴奏をベースにしながらも、打ち込みのドラムやベースを多用したハイブリッドなサウンドが使われています。
最新のスロウジャムらしく、トラックのハイハットにトラップのエッセンスが加えられているのが特徴ですね。
しっとりとしながらもスタイリッシュな雰囲気にまとめられた1曲です。
ぜひチェックしてみてください。
Untitled (How Does It Feel)D’Angelo

アメリカ出身のシンガーソングライター、ディアンジェロさん。
彼の『Untitled (How Does It Feel)』は、ネオソウルというジャンルを代表する偉大な1曲です。
しっとりとした立ち上がりから徐々にボルテージを上げていく様は、プリンスさんの『Purple Rain』をイメージさせますね。
また、愛し合う2人を歌ったようなこの曲の歌詞ですが、解釈によってはさまざまなとらえ方ができそうなのもミソ。
考察してみるのも楽しみ方の1つとしてオススメです。
Leave the Door OpenBruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic

ブルーノ・マーズさん、アンダーソン・パークさんによるユニット、シルク・ソニック。
こちらの『Leave the Door Open』はしっとりとしたバラード調のサウンドに、2人のパワフルでエモーショナルなボーカルが心地よく響くR&Bナンバーです。
特に後半にかけての盛り上がりがすばらしく、ロングトーンを響かせるブルーノ・マーズさんの歌声には思わず心が震えちゃいます!
重厚なコーラスも聴きどころなのでぜひチェックしてみてくださいね。
We Don’t Talk Anymore (feat. Selena Gomez)Charlie Puth

繊細なギターのアルペジオが、まるで心の琴線に触れるように響き渡ります。
アメリカ出身のシンガーソングライター、チャーリー・プースさんとセレーナ・ゴメスさんが織りなす本作は、かつて深く愛し合った二人が別離後、互いに言葉を交わすことさえなくなってしまう、そんな普遍的な心の葛藤を鮮やかに描き出しています。
トロピカルで軽快なビートに乗る切ないメロディは、聴く者の胸に染み入ります。
この珠玉のナンバーは2016年5月に公開された作品で、彼のデビューアルバム『Nine Track Mind』に収められています。
日本滞在中、大阪のホテルでiPhoneを駆使して録音されたというギターのフレーズは、楽曲の持つ独特な雰囲気を際立たせています。
過ぎ去った恋の記憶を辿りたい夜、そっと耳を傾けたくなる一曲です。
Let It Snow ft. Brian McKnightBoyz II Men

1990年代前半に『End Of The Road』『I’ll Make Love To You』『On Bended Knee』など、アメリカ全土で数多くの曲でチャートのナンバーワンを記録した、ボーイズIIメン。
彼らの『Let It Snow ft. Brian McKnight』はしっとりと仕上げた心地よい王道のR&Bが魅力的です。
圧倒的な歌唱力を持つウォンヤ・モリスさんとフィーチャーされているブライアン・マックナイトさんのかけあいも最高なので、R&Bが好きな方はぜひチェックしてみてください。