まだドングル使ってるの?ポータブルDTM環境を考える
近道に見えたものが全然的外れだったり、遠回りのように思えることが意外に本質に近づいていたりするなぁーと今日考えていた作曲家・編曲家のテラムラSO_TERAMURA(@SO_UMBERBROWN)です!
急きょ、自宅システムとは別でポータブルな録音環境を準備することに。
そこで新しいオーディオインターフェイスを購入することになるのですが、今回はその経緯を綴りたいと思います。
12月某日
録音内容はボーカルRECがメイン。
ポータブルなDTM環境……
うん、ポータブルて響き悪くないね。
何度も声に出して言ってみたくなる。
ポータブゥ!!
イェア!!
ポータブゥ!!
フゥーッ!!
アイムザトゥリガーッ!!
(from ROSIER by LUNASEA)
普段はというとPC(自作ウィンドウズデスクトップ機)とオーディオインターフェイス(RME Fireface800)の組み合わせで制作作業したり、逃げ恥を見て癒されたり、うたた寝したり、バランスボールの上で飛んだり跳ねたりしています。
オーディオインターフェイスとはパソコンに接続する音声信号の出入り口になる機器のことです。
スピーカーやマイクやギターをこれにつなぎます。
持ち運びするならPC(パソコン)はやっぱりノート!
PC自体は迷うことなく手持ちのMacBookProを使うことに決定。
モニターも手持ちのヘッドフォンでOKなので今回は掘り下げません。
あとはDAWソフトとオーディオインターフェイスをどうするか考えることに。
DAWは……?
まずDAWソフトは操作面の効率を考えると当然ながらメインのウィンドウズ機と同様にCUBASE8.5PROを使いたい。
CUBASEはウィンドウズでもMacでも使えるソフトなのでMacBookPROにCUBASEをインストールすれば使用は可能。
だがしかし、駄菓子菓子。
CUBASEはドングルと呼ばれるライセンス情報が入ったUSB-eLicenser(SteinbergKey)というものをPCのUSBポートに差さないと起動できないのです。
(すごく簡単に言うと使うための鍵みたいなもんです)
昨今のソフトウェア違法コピー問題に対するメーカーの対策で、こいつを差さなければエラーが出て起動できない仕組みなんですね。
万が一ドングルを紛失したり盗難されたら……
それでは以下メーカーFAQをご覧ください。
【USB-eLicenser】USB-eLicenser(SteinbergKey)を紛失しました。
ライセンスはソフトウェアを起動しご使用いただくために必要です。
お客様の不注意、盗難またはその他の原因でライセンスを紛失した場合、当社は責任または義務を一切負いません。
ライセンスが格納されたUSB-eLicenserは紛失しないよう、くれぐれもご注意ください。
【USB-eLicenser】USB-eLicenser(Steinberg Key)を紛失しました。
– ヤマハ
っひひひぃぃーーーっひゃだぁいん……
と、取り乱してすいません……
1ミクロンも伝わってないかもしれないけれどこれは非常に怖いことなんですよ。
(遠い目)
もう二度と傷つきたくない傷つけたくない、もう誰も信じられないという過去のトラウマから偽りの笑顔で表面的な人間関係を取り繕い、灰色の日々をただただやり過ごすうちに自分らしさって一体なんだろう、何のために生きてるんだろう、はぁーもう東京にも疲れたし大学なんか辞めて実家に帰ってお見合いでもするかもしくは宝くじで3億円当たんないかなぁーあーそれかYouTuberとか目指してみようかなぁー。
そう、そんな風に、葛藤、ストレスは知らぬ間に心をむしばみ続けなんだか最近疲れがとれないし何もやる気がしないとか自覚するころには思考回路もショート寸前てかブレーカーごと落ちて身動きできない現代人のように怖いことなんです。
盗難や紛失した場合は一切救済処置はありません。
←重要
新しく製品を買い直す以外ないんです……
そう私はせわしなく人々がすれ違う地元の駅から快速電車に飛び乗って大学のあるはずの駅をわざと乗り過ごしあてもなく気の向くままに向かった知らない街の小さな商店街の先にある静かな浜辺で感じた潮風の薫りと空の碧さ(あおさ)は無性に私の心をくすぐってほんの少しだけ自由になれたことがうれしくって思わず裸足ではしゃぎまわっても、そこでドングル1個紛失したらもうダメです。
せっかく良い感じだったのにCUBASE起動できません。
ジエンドです。
それってリスク高いよねぇ……
一番右奥のものがCUBASEのドングルです。
ドングルについている白いのはCUBASE4を買った時についてきた首からぶら下げるストラップみたいなやつの先端につけられるやつです。
コンクリートジャングルTOKYOに長いこと住んでますが首からドングルをぶら下げたドングル族には未だ遭遇できず……
ドングル自体が手元にある故障の場合
メーカー修理受けられますが、修理に出している間は結局起動できません。
USBポートへの抜き差しや物理的な接触によるダメージも容易に想定できます。
そういう理由もあり僕は断固としてドングルは一切外で持ち歩かないことに決めてます。
遺言にもドングル決して持ち歩くべからずと書くことに決めています。
札束を持ち歩きながらスラム街でスラムダンク決めたい人、高層ビルとビルの間に鉄骨をかけて渡るようなスリリングな生き方を求める人、ギリギリじゃないと僕ダメなんだよって人はぜひ持ち歩いてください。
でも、僕はドングル持ち歩きたくない派なのでメインのウィンドウズデスクトップ機に入れているCUBASE PRO8.5をMacBookProにもインストールする案は却下……
PreSonus StudioOne3 Prime(無償版)の使用も検討しましたが操作に慣れるまで時間がかかりそうで選考は難航。
悩んでてもしょうがないので、いったんオーディオインターフェイスに目を向けようかと。
でオーディオインターフェイスは……?
まあたいていヤフオクとサウンドハウスとデジマートあたりを見ます。
本チャンの録りではないけどちゃんと録れてなるべく小さくてコスパの良いものをと考えてましたが、ある理由で5分ぐらい即決しポチって翌日には届きました。
それがこちら!
箱から出すとこんな感じ。
高級感のある堅牢(けんろう)な本体です。
前面パネル
背面パネル。
フォン端子です。
UR12はRCAです。
Steinberg UR22mkⅡを購入した理由
まず第一に!
1万3千円程度で買えるのにCUBASE PRO8の廉価版CUBASE AI8が付属している!
しかもそれがドングルなしで使用できてしまうということ!
これは素晴らしい!!すべて解決!!(笑)
※CUBASEAI8はオーディオ32トラック、MIDI48トラックまでという制限はあります。
今回はボーカルRECがメインなので問題ないです。
そして下の記事にもあるように、これまで積み重ねてきたYAMAHAに対する信頼感!
正直なところ上の記事を書くまでは意識したことは全くなかったですが
もはや音楽人生振り返ればYAMAHAのヘビーユーザーでした(笑)。
CUBASE作ってるSteinberg(by YAMAHA)から出しているハードウェアであればCUBASEとの相性も間違いないので変なトラブルも心配しなくてよいのも大きい。
SteinbergUR12との違い
同じURシリーズの約6千円程度安いUR12と比較してみます。
UR12
入力系統1つ、アウトプット端子はRCA、ヘッドフォンアウトのボリュームノブなし
STEINBERG(スタインバーグ)>UR12|サウンドハウス
UR22
入力系統2つ、アウトプット端子はフォン、ヘッドフォンアウトのボリュームノブあり
STEINBERG(スタインバーグ)>UR22mkII|サウンドハウス
実用性を考えると個人的にはヘッドフォンアウトのボリュームノブはあったほうが便利だと思います。
どちらも最大ビットレート24bit、最大サンプリングレートは192kHz、
USBバスパワー駆動可でループバック機能(入力しているオーディオ信号とDAWからの再生音をミックスしてコンピューターにループバックできるインターネット配信などに便利な機能)もあります。
音も簡単にチェックしましたがまったく問題ないです!!
一応動作環境も載せておきます。
まとめ
この価格帯でこのクオリティ、しかもCUBASEAI8が付属てコスパすごい!
売れてるのも納得!!SteinbergUR22mkⅡは買いです!
ノートPC+UR22mkII+CUBASEAI8の組み合わせ、
ポータブルDTMの選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか!?
またこれから気軽にDTMを初めてみたい方にも自身を持っておススメしたいと思います!!
ではまた!!