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Antonio Vivaldiの人気曲ランキング【2025】

バロック音楽の黄金期を彩ったAntonio Vivaldiさん。

赤毛の司祭として親しまれた天才作曲家は、四季の息吹を音色に変える稀有な才能の持ち主でした。

自然の情景や人々の営みを色鮮やかな旋律に紡ぎ出した名曲の数々は、300年の歳月を超えて私たちの心を魅了し続けています。

音楽を愛する皆様からお寄せいただいた声とともに、珠玉の名曲をご紹介します。

もくじ

Antonio Vivaldiの人気曲ランキング【2025】(41〜60)

フルート協奏曲ト短調「夜」(La notte)RV.439、作品10-2Antonio Vivaldi46

Vivaldi: Flute Concerto “La notte” / Pahud · Marcon · Berliner Philharmoniker
フルート協奏曲ト短調「夜」(La notte)RV.439、作品10-2Antonio Vivaldi

全6楽章から構成されたフルート協奏曲で、もともとはリコーダーのために作曲された作品です。

アレグロなど疾走感ある楽章もあるのですが、表題の「夜」の名が示す通り、第二楽章は「幽霊」、第五楽章は「眠り」との副題がつけられており、静けさと幻想的な雰囲気が漂う作品となっています。

古典的な名作の一つです。

マニフィカト ト短調 RV.611Antonio Vivaldi47

「マニフィカト」とはキリスト教聖歌の一つで、新約聖書「ルカによる福音書」の中の聖母マリアの祈りが歌われます。

ヴィヴァルディのマニフィカトは、オーケストラのくっきりとしたユニゾンと高貴で悲しみを帯びたソプラノの旋律が印象的です。

最もよく知られている版RV 610は、独唱、四部合唱、オーボエ、弦楽オーケストラ用に作曲されたものですが、1739年の最終版はオスペダーレ・デッラ・ピエタ孤児院の少女たちが歌う5つのアリアに置き換えられており、11曲構成で20分の大曲になっています。

ドイツのバロック時代の作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハも同名の宗教音楽を書いており、そちらも有名なので並べて聞いてみてはいかがでしょうか。

ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV.238Antonio Vivaldi48

A. Vivaldi: Op. 9 n. 8 / Concerto for harp, strings & b.c. in D minor (RV 238) / M. Nordmann
ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 RV.238Antonio Vivaldi

バイオリン協奏曲集「ラ・チェトラ」の中の1曲で、それぞれがテンポの異なる全3楽章から構成されています。

きらきら輝く旋律が顔を出したかと思えば、どこか抑制的な音色が登場するなど、内に秘めた二面性を思わせるような一曲です。

ヴァイオリン協奏曲 ニ短調「ピゼンデル氏のために」RV.236Antonio Vivaldi49

タイトルにある「ピゼンデル」とはドイツ後期バロック音楽のヴァイオリニストであるヨハン・ゲオルク・ピゼンデルのことで、イタリアの作曲家でありヴァイオリニストでもあったアントニオ・ヴィヴァルディに師事したことがある人物です。

ピゼンデルは多くの作曲家からヴァイオリン協奏曲の提供を受けていますが、ヴィヴァルディもまた、ピゼンデルの名を冠した楽曲を贈りました。

かなわぬ夢ですがドイツ随一のヴァイオリニストとの評価を得るピゼンデルの演奏で聴いてみたいですね。

ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「不安」RV.234Antonio Vivaldi50

A. Vivaldi: L’inquietudine – Concerto for violin, strings & b.c. in D major (RV 234)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調「不安」RV.234Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディの協奏曲には、人間の感情を表す副題(お気に入り、疑い、喜びなど)がつけられた曲がいくつかありますが、この曲もその一つです。

“不安”と題されていますが、全体的に明るく期待に満ちた印象の楽曲です。