RAG MusicWorld Ranking
素敵な洋楽ランキング
search

David Bowieの人気曲ランキング【2025】

20世紀のイギリスの音楽だけでなく思想史を語る上でも欠かせない伝説的なアーティスト、David Bowie。

今回は2016年に惜しまれつつもこの世を去った彼の人気曲をセレクトしました。

彼の音楽性がいかに多様だったかがわかりますよ。

David Bowieの人気曲ランキング【2025】(11〜20)

Queen BitchDavid Bowie15

David Bowie – Queen Bitch (Old Grey Whistle Test, 1972)
Queen BitchDavid Bowie

変幻自在のスタイルで音楽シーンに革命を起こし続けたイギリス出身のアーティスト、デヴィッド・ボウイさん。

1971年12月発売のアルバム『Hunky Dory』に収録された本作は、グラムロック期への華麗なる序曲といえる一曲です。

ミック・ロンソンの攻撃的なギターリフが鳴り響くと、嫉妬と憧れが渦巻く倒錯的な世界が目の前に広がります。

自分を振った相手が夜の街をさまよう姿をアパートから見つめる主人公の複雑な心境。

その退廃的な美しさに魅了されてしまいますよね。

この楽曲は後にシングル『Rebel Rebel』のB面にもなり、映画『Milk』で使用されたことでも知られています。

華やかさの裏に潜む70年代の危うい空気を感じたい時に聴いてみてはいかがでしょうか?

Cat People (Putting Out Fire)David Bowie16

David Bowie – Putting Out The Fire (Cat People) (1982)
Cat People (Putting Out Fire)David Bowie

ポール・シュレーダー監督の1942年のホラー映画「Cat People」の主題歌として書かれた曲。

「Golden Years」以来の、デビット・ボウイのアメリカでのソロ・ヒットとなり、ニュージーランドとスウェーデンでもチャートでNo.1を獲得しました。

All The MadmenDavid Bowie17

David Bowieの兄弟であり、精神的に重大な問題を抱えていたTerry Burnsにインスパイアされてできた曲。

Terryは、1985年に精神病院から脱走し自殺をしています。

1970年にリリースされたアルバム「The Man Who Sold the World」に収録されている曲です。

Diamond DogsDavid Bowie18

荒廃した未来都市を舞台に、デヴィッド・ボウイさんが描く野性的な物語。

アルバム『Diamond Dogs』の表題曲は、犬をモチーフにした反社会的なギャングを主人公に据え、社会の崩壊と人間の本能を鋭く描写しています。

1974年5月にリリースされたこの曲は、ボウイさんの音楽的進化を象徴する作品として高く評価されました。

サックスとギターが織りなす荒々しいサウンドは、曲の世界観を見事に表現。

暴力や混沌が支配する世界に生きる人々の姿を描いた本作は、現代社会への警鐘を鳴らしたい方にぴったりの一曲です。

Fame ’90David Bowie19

David Bowie – Fame 90 (Official Video)
Fame '90David Bowie

ジョンレノンとの共作。

デビット・ボウイ展、友達が行ったと言っていましたが、大盛況だったようですね。

セクシャルな言動、ファッション、芸術文化にも色濃く影響を与えたグラムロックの申し子。

スキャットが入っていたり、高音から低音へエコーがかかっていたりと聴くたびに楽しめる一曲。

I’m DerangedDavid Bowie20

極めて特殊かつ個性的な映像センスを持ち、映画監督のみならずミュージシャンとしても活動している異色のアーティスト、デヴィッド・リンチさん。

発表する作品は賛否両論を呼ぶものも多く、好き嫌いがはっきりと分かれる作風の持ち主ではありますが、熱狂的なファンがいる映像作家として2020年代の今も独自の立ち位置で創作活動を続けている存在です。

そんなリンチさんが1997年に発表した映画『ロスト・ハイウェイ』は、まさにリンチ節が炸裂した複雑怪奇なストーリーと鮮烈なシークエンスが連続する展開で、理解するのではなくイメージをそのまま受け止めるしかないと感じてしまうほど。

鑑賞した方の全員が違った解釈となりそうな本作を彩る音楽は、ナイン・インチ・ネイルズこと天才トレント・レズナーさんがプロデュースを手掛けています。

中でもデヴィッド・ボウイさんとブライアン・イーノさんが共作して1995年に発表した『I’m Deranged』は映画のテーマ曲と呼べる楽曲で、難解でビザールな『ロスト・ハイウェイ』の世界観を妖しく彩っています。

名作と名高いサウンドトラックも、ぜひ映画と合わせて聴いてみてくださいね。

David Bowieの人気曲ランキング【2025】(21〜30)

LazarusDavid Bowie21

イギリスで最も偉大なアーティストの1人、デビッド・ボウイさん。

日本でも非常に人気を集めるアーティストですね。

アート・ロックやエクスペリメンタル・ロックを得意としているアーティストということもあり、楽曲ごとに音楽性が違います。

暗い曲も非常に高い評価を得ており、こちらの『Lazarus』では彼の数ある曲のなかでも、特に暗い雰囲気にまとめられています。

かっこよさも詰め込まれているので、ぜひチェックしてみてください。