フィギュアスケート選手から歌手へ転身し、日本の音楽シーンに新風を巻き起こしたいしだあゆみさん。
透明感のある歌声と、誰の心にも染み入る叙情的な歌詞で、数々の名曲を世に送り出してきました。
都会的で洗練された「ブルー・ライトヨコハマ」から心の機微を繊細に描いた「あなたならどうする」まで、時代を超えて愛され続ける珠玉の楽曲の魅力をご紹介します。
いしだあゆみの人気曲ランキング【2025】
ブルーライトヨコハマいしだあゆみ1位

港町横浜の夜景を美しく描いた名曲は、都会的で洗練されたサウンドと、シャンソンの要素を持つメロディライン、そして哀愁漂う感情豊かな歌詞が魅力です。
いしだあゆみさんの透き通る歌声が、都会のネオンに輝く恋の切なさを見事に表現しています。
1968年12月に発売された本作は10日間で100万枚を超える驚異的な売り上げを記録。
日本レコード大賞作曲賞を受賞し、韓国でも大きな人気を博しました。
6月2日の横浜開港記念日にちなんだ選曲としてもすてきです。
懐かしい思い出とともに、高齢者の方々に愛されている珠玉の一曲。
カラオケレクリエーションで一緒に口ずさめば、自然と会話も弾みそうですね。
あなたならどうするいしだあゆみ2位

いしだあゆみさんは、1964年にデビューして以来、数々のヒット曲を生み出し、70年代に一世をふうびしました。
その中でも1970年にリリースされ、幅広い世代から愛され続ける『あなたならどうする』は、失恋という普遍的なテーマを通じて深い共感を呼び起こし、多くのアーティストによってカバーされてきました。
この楽曲の魅力は、切なくも美しいメロディーと、誰もが一度は考える「あなたならどうする?」という問いかけにあります。
どんな年代の方にも、心に残る1曲となるでしょう。
カラオケでの1曲としても、親子三世代で楽しめる、時代を超えて愛される名曲です。
太陽は泣いているいしだあゆみ3位

太陽がモチーフでありながら、どこか切ない感情を鮮烈に描き出すこの名曲は、いしだあゆみさんにとって1968年6月に発売された、コロムビア移籍後の第1弾シングルですね。
橋本淳さんの情感豊かな詞に、筒美京平さんがGS風のリズムと当時としては斬新なチェンバロを大胆に取り入れたサウンドを融合させ、いしださんのエモーショナルかつクールな歌声が見事に花開いています。
オリコン最高18位を記録し、続く大ヒットへの布石となった本作は、まさに昭和の夏を象徴する一曲といっても過言ではないでしょう。
夏のドライブで少し切ないBGMをお探しの方や、当時の洗練されたポップスに触れてみたい方にぜひ聴いてほしいですね。
砂漠のような東京でいしだあゆみ4位

1971年にリリースされたこの曲。
ちょっと聴いただけで彼女とわかる声の持ち主、いしだあゆみ。
少しだけハスキーボイスな彼女が、けなげな女心を歌っています。
そのけなげさが強ければ強いほど、無味乾燥な東京との対比がくっきりとしてくるのです。
情の深さを感じる曲です。
おもいでの長崎いしだあゆみ5位

もともとは奥村チヨさんの楽曲でしたが、作詞した橋本淳さんによっていしだあゆみさんに贈られ、シングルとしてリリースされました。
ただ悲しい別れの歌ではなく、旅路の末にたどり着いた長崎で希望を見出すという、前向きな内容の歌詞です。