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天門の人気曲ランキング【2025】

天門の人気曲ランキング【2025】
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コンピュータゲームやアニメーションの音楽を数多く手掛け、サークル「電奏楽団」の主宰としても活動している作曲家、天門さん。

1990年にゲーム会社として知られる日本ファルコムへ入社すると、イースシリーズをはじめとした人気タイトルの音楽を担当しました。

近年では『君の名は』で知られる新海誠監督の作品『彼女と彼女の猫』や『秒速5センチメートル』の音楽を手掛けていることからも、その実力を感じさせますよね。

今回は、そんな天門さんが手掛けた人気曲ランキングをご紹介します!

天門の人気曲ランキング【2025】

思い出は遠くの日々天門1

新海誠監督の映画『秒速5センチメートル』の音楽を担当した天門さんは、繊細で感動的な楽曲で知られる作曲家です。

天門さんの手がけた本作は、遠く離れた大切な人を想う切ない感情を美しく表現しています。

ピアノを中心とした穏やかで感傷的なメロディは、時間と距離による変化というテーマを見事に描き出し、リスナーの心に深く響きます。

2007年に公開された映画とともに、この楽曲も多くの人々に愛され、新海作品の音楽の特徴として後の作品にも影響を与えています。

失われた時間や変わりゆく人間関係に思いを馳せる方におすすめの一曲です。

カナエの気持ち天門2

ギターの音色にあたたかさと切なさを感じる1曲。

『カナエの気持ち』は作中で花苗が貴樹に対する思いを語るシーンで流れます。

貴樹が転校してきた時から思いを寄せ、同じ高校に行くために必死に勉強をした花苗。

相手を真っすぐに思うあたたかい愛情がギターの音色に出ています。

貴樹と過ごす時間を愛おしむ反面、他の誰かに思いを寄せる貴樹に対して切なさを感じるシーンでは、ギターも胸を締め付けるような切ないメロディを奏でています。

青春時代の甘酸っぱい恋心を思い出させてくれる1曲。

桜花抄天門3

桜花抄(『秒速5センチメートル 』より) (piano)
桜花抄天門

日本の作曲家、天門さんの手によるこの作品は、切なく美しい旋律が心に響く楽曲です。

新海誠監督のアニメーション映画『秒速5センチメートル』のサウンドトラックとして制作されました。

淡い初恋と、時間の経過による心の変化を繊細に表現しています。

桜の花びらが舞い散るように、儚く美しい青春の一瞬を音楽で描き出しています。

本作は、人と人との繋がりや、時間とともに変化していく関係性について深く考えさせられる曲です。

アニメや青春ドラマが好きな方、心に染みる切ないメロディーを求めている方におすすめです。

2007年に公開された本作は、多くの人々の心を捉え続けています。

END THEME天門4

エンドロールで流れる『END THEME』。

全編ピアノで奏でる、壮大な1曲です。

やさしさ、美しさ、切なさ、悲しさのすべてが詰まったこの曲は、『秒速5センチメートル』という映画を締めくくるのにぴったりな1曲ですね。

とあるきっかけて離ればなれになってしまった2人。

お互いを心のどこかで思ってはいても、会えない日々の中、大人になっていく心の動きを表現しています。

エンドロールを眺めながら、映画のストーリーや感じたことに浸らせてくれる1曲です。

Kiss天門5

山崎まさよしさんが歌う主題歌『One more time, One more chance』の力強さとピアノの柔らかさが見事に融合した1曲。

やさしいピアノの音色で始まるイントロ部分、そこから聴き覚えのある主題歌のメロディーに移行し、ストリングスが加わり盛り上がりをみせます。

転調したところで最高潮に達し、やがてピアノのみの静けさが戻ってきて曲の結びへ。

原曲の壮大な世界観がインストゥルメンタルで表現されています。

天門6

ピアノの旋律が耳に優しい1曲。

こちらは『秒速5センチメートル』の挿入歌のひとつである『夢』という曲です。

進路に悩む花苗が、進路希望調査書を紙飛行機にして飛ばした後の帰り道で流れ出します。

それぞれの夢や進路に迷い、漠然とした不安や希望を抱く10代の心を映し出している精細な1曲。

貴樹が大人になり明里の隣に立つ自分の姿を夢想したところでこの曲は、星が飛び散るように消えてしまいます。

かなわない花苗の気持ちと貴樹の明里に対する片想いを表現している1曲です。

届かない気持ち天門7

09 – The Feeling That Doesn’t Reach
届かない気持ち天門

『届かない気持ち』はしずかに沈み込むようなメロディーが印象的な、ピアノインストゥルメンタルの曲です。

この曲は、何か希望があってもそれに手が届かない悲しさを、不安定なピアノの旋律が本当にうまく表現しているんですよ!

とくに曲の後半にかけて涙があふれ出すように盛り上がっていく部分は、思わず聴いていて泣きそうになってしまいます。

最後は不安定ながらも少し安心感に包まれるような不思議な和音で終わっていて、完全に救いのない曲というわけではない印象。

一筋縄ではいかない『秒速5センチメートル』の深い世界観にうまく合っていますね。