天門の人気曲ランキング【2025】
コンピュータゲームやアニメーションの音楽を数多く手掛け、サークル「電奏楽団」の主宰としても活動している作曲家、天門さん。
1990年にゲーム会社として知られる日本ファルコムへ入社すると、イースシリーズをはじめとした人気タイトルの音楽を担当しました。
近年では『君の名は』で知られる新海誠監督の作品『彼女と彼女の猫』や『秒速5センチメートル』の音楽を手掛けていることからも、その実力を感じさせますよね。
今回は、そんな天門さんが手掛けた人気曲ランキングをご紹介します!
天門の人気曲ランキング【2025】
焦燥天門8位

悲しいストリングスとピアノの旋律が印象的な『焦燥』。
この曲の聴きどころは再生時間が約1分の中で、ストリングスとピアノだけという最小編成で、無駄のない美しい旋律が奏でられている点です。
大きな起承転結があるわけでもなく、始めから終わりまでずっと宙に浮いているような感覚を覚えるこの曲には、どこか癒やされるような気さえしますよ。
勉強や仕事で疲れた時には、この曲で一分間だけの小休憩をしてみてはいかがでしょうか?
空と海の詩天門9位

ピアノとストリングスのやさしい音色、徐々に広がりを見せる壮大な展開が印象的な楽曲です。
『コスモナウト』の主人公である花苗が決意を固めるシーン、波に挑むときに流れ、感動的な空気が伝わります。
『秒速5センチメートル』といえば冬のイメージが強いですが、『コスモナウト』では夏の終盤が描かれたこともあり、大きく広がる夏の青空、広大な海のような壮大な雰囲気が曲からも感じられます。
力強さを増していく展開が魅力的な曲で、迷う心が少しずつ打ち払われていく様子、感情の高まりや決意の強さが壮大で力強い後半の空気から伝わってきますね。
雪の駅天門10位

控えめなピアノから始まる『雪の駅』。
明里と貴樹が駅の待合室で会うシーンで流れたこの曲は、『One more Time, One More Chance』のメロディを奏でるピアノをとそれを包み込むストリングスが魅力。
このシーンは、明里に会える最後のチャンスにもかかわらず、雪の影響で列車が遅延し、お互いにもう会えないかもしれないと不安になりながらも見事に再会が実現する場面なんですよね。
時間を過ぎても待合室で待っていた明里、なんとか待ち合わせの駅までたどり着いた貴樹、二人の安堵と喜びが伝わってくる1曲です。