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【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター

イギリスのミュージシャンが作り出す音楽は、不思議と日本人の耳と心にフィットするものが多いですよね。

どこか湿り気を帯びた歌声やメロディ、内省的な歌詞、耽美的な雰囲気など……デビュー初期は本国よりも高い人気と知名度を誇ったクイーンなどの例に挙げるまでもなく、UKロックと日本人の愛称は抜群と断言してもいいのではないでしょうか。

今回は、日本とは同じ島国で共通点も多いイギリスが生んだ人気のアーティストやシンガーソングライターをピックアップ、今を時めく若手を中心として伝説的なベテランも含めて時代を問わず幅広いラインアップでお届けします。

あなたのお好きな邦楽のアーティストに影響源を知るきっかけとなるかも?

ぜひご覧ください!

【2025】イギリスの人気アーティスト、オススメのシンガーソングライター(41〜60)

HumanRag’n’Bone Man

Rag’n’Bone Man – Human (Official Video)
HumanRag'n'Bone Man

2016年にリリースされた『Human』が世界的な大ヒットを記録し、注目を集めるようになったイギリスのシンガー・ソングライター、ラグ・アンド・ボーン・マンさん。

非常にソウルフルな歌声で、低音の声質は包み込んでくれるような温かさと、心をかきたてるような激しさを持ち合わせています。

ソウルやブルースをバックボーンに持っていそうですが、彼の根底はヒップホップで、ブレイクを果たしてからはゴリゴリのトラップミュージックもリリースしています。

Unfinished BusinessNia Archives

Nia Archives – Unfinished Business (Official Video)
Unfinished BusinessNia Archives

イギリス、ブラッドフォード出身のニア・アーカイヴズさんは、ジャングルやドラムンベースジャンルで注目を集める新世代のアーティストです。

1999年生まれのニアさんは、ジャマイカの家族の影響でサウンドシステムカルチャーに囲まれて育ち、多彩な音楽スタイルを融合させた独自のサウンドを生み出しています。

2021年にリリースされたデビューEP『Headz Gone West』は、アップビートなドラムパターンと悲しげな歌詞の組み合わせで業界から高い評価を受けました。

自身の音楽を「将来のクラシック」と表現するニアさんは、ジャングル音楽に新たな息吹を吹き込み、夢のようなメロディーとネオソウルのボーカルが特徴的です。

音楽制作を「ビデオゲームのようなもの」と楽しむ彼女の姿勢は、UKの伝統的なサウンドに新しい風を吹き込む存在として、ダンスミュージックファンの心を掴んでいます。

RaincatchersBirdy

Birdy – Raincatchers (Official Music Video)
RaincatchersBirdy

イギリス出身のバーディーさんは、1996年生まれのシンガーソングライターです。

12歳でタレントコンテストに優勝し、2011年にボン・イヴェールの楽曲をカバーしてデビュー。

同年リリースのアルバム『Birdy』は、オーストラリアやオランダでチャート1位を獲得しました。

透明感のある歌声と感情豊かな歌詞が魅力で、ピアノを基調としたアコースティックなサウンドが特徴的。

2013年には『Fire Within』、2016年には『Beautiful Lies』といったアルバムをリリースし、音楽性の幅を広げています。

映画「ブレイブ」や「フォールト・イン・アワー・スターズ」のサウンドトラックにも楽曲を提供するなど、多方面で活躍中。

繊細な感性を持つ方におすすめのアーティストです。

Floating On A MomentBeth Gibbons

Beth Gibbons – Floating On A Moment (Official Video)
Floating On A MomentBeth Gibbons

ベス・ギボンズさんは、1990年代から活動を続けるイギリスの個性的なシンガーソングライターです。

ポートヘッドのフロントウーマンとしても知られ、そのダークで革新的なトリップホップのサウンドで高い評価を受けています。

1994年にデビュー・アルバム『Dummy』をリリースし、Mercury Music Prizeを受賞。

その後も精力的に活動を続け、2024年には20年ぶりのソロスタジオアルバム『Lives Outgrown』をリリース予定です。

ベスさんの音楽は、独自の美学と深い感情表現で知られ、多くの音楽愛好家に影響を与え続けています。

内省的な歌詞や耽美的な雰囲気を好む方にぜひおすすめしたいアーティストですね。

Two FingersJake Bugg

Jake Bugg – Two Fingers (MTV Iggy Live)
Two FingersJake Bugg

イギリスはノッティンガム出身のジェイク・バグさんは、17歳という若さで2011年にメジャーのマーキュリーレコードと契約を果たし、翌年にはあのノエル・ギャラガーさんとストーン・ローゼズのツアーのオープニング・アクトを務めた破格の新人として注目されました。

2012年にリリースされたセルフタイトルのデビュー・アルバムは当然のように全英1位を獲得、10代の衝動と大人びた落ち着きとが同居するような歌声とメロディは、まさに天性の才能を感じさせ、若き日のボブ・ディランさんを連想した音楽ファンもいたほどです。

とくに初期のジェイクさんは60年代のフォークやブルース、ガレージやサイケといったサウンドからの影響が顕著でありつつ、見た目やたたずまいのすべてがイギリスとしか言いようがないほどの英国少年っぷりが印象的でしたね。

そんなジェイクさんは1つのジャンルに留まるようなことはなく、作品をリリースするごとに洗練された幅広い音楽性を披露しています。

2021年現時点で4枚のアルバムをリリースしていますが、なんとまだ27歳!

今後の展開がますます楽しみな存在ですよ。