【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ
いわずもがなですが、世界にはたくさんの楽器が存在しています。
日本だけ見ても両手じゃ数え切れないぐらいありますからね、これぞ「世界は広い」なんて話なのかもしれません。
今回この記事ではなかなかお目にかかれない、珍しい・ユニークな楽器をたくさんご紹介していこうと思います。
これから演奏を趣味にしようと考えている方、いっそこの際見たことない楽器に挑戦するのもありかも。
ガジェット好きな人にもオススメな内容ですよ!
【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ(1〜5)
マーブルマシン

マーブルマシンは、らせん状のベルトにビー玉を転がすおもちゃです。
小さな頃に遊んだことのある方も多いのではないでしょうか。
このマーブルマシンは、転がすとカラカラと高い音が鳴るのですが、その原理を応用した楽器が数多く制作され、話題となっています。
特にYouTubeでバズっているのが、マーティン・モリンさんの制作した、ウィンターガタン・マーブルマシン。
なんと2000個ものビー玉を使用しているそうですよ!
アメリカン・フォトプレーヤー

世の中で最も奇妙な形をしている楽器の一つがアメリカン・フォトプレーヤーです。
こちらは、1920年代に作られたもので、当時無音だった映画に合わせて、音楽を流すために使用されていました。
今でいうシネマオーケストラのようなことをしていたんですね。
見た目的にはピアノに近いのですが、上部にあるひもを引くと、たいこの音や、銃声まで流せちゃうんですよ。
現在このアメリカン・フォトプレーヤーは、多くが破棄されてしまい、ほとんど現存していないそうです。
ニッケルハルパ

ニッケルハルパは、スウェーデンに伝わる民族楽器のひとつ。
その性質はチェロに近いのですが、付いているけん盤で弦を押さえるという違いがあります。
実は愛好家の多い楽器でもあり、毎年4月には世界ニッケルハルパデーというイベントも開催されているんです。
こちらは、オンライン上で世界中の愛好家が一緒に曲をかなでるという内容。
皆さん、思いおもいの弾き方をしているので、面白いですよ。
ぜひ、ニッケルハルパを扱えるようになったら、参加してみてくださいね。
ウォーターフォン

ウォーターフォンは、共振動を利用した楽器で、種類的には体鳴楽器にふくまれています。
簡単にいうと、取り付けられた金属の棒をこすることで、不気味な音色がかなでられる楽器です。
その音色から、『ポルターガイスト』や『エイリアン』などの有名映画でも活躍しているんですよ。
また、ウォーターフォンの音色は、クジラの鳴き声に近いともいわれていて、実際に会話できたという報告もあるそうです。
曲をかなでるのは難しそうですが、興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
ホイールハープ

弦楽器をもっと簡単に弾きたい、そんな夢をかなえてくれるのが、ホイールハープです。
その名の通り円状のハープで、見た目はたいこにそっくりです。
しかし、ふちにある、けん盤を操作すると本体が回転し、弦楽器の音色を奏でられるんです。
また、足元のダンパーペダルを踏むことで、音程の微妙な調整も可能。
ちなみにこの楽器の元となる構造は、あのレオナルド・ダ・ヴィンチがデザインしたといわれているんですよ。
今でも販売されているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょか。