【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ
いわずもがなですが、世界にはたくさんの楽器が存在しています。
日本だけ見ても両手じゃ数え切れないぐらいありますからね、これぞ「世界は広い」なんて話なのかもしれません。
今回この記事ではなかなかお目にかかれない、珍しい・ユニークな楽器をたくさんご紹介していこうと思います。
これから演奏を趣味にしようと考えている方、いっそこの際見たことない楽器に挑戦するのもありかも。
ガジェット好きな人にもオススメな内容ですよ!
【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ(1〜10)
ハーディ・ガーディ

ハーディ・ガーディは、9世紀ごろに制作された、弦楽器の一種。
手回しオルガンとも呼ばれています。
そんなハーディ・ガーディの見た目と音色はバイオリンに、そっくり。
一つ異なるのは、中央に設置されたけん盤です。
このけん盤を操作することで、音程を変えられるんですよ。
あまりなじみのない楽器ですが、ヨーロッパでは、ひそかに愛好家が増えているそう。
普通のバイオリンにあきてしまった方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
テルミン

流れてくる音も、演奏している見た目も不思議なこちらは、テルミンという楽器です。
ロシアの物理学者によって発明され、世界でもっとも古い電子楽器と言われています。
ギターやピアノのように手で触れて音を奏でる楽器ではなく、楽器から伸びたアンテナに手を近づけたり遠ざけたりして音を鳴らします。
そのため演奏するのがとても難しい!
ですが独特のふわーんとしたこの音色は、聴けば聴くほどクセになります。
アメリカのミュージシャン・トッド・ハリー・ラングレンさんや、日本ではBUCK-TICKのギタリスト・今井寿さんなどが使っています。
ヴェノーヴァ

もっと手軽に演奏を楽しめる楽器はないかな、と思っている方も多いはずです。
そんな方には、ヴェノーヴァがピッタリですよ。
ヴェノーヴァは、2017年にヤマハが開発した、新しい楽器です。
操作方法はリコーダーに似ているのですが、かなり幅広い音域を出せるんですよ。
また、水洗いできるので、お手入れもとっても簡単なんです。
このヴェノーヴァは、カラーバリエーションが豊富なので、オリジナリティを感じたい方にもオススメです!
【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ(11〜20)
オートハープ

通常、楽器はいかにいい音を鳴らすかをポイントに制作されます。
しかし、音を鳴らさないことに重きを置いた楽器もあるんですよ。
それが、オートハープです。
名前のせいでややこしいのですが、全自動でもハープでもありません。
けん盤のついた弦楽器で、けん盤を操作すると、特定の弦の音を鳴らさないようにできるんです。
ちなみにオートハープという名前は、当初、商標登録された商品名だったのですが、後に一般的に使用されるようになりました。
チンバッソ

イタリアオペラの公演で使用されているシンバソ。
とはいっても、多くの方はその存在も知らないかと思います。
しかし、シンバソの音色は、さまざまなフリーの効果音で使用されているので、聴いたことのある方は、意外に多いのではないでしょうか。
そんなシンバソの見た目は、トロンボーンに近く、使用感もほぼ同じです。
そのため吹奏楽の経験者なら、チャレンジしやすい楽器ですよ。
ちなみに価格は安いもので5万円台から、購入可能です。
ヤイバハール

通常、機械から音を発生させるシンセサイザー。
その音色を、なんとアコースティックでかなでられる楽器があるんです。
それがヤイバハール。
トルコ人のゴェルケム・センさんは、即席でこの楽器を制作したそうですよ。
作りは、2つのたいこに弦を取り付けただけに見えるのですが、実際にはかなり複雑な理論の元、成り立っているようです。
ゴェルケム・センさんは、自身のYouTubeチャンネルから、ヤイバハールを演奏する動画を投稿しています。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
電子和太鼓

体にどんと響く和太鼓の音色はとてもかっこいいけれど、家で練習するには音が大きすぎて難しいですよね。
ですが、こちらの電子和太鼓であればその心配がいりません!
有名な楽器メーカー・Rolandが開発したこちらは、どれだけ一生懸命たたいても静かなうえ、ヘッドホンをつければ家族にも気をつかわずに練習できます。
また1台で大きな⻑胴太⿎や小さな締太⿎の音まで、さまざまな太鼓の音を奏でられるのも特徴。
電子となると音質が気になるところですが、本物の太鼓と全く遜色ないほどの迫力があります!
持ち運びも簡単にできるので、和太鼓を始める第一歩にもってこいの楽器です。