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【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ

【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ
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いわずもがなですが、世界にはたくさんの楽器が存在しています。

日本だけ見ても両手じゃ数え切れないぐらいありますからね、これぞ「世界は広い」なんて話なのかもしれません。

今回この記事ではなかなかお目にかかれない、珍しい・ユニークな楽器をたくさんご紹介していこうと思います。

これから演奏を趣味にしようと考えている方、いっそこの際見たことない楽器に挑戦するのもありかも。

ガジェット好きな人にもオススメな内容ですよ!

【なんだこれ】世界の珍しい・ユニークな楽器まとめ

アメリカン・フォトプレーヤー

“Ghost Parade” Joe Rinaudo at the American Photoplayer
アメリカン・フォトプレーヤー

世の中で最も奇妙な形をしている楽器の一つがアメリカン・フォトプレーヤーです。

こちらは、1920年代に作られたもので、当時無音だった映画に合わせて、音楽を流すために使用されていました。

今でいうシネマオーケストラのようなことをしていたんですね。

見た目的にはピアノに近いのですが、上部にあるひもを引くと、たいこの音や、銃声まで流せちゃうんですよ。

現在このアメリカン・フォトプレーヤーは、多くが破棄されてしまい、ほとんど現存していないそうです。

マーブルマシン

Wintergatan – Marble Machine (music instrument using 2000 marbles)
マーブルマシン

マーブルマシンは、らせん状のベルトにビー玉を転がすおもちゃです。

小さな頃に遊んだことのある方も多いのではないでしょうか。

このマーブルマシンは、転がすとカラカラと高い音が鳴るのですが、その原理を応用した楽器が数多く制作され、話題となっています。

特にYouTubeでバズっているのが、マーティン・モリンさんの制作した、ウィンターガタン・マーブルマシン。

なんと2000個ものビー玉を使用しているそうですよ!

ウォーターフォン

ウォーターフォン / Waterphone
ウォーターフォン

ウォーターフォンは、共振動を利用した楽器で、種類的には体鳴楽器にふくまれています。

簡単にいうと、取り付けられた金属の棒をこすることで、不気味な音色がかなでられる楽器です。

その音色から、『ポルターガイスト』や『エイリアン』などの有名映画でも活躍しているんですよ。

また、ウォーターフォンの音色は、クジラの鳴き声に近いともいわれていて、実際に会話できたという報告もあるそうです。

曲をかなでるのは難しそうですが、興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

ニッケルハルパ

【ニッケルハルパ/Nyckelharpa】”När Spelman Satt vid Vaggan”(揺り籠の側に奏者が座ったとき)【北欧スウェーデンの民族楽器】
ニッケルハルパ

ニッケルハルパは、スウェーデンに伝わる民族楽器のひとつ。

その性質はチェロに近いのですが、付いているけん盤で弦を押さえるという違いがあります。

実は愛好家の多い楽器でもあり、毎年4月には世界ニッケルハルパデーというイベントも開催されているんです。

こちらは、オンライン上で世界中の愛好家が一緒に曲をかなでるという内容。

皆さん、思いおもいの弾き方をしているので、面白いですよ。

ぜひ、ニッケルハルパを扱えるようになったら、参加してみてくださいね。

セルパン

リコーダーやオカリナが好きな方にオススメしたいのが、セルパンです。

こちらは黒くうねうねとしていますが、その演奏方法は、リコーダーと同じ原理です。

その見た目からヘビを意味するフランス語のセルパンと名付けられたんですよ。

このセルパンは木製で、動物の革を被せることで、そのような見た目に仕上げているそうです。

なんだかおしゃれだと思いませんか?

ちなみにセルオパンは、映画『エイリアン』の作中で使用されたことでも知られているんですよ。

ホイールハープ

弦楽器をもっと簡単に弾きたい、そんな夢をかなえてくれるのが、ホイールハープです。

その名の通り円状のハープで、見た目はたいこにそっくりです。

しかし、ふちにある、けん盤を操作すると本体が回転し、弦楽器の音色を奏でられるんです。

また、足元のダンパーペダルを踏むことで、音程の微妙な調整も可能。

ちなみにこの楽器の元となる構造は、あのレオナルド・ダ・ヴィンチがデザインしたといわれているんですよ。

今でも販売されているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょか。