人気急上昇中の音楽【2023年6月】
音楽シーンはまるで生き物のように、刻一刻と表情を変えていきます。
2023年6月、あなたの周りでも新しい音楽の話題で盛り上がっているのではないでしょうか?
SNSやメディアで人気急上昇中の曲、思わず耳を惹かれるメロディ、心に響く歌詞……。
そんな今まさに注目を集めている楽曲たちを、最新のトレンドとともにお届けします。
この機会にあなたも、新しい音楽との出会いを楽しんでみませんか?
人気急上昇中の音楽【2023年6月】(1〜10)
FIREWORK&TEAM

日本人、台湾人、韓国人、ドイツ系日本人という多国籍なメンバーで構成された9人組ボーイズグループ、&TEAM。
2ndEP『First Howling : WE』のオープニングを飾る『FIREWORK』は、Adoさんの『うっせぇわ』を手がけたボカロPであるsyudouさんが制作に参加したことも話題となりました。
花火を見上げながら大切な人を思い浮かべる気持ちは、熱い季節の始まりを予感させてくれますよね。
疾走感のあるビートと透明感もある歌声がテンションを上げてくれる、夏らしい清涼感がテンションを上げてくれるナンバーです。
how many timestonun

シンガーソングライターのtonunさんが手掛けた、都会的なサウンドが印象的な1曲です。
ミドルテンポで進行していくこの曲は、爽やかなサウンドとソリッドなビートで紡がれたトラックがオシャレな雰囲気を演出しており、そこに乗るtonunさんのスモーキーな歌声がよく映えているんですよね。
歌詞にはとあるカップルの男性が「これから先もずっと君と一緒に居たい」という思いをつづっており、両思いソングとして楽しめる温かいメッセージが魅力です。
ONE NATION UNDER THE DEMPAでんぱ組.inc

「萌えきゅんソングを世界にお届け」をキャッチコピーに、2023年から新体制での活動をスタートさせた8人組アイドルグループでんぱ組.inc。
2023年6月21日に配信リリースされた2ndEPのタイトルトラックになっている『ONE NATION UNDER THE DEMPA』は、でんぱ組.incらしさ全開のキュートでありながらもフックのあるアレンジが耳に残りますよね。
人類への警鐘にも感じられるフレーズを含んだリリックは、軽快だからこそ胸に残るのではないでしょうか。
キュートな歌声とメロディーがテンションを上げてくれる、気持ちが明るくなるナンバーです。
琥珀NIKO NIKO TAN TAN

FUJI ROCK FESTIVAL ’23への出演でも話題の音楽ユニット、NIKO NIKO TAN TAN。
彼らがおくる幻想的な1曲が『琥珀』です。
こちらはなかなか寝付けない夜に空を見上げ、思いをめぐらせる様子を描く作品。
サイケデリックなサウンドとウィスパーボイスでの歌唱が、他にはない世界観を構成しています。
ちなみにタイトルの『琥珀』は、樹脂でできた宝石を指す言葉なんですよ。
それをふまえて聴いてみてください。
Falling Down(sic)boy

オルタナティブ、エモ、ラウドロック、ヒップホップを融合させた独創的な音楽性が注目を集めているラッパー、(sic)boyさん。
メジャー1stアルバム『HOLLOW』からの先行シングル曲『Falling Down』は、ポップパンクをイメージさせる疾走感のあるアンサンブルがテンションを上げてくれますよね。
先の見えない未来への不安を感じさせるリリックは、夢や目標を持って日々を戦っている方であれば共感してしまうのではないでしょうか。
絶妙に韻を踏んだメロディがキャッチーな、クールなロックチューンです。
アイオライトAwesome City Club

大好きな人への愛にあふれたAwesome City Clubの『アイオライト』。
2023年に配信されたこの曲は、ドラマ『王様に捧ぐ薬指』の挿入歌に起用されました。
大好きな人を好きになればなるほどに切ない気持ちになっていくような、幸せという感情だけじゃない、ちくっと胸に何かが刺さる恋の心境が描かれています。
ボーカルのPORINさんの歌声からも、その切なさがあふれていますね。
好きな人のことをずっと考えてしまう日々に、ぜひ聴いてみてくださいね。
有罪布告BLUE ENCOUNT

ドラマ『弁護士ソドム』のテーマソングとしても話題なのが『有罪布告』です。
こちらはロックバンド、BLUE ENCOUNTが制作した曲。
ギターを中心とした重低音のサウンドが特徴的で、その歌詞は善悪の判断の難しさに言及する内容に仕上がっています。
そして、他にはない言葉を使ってダークな世界観を表現しているのが魅力です。
タイトルも含め聴きなれない言葉が登場するので、意味を考察しながら聴いてみてほしいと思います。