人気急上昇中の音楽【2023年6月】
音楽シーンはまるで生き物のように、刻一刻と表情を変えていきます。
2023年6月、あなたの周りでも新しい音楽の話題で盛り上がっているのではないでしょうか?
SNSやメディアで人気急上昇中の曲、思わず耳を惹かれるメロディ、心に響く歌詞……。
そんな今まさに注目を集めている楽曲たちを、最新のトレンドとともにお届けします。
この機会にあなたも、新しい音楽との出会いを楽しんでみませんか?
人気急上昇中の音楽【2023年6月】(21〜30)
アビが鳴くポルノグラフィティ

『ミュージック・アワー』や『サウダージ』、『メリッサ』などの力強いサウンドが印象的な楽曲を多くヒットさせてきたロックバンド、ポルノグラフィティ。
2023年に国際会議である「G7広島サミット2023」の応援ソングとして書き下ろされた『アビが鳴く』は、そんな彼らのヒット曲とはまた異なった穏やかなメロディーと曲調のナンバー。
ちなみに、彼らはかつて広島県にあった因島市の出身なので、広島出身のアーティストとして本プロジェクトに選ばれたんですよ。
因島の広大な自然をイメージさせるような本作、ぜひ目を閉じてじっくりと聴いてみてはいかがでしょうか。
東京依存性乃紫

TikTok上で「正体不明の女子大生」として公開したオリジナル楽曲が若い世代を中心に話題を集めたシンガーソングライター、乃紫さん。
2023年6月21日に配信リリースされた4thシングル曲『東京依存性』は、軽快なビートとキャッチーなメロディーが耳に残るナンバーです。
東京という場所に染まり、その一部に溶け込んでいく生活を描いたリリックは、まさにタイトルどおり依存症であるかのようなイメージがありますよね。
華やかでありながらも退廃的な都会の空気感とリンクしたトラックが印象的な、リアリティーを感じさせるポップチューンです。
人気急上昇中の音楽【2023年6月】(31〜40)
線香花火 feat. 幾田りら佐藤千亜妃

以前は俳優として活動し、きのこ帝国の中心人物としても知られているシンガーソングライター、佐藤千亜妃さん。
2023年6月28日リリースのアルバム『BUTTERFLY EFFECT』からの先行配信シングルである『線香花火 feat.幾田りら』は、タイトルどおりYOASOBIの幾田りらさんをフィーチャーしたナンバーです。
片思いの相手と花火を眺める情景は、熱く切ない夏という季節をイメージさせますよね。
透明感と浮遊感のあるアンサンブルが青春時代を思い出させてくれる、エモーショナルなポップチューンです。
文明単位のラブソング小林幸子,鎮座DOPENESS,蓮沼執太,川田十夢

小林幸子さん、鎮座DOPENESSさん、蓮沼執太さん、川田十夢さんによる、ジャンルの垣根を越えたメンバーで制作された『文明単位のラブソング』。
同名のアプリ作品のために書き下ろされた楽曲で、目まぐるしく変化していくトラックが時代の流れとリンクしているのを感じさせますよね。
日本の歴史が描かれたリリックは、どれだけの時間や事柄を重ねて現在の当たり前が存在しているのかを考えさせられるのではないでしょうか。
バリアフリーな音楽性がリアリティーを感じさせる、インパクトと中毒性を持ったポップチューンです。
I See You山下智久

俳優で歌手の山下智久さん。
彼が自身が主演を務める映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のテーマソングとして制作したのが『I See You』です。
こちらは歌詞のほとんどが英語のバラードで、その内容はあふれだす愛情をストレートに描くものです。
温かみのある歌詞なので、じっくり確認しながら聴いてほしいと思います。
それから幻想的なMVも見逃せません。
そちらからも曲や映画の世界観を感じられそうです。
さよならの向こうに松下洸平

油絵やダンスの経験から、ペインティングシンガーソングライターとして活動していた経歴もある松下洸平さん。
3rdシングル『ノンフィクション』からの先行リリースとなった『さよならの向こうに』は、NHK『みんなのうた』のために書き下ろされたナンバーです。
人生の中で何度も訪れる別れを描いたリリックは、それでも未来に進んでいこうというメッセージを感じさせてくれますよね。
ピアノをフィーチャーしたアンサンブルに乗せた優しい歌声が胸に響く、エモーショナルなポップチューンです。
Start over!櫻坂46

少しアンニュイな雰囲気とポップさをかねそなえた楽曲、『Start over!』。
この歌は2023年に櫻坂46がリリースした、洗練されたアイドルポップといえる魅力的な曲です。
彼女たちは、2015年に秋元康さんのプロデュースで結成された欅坂46が前身になっており、2020年に櫻坂46に改名してからは2023年に3期生メンバー11名の加入も発表するなど、最近勢いにのっているアイドルグループなんですよ。
ちなみにこの曲は、ベースのスラップという弦をたたくように鳴らすイントロが印象的で、このようなアイドル曲にあまり見られないアレンジも本作のいいところですね!