俳句や手紙を書くとき、ふと「この言葉は冬の季語だったかな?」と迷った経験はありませんか?
春や秋に比べて、冬の季語は意外に身近なものが多く、知っているようで知らない言葉もいっぱい隠れていますよ。
そこでこちらの記事では、日常会話でも使われるような一般的な冬の季語を幅広く集めました。
季節の手紙や句作のヒントとしてはもちろん、冬ならではの情景を言葉で味わう楽しみとしても、ぜひ気軽に目を通してみてくださいね!
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意外と知らない冬の季語!日常で使える身近な言葉のアイデア集(1〜10)
寒風
冬の季語である寒風はかんぷうと読み、文字通り寒い冬の風を指します。
単に「風」ではなく「寒」がつくことでより冷たい冬の情景をイメージしやすいですね。
こちらで紹介されている「寒風や 吹きすさびのち 雲うすれ」の、吹きすさぶとは風が非常に強く激しく吹いている様子を表しています。
冷たい風が激しく吹いたあと、空を覆っていた雲が少なくなり晴れ間が見える、そんな情景が読み取れますね。
寒い季節でも晴れた空を見上げることで気持ちがパッと明るくなるような、季節と感情の変化を詠むときの季語として用いると面白いですね。
クリスマス

昔から多くの人に親しまれている俳句。
そんな俳句の季語に「クリスマス」があるのをご存じでしょうか?
キリストの降誕祭である12月25日、日本でもクリスマスツリーを飾り、街中はイルミネーションで輝きます。
サンタさんからのプレゼントを心待ちにする子どもが多い伝統的なイベントのひとつですよね。
そんなクリスマス、俳句の世界でも冬の季語として用いられます。
日本ならではの古風なものが多い季語のなかで、意外に思えるクリスマスですが身近なイベントのひとつなので、クリスマスを使って冬ならではの一句を詠んでみませんか?
冬の星

寒い冬の夜空にきらめく「冬の星」。
冬の季語としてよく使われますよ。
空気が澄んで冷たくなる冬は、星がいつもより鮮やかに輝きます。
夜空を見上げると、オリオン座や冬の大三角がはっきり見え、子供たちは「あの星は何?」と目を輝かせる情景や、手をこすりながら家族や友だちと星を数える時間を想像して季語に取り入れてみてくださいね。
冬の冷たさや静けさ、夜空の美しさをやわらかく表現できます。
冬の星は、寒い夜でも心を少しだけあたたかくしてくれる、冬の楽しみのひとつにオススメです。
冬の風

寒い季節に吹く冷たい風のことで、冬の季語としてよく使われます。
朝、霜で白くなった道を歩くと、頬にひゅっと当たる冬の風に思わず身をすくめることもあります。
けれど、その冷たさの中に冬ならではの澄んだ空気や、景色の美しさを感じる瞬間があります。
木の葉がさらさらと舞ったり、遠くの山の雪が輝いたりする様子も、冬の風と一緒に楽しめます。
文章で季語として使うと、寒さと同時に冬の清々しさや景色の美しさを伝えられるのも魅力。
冬の風は、子供も大人も自然の力を感じながら、冬の季節を身近に味わえる存在です。
木枯らし

多くの有名俳人の句にも登場する木枯らし。
木枯らしは晩秋から初冬にかけて吹く、冷たく強い北風のこと。
木々の葉を吹き散らして木を枯れたように見せることから「木枯らし」と呼ばれるようになったそうです。
「凩」や「木枯」とも書き、元々は初秋の季語として用いられていましたが、その語感から冬の季語として定着していきました。
こちらで紹介している「凩の果てはありけり海の音」は江戸時代の俳人、池西言水の句で、遮るものがない海に到達した木枯らしが海鳴りとなって消えていく様子を詠んでいます。
冬の寒さや海の荒々しさ、その風がもたらす人々の生活などを詠む際に用いてみてはいかがでしょうか。
氷柱

冬の風物詩でもあるつらら。
漢字では「氷柱」と書きます。
雪国や寒い地域にお住まいの方なら、つららは冬に見る当たり前の光景かもしれませんね。
そんなつららは「連なり」が由来で、物が連なってなめらかに見える様子を表す「つらつら」が転じて生まれたそう。
俳句の世界では冬の季語として親しまれています。
「氷柱落つ 音に遅れて 朝日来る」は日本の俳人、篠田悌二郎さんが詠んだ句です。
氷柱が落ちる様子を表す「氷柱落つ」とは冬の終わりや自然の移ろいを表現しており、もうすぐ訪れる春を感じられますね。
白息

寒い季節に吐く息が白く見えることってありますよね。
凍てつく寒さに冷たく冷えた指先を温めようと、ハーッと息を吹きかけて温める様子は、まさに冬の光景といえます。
白息とは「しろいき」と読み、気温が低く冷たい空気によって、吐き出した息に含まれる水蒸気が冷やされて白く見えることを言います。
俳句の世界では冬の季語として用いられ「息白し」とも詠まれます。
冬らしい光景と寒さを実感する白息、俳句に用いやすい季語としてオススメです。



