冬に読みたい絵本!小学生の心に響く物語のアイデア集
冬の訪れとともに、子供たちと一緒に楽しみたい素敵な絵本に出会いたくなりますよね。
凛とした冬の空気や、雪の結晶の輝き、あたたかな家族の団らんなど、小学生のお子さんの心に響く冬の絵本をご紹介します。
情景を豊かに描いた絵本や、冒険心をくすぐる物語など、寒い季節だからこそ心に残る作品との出会いがきっと待っています。
お子さんと一緒に物語の世界に浸る、特別なひとときを過ごしてみませんか?
冬に読みたい絵本!小学生の心に響く物語のアイデア集(1〜10)
おせちNEW!
繊細な美しい絵と共に「おせち」について教えてくれる、子供たちの学びにつながる絵本です。
お正月が近くなると、さまざまな場所で見かけるようになる、おせち。
黒豆、数の子、栗きんとん、伊達巻……重箱に所狭しと並んだごちそうに、一度は目を奪われた事があるのではないでしょうか。
この絵本では、そんなおせちの定番料理について、丁寧に解説してくれていますよ。
日本料理の文化や伝統行事について学べる、子供たちにオススメしたい一冊です。
しんしん ゆきの ふるばんにNEW!
主人公のキツネは冬の夜、雪が降る森の中を歩いています。
そしていろいろな生き物たちと出会います。
電報をうっているキツツキ、キツネから逃げる練習をしているうさぎ……他にもクマやフクロウなど、この絵本には森の生き物たちがたくさん登場しますよ。
静かな雪景色の中で出会う生き物たちは、なんだかいつもと違う印象を受けますね。
なかなか意識する事のない、冬の森の不思議な魅力に気づける一冊だと思います。
読み聞かせにもぴったりですので、ぜひ雪降る夜にお楽しみください。
せかいいちしあわせなクマのぬいぐるみNEW!
メアリー・ローズは、一生懸命お小遣いをためて、くまのぬいぐるみを買いました。
とても大切にしていましたが、ある日、電車の中に置き忘れてしまうのです。
それから50年以上過ぎたあるクリスマス、素晴らしい奇跡が起こります……。
大切な物を失った悲しみの先にある、思いもよらない喜びと感動に、きっとこの絵本が忘れられない一冊となる事でしょう。
メアリー・ローズのくまように、生涯を通して大切にしたいと思える存在に、子供たちが出会えると良いですね。
どろろん ようかいの森 お年玉だいさくせん!NEW!
小学校へ通う妖怪の子供たちのお話なので、子供たちも感情移入しながら読める一冊です。
主人公のかっぱの小助は、相撲が得意です。
友達のおにの虎丸と、てんぐの風の坊と三人で相撲をとり始めましたが、勝負のほとんどに小助が勝ち、虎丸と風の坊は面白くない様子。
そのあと小助はゲーム機を持っていない事で仲間外れにされてしまいます。
友達とのいざこざや、ゲーム機を手にいれるための解決策など、小助をまるで自分のように思いながら読む子も多いかもしれませんね。
キツネザルのあったかいセーターNEW!
北の国を舞台に描かれた、やさしい心にほっこりする一冊『キツネザルのあったかいセーター』。
オオヤマネコのリーサとクマのニルスは、北の国で暮らしていました。
ある日、南の島からワオキツネザルのオットーがやってきますが、あまりの寒さにオットーは体調を崩してしまいます。
心配した二人はオットーがあたたかく過ごせるよう、さまざまな方法を考えますよ。
友達を思いやる気持ちや、困っている人を助けたいという思い。
寒い冬にぴったりの、とてもやさしくあたたかいお話です。
子ぐものいのりNEW!
この絵本に登場するのは、教会に住み着くクモの親子です。
クリスマスイブの日、教会には大きなツリーが飾られました。
クモの親子は美しいツリーに感動して、もみの木に移って見て回ります。
しかしその事でツリーがクモの巣だらけに……。
クモたちは糸を取ろうとしましたがうまくいかず、神様に謝罪します。
するとクモの巣がステキなある物へ変化するのです。
子供たちはこの絵本を通して、失敗した後に反省する大切さ、そして謝罪する事で許しを得られるという事を学んでくれると思います。
手ぶくろを買いにNEW!
寒い冬に子供の手を温かくしてあげたいという母心から始まる、ドキドキハラハラのストーリー。
登場するのはキツネの親子で、キツネの子供は片方を人間の手に変えて、人里に手袋を買いに行きます。
お母さんから必ず人の手を出して手袋が欲しい事を伝えるようにと言われますが、うっかりキツネの手を出してしまいました。
さあ、キツネはどうなってしまうのでしょうか?
静かな冬を舞台にしたこの物語の中には、心温まるエピソードがいくつもちりばめられています。
ぜひ親子で絵本を楽しみながら、さまざまなやさしさに触れてみてくださいね。






