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【よく分かる】ギターアドリブ脳の作り方・練習方法

【よく分かる】ギターアドリブ脳の作り方・練習方法
最終更新:

かっこよくギターソロをアドリブで決めてみたい!

でも、ギターでアドリブを弾けるようになるにはどうしたらいいんだろう?

そんな悩みはよく聞きます。

筆者自身も最初は楽譜をなぞるようなことしかできませんでした。

ではどのようにして、筆者が曲中で自分のソロが弾けるようになったのか紹介していきます。

曲にはキーというものがある

【よく分かる】ギターアドリブ脳の作り方・練習方法

んん、いきなりややこしそうな言葉が出てきました……。

キーとはざっくり言えば、曲を構成する上の中心となる音

この中心となる音が分かれば、その音から始まるスケールが有効ということです。

例えばキーCと言われれば、Cメジャースケールのこと。

メジャースケールと言われても怖がらなくても大丈夫、単にドレミファソラシドのことです!

スケールだけではアドリブはできない

スケールは音楽にとって重要なものですし、練習して覚えるものです。

もちろんアドリブにも大事な要素です。

しかし、それだけではアドリブができないのもまた事実です。

矛盾してるように聞こえますが、そうなんです。

ではもうひとつ必要な要素は何か?

それはフレーズ

スケールをどのようにして使うか……これがフレーズ練習です。

英会話の勉強で例えると、スケールをABCのアルファベットとすると、フレーズは単語にあたるイメージです。

とにかくトライアンドエラーを繰り返す

【よく分かる】ギターアドリブ脳の作り方・練習方法

ある程度、好きな曲をコピーしたりしていると、自ずとフレーズのストックができてきますよね。

そのフレーズの一部分を抜き出してつなぎ合わせると今までにはないソロフレーズが完成すると思います。

知ってるフレーズが使えるキーの曲を見つけ出して、その上で何回もチャレンジすることで、だんだんとフレーズのつなげ方が分かってきます。

とにかくチャレンジしてみてください。

アドリブ練習に最適な題材とは……

ずばり、ブルースです。

B.B.Kingエリック・クラプトンなど、ギターを手にした方ならば一度は耳にしたことがあるギタリストたちかと思います。

彼らのブルース曲の上で自分のフレーズを弾いてみるのもよい練習方法です。

クリーム時代のエリック・クラプトンのCrossroadsはキーAのアドリブの名演とされていますね。

ブルースだけでなく、ポップスにもよい題材があります。

ビートルズのLet It BeはキーがCで王道のコード進行ですので、取り組みやすいと思います。

このように、初めてのアドリブの練習には、できるだけシンプルな曲を題材にするのをオススメいたします。

筆者のアドリブ練習例はこんな感じ。

家庭用の小さいアンプを使いました。

Aのブルース進行で演奏しています。

まとめ

アドリブを弾くことには、キーの理解、スケールとフレーズの習得が必要。

そこからはとにかくトライアンドエラーを繰り返す。

この積み重ねを日々行います。

積み重ねてきたものが自然と出るようになるのがアドリブのコツではないでしょうか?

ソロに限らず伴奏もしかりでございます。

自分らしい演奏を目指してレッツトライでございます。

この内容をさらに自分の経験を踏まえてお話させていただいた動画があるので、興味があれば観てみてくださいね!

こちらは実際にスケールを使っての使ってアドリブ練習例の動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=_sVrfK27JTo&t=529s