【邦楽】ギターカッティングがたまらない人気曲まとめ【2025】
ストロークの中に休符やブラッシングを織り交ぜて小気味良い音を鳴らすギター奏法、カッティング。
あの「チャカチャカ」した音色、気持ちいいですよね!
ギターが趣味な方なら、一度はチャレンジしたことがあるんじゃないでしょうか。
今回この記事ではカッティング奏法が登場する邦楽の人気曲をまとめてみました!
最新の話題曲から往年の名曲まで、ファンクチューンやシティポップはもちろんポップスから荒々しいガレージロックまでさまざなジャンルから幅広い邦楽を選曲していますよ。
ギタリストの方も要チェックです!
【邦楽】ギターカッティングがたまらない人気曲まとめ【2025】(1〜10)
シャンデリヤTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT

圧倒的なスピードとパワーを誇るギターカッティングが全編を支配する、1996年11月発売のアルバム『High Time』収録の超高速チューン。
BPM158という猛烈なテンポで16分音符を刻み続けるギターストロークは、バンドのギタリスト、アベフトシさんが放つ「マシンガンカッティング」の代名詞的存在です。
パンクとガレージロックの要素を併せ持つダイナミックなアンサンブルの中で、チバユウスケさんの独特な詩的表現が織りなす歌詞世界が広がります。
本作は当時のタイアップなどはありませんでしたが、ライブではバンドの定番曲として頻繁に演奏され、観客を熱狂させました。
目まぐるしく展開する高速カッティングにチャレンジしたいギタリストの皆さまはぜひ挑戦してみてください。
イエロートイAooo

艶やかなカッティングギターが全編を彩る16ビートのグルーヴィな一曲。
すりぃさんの巧みなギタープレイと、やまもとひかるさんのベースが織りなすリズミカルなアンサンブルは、まさにファンク魂を呼び覚ますサウンドです。
日常の退屈から逃れたい主人公の心情を、疾走感のあるカッティングが見事に表現しており、文学的な引用を交えた歌詞の世界観とも見事にマッチしています。
2024年10月、4人組バンドAoooのメジャーデビューアルバム『Aooo』に収録された本作は、第17回CDショップ大賞入賞作品として高い評価を得ています。
手堅いカッティングとメロディアスなシンセサイザーが織りなす独特な雰囲気は、ドライブ中やパーティーシーンで心地よく響くはずです。
テレキャスター・ストライプポルカドットスティングレイ

エネルギッシュなギターカッティングが楽曲を彩るポルカドットスティングレイの楽曲は、エジマハルシさんの鋭いギターリフ、迫力満点のコードストロークに心躍らされます。
16分音符を基調としたシャープなカッティングは、楽曲全体のグルーヴを牽引する重要な要素となっており、その技巧的な演奏は中毒性の高いギターロックナンバーを生み出しています。
2017年11月8日発売のメジャーデビューアルバム『全知全能』に収録され、MVがYouTubeで数千万回以上の再生を記録し、バンドを全国的なレベルにまで押し上げた記念すべき1曲。
ギターが大好きな方はもちろん、躍動感のあるロック・サウンドを求める音楽ファンにもお勧めの1曲です。
SPARKLE山下達郎

近年海外でも見直されている日本発のシティポップ界において、象徴的な存在として知られているシンガーソングライター・山下達郎さんの楽曲。
6thアルバム『FOR YOU』に収録されている楽曲で、シングルカットされていないにもかかわらず山下達郎さんの代表曲として知られています。
奥行きのあるカッティングサウンドから他のパートが入ってくるイントロのアンサンブルは、楽曲への期待感を高めてくれるのではないでしょうか。
現代でもアーバンな空気感がみずみずしい、J-POPシーンにおけるシティポップのクールさが詰まったナンバーです。
Once Upon a NightBillyrrom

スタイリッシュな軽快リズムとディスコティックなサウンドで魅せるBillyrrom。
平穏な日常から一歩を踏み出す決意を歌った楽曲には、ファンクとソウルを基調にしたグルーヴィーなカッティングギターが印象的です。
カッティングは楽曲の心臓部として鳴り響き、ドラムとベースのリズム隊と見事に絡み合いながら、曲の躍動感を最大限に引き出しています。
アルバム『WiND』の先行シングルとして2024年7月にリリースされた本作は、三部作の完結編に位置付けられ、バンドの音楽的成熟を物語る作品となりました。
ライブでは観客を虜にするエネルギッシュなカッティングプレイが炸裂し、会場全体をダンスフロアへと変貌させる魅力を放っています。
夜のドライブBGMや、心機一転したい時にぴったりの一曲です。
あたらしい旅YONA YONA WEEKENDERS

心地よいギターカッティングとファンキーなビートが織りなすグルーヴ感が魅力的なYONA YONA WEEKENDERSの作品です。
緻密に設計されたギターリズムはドラムとベースとの絶妙な調和を生み出し、アンニュイなムードと都会的なサウンドを見事に表現しています。
本作はシティポップを基調とした洗練されたサウンドと共に、新しい一歩への勇気や、不完全でも前を向く大切さを優しく伝えています。
2025年2月にリリースされたこの楽曲はテレビ東京系列で放送された紀行バラエティ番組『地球の歩き方SP in ベトナム』のエンディングテーマとして起用されました。
アルバム『LIVE』に次ぐ新たな展開として、バンドの音楽性の深化を感じさせる一曲となりました。
夜のドライブや、穏やかな休日の午後のBGMとしてぴったりな楽曲で、新しい一歩を踏み出そうとしている人の背中を優しく押してくれることでしょう。
BAD FEELINGBOØWY

1980年代に爆発的な人気を誇り、解散後も数多くのバンドやミュージシャンに影響を与え続けている伝説的なロックバンド・BOØWYの2作目のシングル曲。
ダンサブルなビートをフィーチャーしたバンドサウンドが心地いい、ライブではほぼ欠かさず演奏されていた楽曲としても知られています。
キャッチーでありながらスリリングなイントロのギターカッティングは、ボーカルと並んで楽曲のもう一つの顔として存在感を放っていますよね。
現在でもプロアマ問わず多くのギターキッズたちにとって練習曲の定番として演奏されている、J-POP史に残る名リフが堪能できるロックチューンです。