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John Cage の検索結果(31〜40)

ダーク・ウェーブJohn Luther Adams

先ほど紹介したのがジョン・アダムズで、こちらもジョン・アダムズです。

同じアメリカ人ですし、解りにくいので前者をジョン・アダムズ、後者をジョン・ルーサー・アダムズと呼ぶようにしています。

親子で同名あれば、何世とか大とか小とかを付けるのですが、別人だと優劣つけたみたいで失礼になりますしね。

こちらのジョンは大自然から霊感を受けてスケールの大きな曲を作ります。

KraftMagnus Lindberg

Magnus Lindberg: Kraft / Gilbert · Berliner Philharmoniker
KraftMagnus Lindberg

これぞ「現代音楽」という響きが出てきました。

そうです、これぞ現代音楽です。

攻撃的で耳に馴染みのないフレージングやリズムなどは、台所の頭上にある食器棚から、皿とドンブリを落としてパニックになった主婦のようです。

DorchadasAnn Cleare

Ann Cleare – Dorchadas [w/ score]
DorchadasAnn Cleare

官能的で衝撃的な音の塊に女流作曲家であるアンは何を込めているのでしょうか。

彼女の音楽は彫刻のようであり、音色からの色彩であったりします。

生きているがゆえに知覚するすべてに注意深く耳を傾けて、音楽としてサンプルリターンしてくれる彼女の存在は現代音楽の世界には欠かせません。

A Rainbow in Curved AirTerry Riley

Terry Riley – A Rainbow in Curved Air – Full CD (HQ)
A Rainbow in Curved AirTerry Riley

テリー・ライリーさんは、スティーヴ・ライヒ さんやフィリップ・グラスさん、そしてラ・モンテ・ヤングさんらと並んでミニマル・ミュージックの代表的な作曲家として挙げられる存在です。

2020年の2月、新プロジェクト実施のために佐渡島へ来日していたライリーさんが、パンデミックの影響もあり、85歳という年齢でそのまま日本へ移住することを決意したことも記憶に新しいですよね。

そんなまだまだバリバリ現役なライリーさんが1969年にリリースした、2曲入りの傑作『A Rainbow in Curved Air』の表題曲を紹介します。

1つのフレーズが反復していくミニマル・ミュージックの手法を軸として、オーバーダビングを用いた電子オルガンやハープシコード、タブラッカといった楽器で生み出された18分をこえる音世界は、まさに虹色のサイケデリアのごとし。

どこか異国情緒を感じさせる、というのもポイントです。

あのザ・フーのギタリスト、ピート・タウンゼントさんがこの曲に影響を受けて名曲『Baba O’Railey』を作ったという逸話も踏まえると、この楽曲の偉大さが理解できるというものでしょう。

Bela Bartok Music for Strings, Percussion and CelestaLinus Lerner

作曲者中期の傑作。

ハンガリー音楽の旋律を用いながら、作曲者固有の無調音楽的な世界が繰り広げられる。

冒頭の不気味な主題が、実は民族音楽に根ざしていることは終楽章のおしまいで雄弁に語られる。

ちなみに初演したのはフルトヴェングラー指揮のベルリン・フィルだった。

John Cage の検索結果(41〜50)

月に憑かれたピエロArnold Schönberg

Complete performance: Schoenberg’s Pierrot lunaire
月に憑かれたピエロArnold Schönberg

『月に憑かれたピエロ』という邦題でも知られるこちらの作品は、もともとはベルギーの詩人が発表したフランス語の詩集であり、ドイツ語訳のものを題材とした音楽作品。

複数の作曲が曲付けしている中で、最も有名な作品が、オーストリアの作曲家であるアルノルト・シェーンベルクさんが手掛けたものです。

シェーンベルクさんはいわゆる調性音楽を脱した「十二音技法」を創始したことで知られ、アメリカに移住してからは弟子にあのジョン・ケージさんを持つなど、現代音楽家に大きな影響を与えた存在です。

今回紹介している『月に憑かれたピエロ』は、十二音技法を確立する以前の作品であり、調性を放棄した無調が提示された作風で、現代音楽の傑作のみならず、20世紀の音楽史において重要な作品の1つです。

一般的な室内楽から著しく脱した不協和音の連続、歌と詩の朗読の中間のような歌曲が絡み合い、複雑で奇怪な世界を作り上げています。

美しい旋律は皆無、決して心地良いものではありませんが、他の音楽では味わえない音楽的な体験として、日本語の訳詞を片手にぜひ挑戦してみてください。

断ち切られた歌Luigi Nono

イタリアはヴェネツィア出身のルイジ・ノーノさんは、戦後の現代音楽~前衛音楽において中心的な役割を果たした作曲家です。

20世紀ドイツ最大の交響曲作家とも言われるカール・アマデウス・ハルトマンさんが、バイエルン放送と共同で主催した現代音楽の演奏会「ムジカ・ヴィーヴァ」でその名を知られるようになったとも言われており、いわゆるセリエル技法を習得した初期から電子音楽に興味を持ち始めた中期、新たな地平へと進んだ後期で作風が違うことでも有名な存在ですね。

エドガー・ヴァレーズさんやカールハインツ・シュトックハウゼンさんといった先鋭的な作曲家と交流しながらも後に決別している、という点もノーノさんが独自の道を歩むタイプであることを物語るエピソードと言えそうです。

共産主義者でもあり、政治的な思想を作曲へと落とし込むタイプのノーノさんが1955年から1956年にかけて作曲した『Il canto sospeso』は、彼の代表作と言える声楽作品、カンタータです。

『断ち切られた歌』という邦題のこの作品は、戦時中の抵抗運動の闘士たちによる遺書からインスパイアされ、十二音技法と独自のセリエル技法を駆使したもので、当時大ヒットを記録したそうです。

音だけでなく、その背景にあるメッセージ性はぜひ知っておくべきものと言えるでしょう。