論語の名言で導く人生の道しるべ。心震える孔子の教え
「己を知る」「学びて時にこれを習う」など、2000年以上の時を超えて、今なお多くの人々の心に響き続ける論語の名言。
孔子の残した教えは、私たちが直面する人生の岐路で、迷いを吹き払う道しるべとなってくれます。
仕事や人間関係、自己成長など、現代を生きる私たちの悩みにも、驚くほど的確な答えを示してくれるのです。
シンプルでありながら深い知恵が詰まった論語の名言から、あなたの人生を豊かにするヒントを見つけてみませんか?
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論語の名言で導く人生の道しるべ。心震える孔子の教え(11〜20)
巧言令色、鮮なし仁。

こちらの論語は、言葉の使い方に工夫したり、人の顔色をうかがうことは悪いことではないが、それが主体となってしまうと本当の人としての心が薄くなってしまうといった意味合いの言葉です。
確かに、とてもうまく表現されているのに、どこかうそっぽいとか、真実味が薄い、というときってありますよね。
それより、言葉の数は少ないながらも、真実しか話していないだろうな、と感じることもありますよね。
どちらの場合も極端だとそれはそれでよくないですが。
徳は孤ならず。必ず隣あり。孔子

徳のあるものは孤独と思うかもしれないが、決して孤独ではない。
気がつけば必ずまわりに理解者や、同じ考えのものが集まるものだ、という意味の格言です。
自分がよいことをしていると思うのに孤独を感じるときには思い出してほしい格言です。
自分が信じる道を地味に確実に貫いてほしいです。
また逆に理解者や共鳴者がいないときは自分が間違っているのかも、と再チェックできるかもしれませんよね。
どちらにせよ、盲信せずに客観的に、しかし徳のある行動だと思うことを続けることが大切ですね。
人を知らざるを患う孔子

「人を知らざるを患う」という論語は、「人の己を知らざるを患えず」から続きます。
他人が自分を認めてくれないことを気にするよりも、自分が他人のことを理解しているのかを心配しろ、という意味の言葉です。
確かに人はつい「自分はこんなに頑張っているのに!」と思ってしまい、自分が思う正当な評価をされないことに憤ってしまうこともありますよね。
しかし、逆に自分は他の人のことを理解しているのかと問われると、答えられない人も多いのではないでしょうか。
自分ばかり認めてもらえないと嘆く前に、冷静に周りを見渡す大切さを説いた名言です。
士は以て弘毅ならざるべからず曽子

孔子の弟子の一人、曽子による論語「士は以て弘毅ならざるべからず」は、「任重くして道遠し 仁以て己が任となす また重からずや 死してしかしてのち已む また遠からずや」と続きます。
何かを極めようとする人や人の上に立つ人は大きな器と強い意志を持っていなければならない、その過酷な道を一生歩き続けなければいけない、と説いています。
大きな決心をした時、同時に踏み出す勇気と覚悟を持たなければいけませんよね。
充実した人生とは何か、その大変さも合わせて教えてくれる名言です。
益者三友孔子

孔子の名言であるこちらの言葉は交際して益のある3種類の友達と、損のある3種類の友達について述べたものです。
益のある友達は正直な人、誠実な人、博識な人といわれており、損のある友達は不正直な人、不誠実な人、巧言を操って恥じない人だそうです。
友達になるなら自分も益者でありたいですよね。
そして益者には益友が集まってくるというわけです。
損友を作らないようにすると同時に自分も損友にならないようにすることが大切ですね。
おわりに
論語の名言は、2000年の時を超えて私たちの心に響き続けています。
人として大切な心構えや生き方の指針を、孔子は優しく諭すように伝えてくれます。
心に残った言葉を、日常生活の中で思い返してみましょう。
あなたの人生を、より豊かで意味深いものへと導いてくれるはずです。