ドラマーにとって悩みの種になりやすいポイントの1つが、バスドラムの連打です。
腕や指などとくらべて足のコントロールは少し難しいので、その部分のコツについて詳しく解説していこうと思います。
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バスドラムの音量とスピードを上げる秘訣
まず、バスドラムの音量を上げる踏み方というのは、カカトを上げた状態で踏む「ヒールアップ奏法」が基本です。
カカトを下げた「ヒールダウン奏法」もありますが、カカトが地面についた状態だとどうしても脚の重みをペダルに伝えにくいので音量も出しにくいんですね。
フットワークの基礎
では、カカトが上がった状態で、どのように足を動かしていくかというと最初はペダルを強めに踏み込んだ状態で維持しておきます。
その状態からカカトを落としつつ、つま先を上下に動かすと、ペダルが動いて音が出るというのがヒールアップ奏法の基本となるわけですが、この動作がうまくできるかどうかで大きく結果が変わってきます。
パワーとスピードが出せるかどうかの決定的な違いとは
「カカトを落とす」という言葉を聞くと「重力に従って脚の重みを利用して落とす」という感じに理解してしまいがちです。
しかし、実際は脚を落とすだけではなく、自分からカカトを下方向へ動かしていくという作業も大事になってきます。
なぜなら、脚の重みを落とすだけでは、テンポの速い曲などを演奏する場合にパワーもスピードも足りなくなってくるからです。
でも外見上は、カカトを落とすだけの動作も、自発的にカカトを下方向へ動かしている動作も、判別がつきにくいので誤解がされやすく「バスドラムの連打は脚を落とす動作を繰り返すだけ」というように考えてしまいがちです。
具体的なパワーアップ方法
結論としては、スピードと音量をパワーアップさせるためにはヒールアップ奏法で、カカトを落とす時には受動的に落とすだけではなく、積極的に素速くカカトを落とす方向へコントロールしてあげるという動作が大切です。
そして、何より重視すべき事は、一瞬でカカトを落とせるかどうかの「速さ」です。
速くカカトが落とせれば落とせるほど、小さい動きでも音量が出やすいです。
したがって、カカトがスムーズに上下しているかどうかを確認しながら練習することは、非常に大切となってきますので、自分の足の動きを見ながら練習してみてくださいね!