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オーケストラで演奏される楽器一覧。種類別に紹介

オーケストラで演奏される楽器一覧。種類別に紹介
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オーケストラで演奏される楽器一覧。種類別に紹介

オーケストラの演奏って実際に聴きにいったことがありますか?

きっと音源を耳にしたことがある方は多いと思うのですが、実際にホールで演奏を聴いたことがある方は多くはないかもしれません。

しかし、きっと誰しもオーケストラの演奏の映像は観たことがあるのではないでしょうか?

たくさんの弦楽器や管楽器が並んでいて圧巻ですよね。

そこでこの記事では、オーケストラで演奏されている楽器を一挙に紹介していきますね!

弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器、その他の編入楽器と各セクションに分けて紹介いたしますので、詳細を知りたい楽器があればぜひじっくりとご覧ください。

弦楽器

バイオリン

禁止法律が出たほどの中毒性!?【チャルダッシュ/モンティ(Monti:Csárdás)】
バイオリン

オーケストラの楽器と言われて多くの方が最初にイメージするであろう弦楽器。

バイオリン属に分類される弦楽器の中でもっとも高音域を出せる楽器で、その音色はクラシックのみならずロックやポップスなどのポピュラーミュージックでも耳にすることが増えてきましたよね。

独特の姿勢から弓を使って弾く優雅な姿は、まさにクラシックそのものと感じている方も多いのではないでしょうか。

繊細かつ透明感のある音色が心地いい、誰もが憧れる歴史ある楽器です。

コントラバス

Gary Karr Live in Fujisawa, Japan 2019 (コントラバスの巨匠ゲイリー・カー、最後の演奏会) w/Harmon Lewis(ピアノ:ハーモン・ルイス)
コントラバス

大型の弦楽器コントラバスはオーケストラでもインパクト大なので、見たことがある方も多いと思います。

4~5本の弦を持つ楽器でバスやベースと呼ばれることもあります。

ウッドベースとも呼ばれており、フォークミュージックやカントリーなどで用いられることも多い楽器ですよね!

太くて低い音が特徴的で、チェロの最も低い音よりも1オクターブ低い音まで奏でられるそうです。

サン・サーンス作曲の『動物の謝肉祭より 象』などコントラバスが主体の楽曲もありますので、ぜひ気になった方はその深い音色に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

チェロ

カノン チェロ4重奏版
チェロ

宮沢賢治の作品『セロ弾きのゴーシュ』でもおなじみのチェロはクラシックの中でも重要な楽器のひとつです。

オーケストラでの合奏にはなくてはならない弦楽器で、弦楽四重奏などの重奏の中では低音部を担当しています。

ポップスやロックなどで用いられることもあり、注目すべき楽器だと思います!

座って演奏することが多く大きな楽器なのでオーケストラでも目が行きがちですよね。

大きいながらも繊細な音色が美しいので、ぜひパッヘルベルの『カノン チェロ4重奏』を聴いてみてくださいね!

ビオラ

ブラームス:ヴィオラ・ソナタ第2番(佐々木亮、清水和音)
ビオラ

バイオリンよりも少し大きめで低めの音色を特徴とする弦楽器がビオラです。

バイオリンに比べ音域を5度下げているため、低音を出す必要があり大きく厚めのある構造になっています。

弦はバイオリンよりも長く太い一方、弓は一般的に少し短く重くなります。

ブラームスの『ビオラ・ソナタ第1番・第2番』やシューマンの『おとぎの絵本』などビオラが活躍する楽曲も多いので、気になった方はぜひ美しいビオラの音色を堪能してみてくださいね!

木管楽器

クラリネット

Wolfgang Amadeus Mozart: Clarinet Concerto in A major, K.622
クラリネット

童謡の『クラリネットをこわしちゃった』など小さなころから親しみのある木管楽器がクラリネットですよね!

吹奏楽でも人気の楽器です。

竹が原料のリード1枚を振動させて音を出すのが特徴で、怪しげな雰囲気を演出する低い音から細く鋭い高音までコロコロと違った表情を見せてくれる興味深い楽器のひとつでもあります。

クラシック音楽の他にもジャズなどにも用いられていますので、チェックしてみてください。

吹奏楽でクラリネットを演奏したいと思っている方はぜひ注目してみてくださいね。

イングリッシュホルン

イングリッシュホルン協奏曲 ト長調 / ガエターノ・ドニゼッティ
イングリッシュホルン

こちらのイングリッシュホルンは、音色を聴いての通りオーボエと非常に似た楽器です。

オーボエと違うところは、オーボエより5度低く、ベルの部分が球状になっていることでしょう。

この球状の構造により、オーボエよりやわらかい音が出ます。

そしてオーボエに似ているのにイングリッシュホルンという名前なのが不思議ですが、もともと角度のある楽器ということでコール・アングルと呼ばれていたのが、アングルの部分をイギリスのと誤解されてこのような名前になっていったそうです。

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