【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲
ドラムを始めたての方の中には、どの曲から練習していいのかわからない……と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
自分が取り組もうとしている曲の難易度がどれくらいなのか、それがわからないと練習もなかなかはかどりませんよね。
そこでこの記事では、ドラムを始めたての初心者の方にオススメの、ステップアップにつながる曲をご紹介。
最新のヒット曲から定番のあの名曲までたっぷりピックアップしました!
上達するには地道な練習を続けて、コツや感覚をつかんでいくしかありませんが、初心者向けにアレンジを加えた「叩いてみた」動画も合わせて載せていますからぜひ参考にしてみてください!
【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲(1〜10)
Lemon米津玄師


原曲だと生ドラムのサウンドが使われていないので意外に思えるかもしれませんが、この曲をバンドで演奏するのもオススメ。
とくにドラムに絞っていえば、2種類のビートを叩けるようになればOKで、しかもその2種類のビートはよく似ているので練習しやすいと思います。
1つはサビで登場するビートと、もう1つはサビ以外で登場するビートです。
サビ以外で登場するビートの方が少しだけ複雑で、そのポイントはバスドラム。
16分音符が登場しますので、これを機にバスドラムを16分音符で叩けるようにしてみましょう。
この曲のテンポであれば必ずしも必要ではありませんが、キレイに音を出したりリズムを崩さないために、スライド奏法もしくはアップダウン奏法を習得できるといいでしょう。
セプテンバーさんNEW!RADWIMPS


RADWIMPSの曲に挑戦してみたいと考えている初心者の方にオススメなのが『セプテンバーさん』。
ゆっくりめのテンポかつ、シンプルなビートが多いので取り組みやすいのが特徴です。
ただし、注意したいポイントが大きく2つあります。
1つ目は曲の構成を覚えることです。
ビート自体はシンプルですが、イントロ、Aメロ、Bメロ、間奏と、似たようなフレーズがどんどん切り替わっていきます。
またブレイクもいくつかありますので、どのタイミングで何をどのように叩かなければいけないかをしっかり覚えましょう!
2つ目は楽曲終盤に登場するタム回しです。
クラッシュシンバルとタムの連打フレーズのあと、バスドラムとスネアも絡むフレーズに展開していきます。
単純に手順がややこしいだけでなく、「なんかかっこよく叩けない」と感じやすいと思いますので、繰り返し練習してフレーズを自分のものにしてくださいね。
水平線NEW!back number


8ビートを主体として、さまざまなフィルインが印象的な1曲です。
楽曲全体を通して8ビートとその変形で構成されており、ビートを叩くだけであれば初心者ドラマーの方でもそれほど苦労することなく叩けるようになると思います。
しかし、この曲のポイントとなるのは要所で登場するフィルインです。
ゆったりとしたテンポでありながら16分音符を組み合わせたさまざまなフレーズが登場するので、しっかり整理してフレーズを理解しておかないとこんがらがってしまいます。
曲に合わせて叩く前に、楽譜を見て各フレーズを把握することが大切。
また中には6連符や16分3連、32分音符など、これまであまり見かけなかった音符が登場しています。
なじみのない音符はなかなか叩きづらいと思いますので、原曲を聴きながらしっかりと体に覚えさせていきましょう。
AnarchyNEW!Official髭男dism


「ヒゲダンの曲って難しそう!」と敬遠している初心者ドラマーの方に挑戦してほしい、彼らの楽曲の中でも比較的叩きやすい楽曲がこちら。
よく似た3種類のビートの繰り返しで構成されていることに加え、複雑なフィルインやビートが登場しないため、少し練習すれば叩けるようになる方が多いと思います。
この曲のビートのバスドラムには裏拍が多用されているので、まずはその点に慣れていきましょう。
バスドラムを裏拍に叩けるようになれば、今後の演奏の引き出しが確実に増えていきますよ!
そしてこの曲で気をつけたいのが、登場する3種類のフレーズが似ていて、楽曲内の各パートでそれらが頻繁に切り替わっていくことです。
各ビートの内容を把握するまではこんがらがってしまいそうですので、初めの内は楽譜を見ながら構成を理解するように練習していくのがオススメです。
楓NEW!スピッツ


基本の8ビートを基調とした構成の楽曲なので、初心者の方にオススメできる1曲です。
この曲で用いられている8ビートはごく基本的なものなんですが、16分音符の4つ目の位置にゴーストノートが登場しています。
ゴーストノートとは通常通り叩くよりもずっと小さな音で演奏する音符のことで、これによってビートにグルーヴ感を演出することを狙っています。
これが自然にできるようになれば、とっても聴き応えのあるかっこいいビートになりますよ。
また、サビ前のフィルインもポイントで、4拍目の16分音符の4つ目にクラッシュシンバルが登場しています。
このフレーズ、疾走感を持って次のパートにつないでいくときに重宝するんです。
この機会に覚えておけば、また別の曲でも活用できることまちがいなしです。
君という花NEW!ASIAN KUNG-FU GENERATION


「8ビートはもう叩けるようになったから次のステップに進みたい!」と考えている方にオススメなのが、ハイハットやライドシンバルの裏打ちを用いたこちらの楽曲。
この曲で使用されているビートはダンスビートとも呼ばれるビートで、邦楽ロックバンドの楽曲ではよく耳にするビートですよね。
とてもノリがよくって聴き応えのあるビートである一方、手順をマスターすれば意外にも楽に叩けるビートなんですよ!
邦楽ロックをよく演奏する方であれば重宝するビートですので、ぜひ叩けるようになっておきましょう。
このダンスビート、AメロやBメロではハイハットのオープンとクローズを用いており、サビではライドシンバルのカップを叩いていますね。
初めの内はオープンとクローズのキレを表現することや、ライドシンバルのカップをキレイに鳴らすことが難しく感じられると思いますので、さまざまな叩き方を試してみるといいでしょう。
とくにライドシンバルのカップは楽曲のつなぎ目で叩いたりフィルインに組み込んだりと、ここぞというときに活躍するので、この機会にマスターしちゃいましょう!
愛をこめて花束をNEW!Superfly


ゆったりしたテンポで進行していくため叩きやすい一方で、ビートやフレーズのバリエーションが豊富なこの曲、初心者の方がステップアップするのにピッタリな楽曲です。
1曲を通して基本となっているビートはハイハットを用いた8ビートで、かつゆったりとしたテンポですので初心者の方も取り組みやすいのが1つ目の特徴です。
一方、基本の8ビートのスネアの回数を増やしたビートやハイハットの裏打ちを用いたビート、さらにフロアタムで8分音符を刻むビートなど、さまざまなビートが登場するのが2つ目の特徴。
加えて各パートのつなぎ目部分では手足のコンビネーションを活かしたフィルインも登場するので、この1曲を練習すればたくさんのビートやフレーズに触れられますよ!
そして繰り返しになりますが、原曲のテンポがゆったりしているので、曲の練習をしながら各ビートやフレーズもしっかり丁寧に練習できるのがいいですね。







