【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲
ドラムを始めたての方の中には、どの曲から練習していいのかわからない……と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
自分が取り組もうとしている曲の難易度がどれくらいなのか、それがわからないと練習もなかなかはかどりませんよね。
そこでこの記事では、ドラムを始めたての初心者の方にオススメの、ステップアップにつながる曲をご紹介。
最新のヒット曲から定番のあの名曲までたっぷりピックアップしました!
上達するには地道な練習を続けて、コツや感覚をつかんでいくしかありませんが、初心者向けにアレンジを加えた「叩いてみた」動画も合わせて載せていますからぜひ参考にしてみてください!
【2025】ドラム初心者のための練習曲。簡単でかっこいいおすすめ曲(1〜10)
RPGSEKAI NO OWARI


まるで行進曲のような雰囲気の曲で、BPMは叩いていてちょうどいい心地よさを感じられる135です。
またこれくらいのテンポであれば、初心者の方でもビートを確認しながら叩けると思いますので、練習曲にピッタリです。
この曲のオススメポイントはほかにもあって、2種類のビートをマスターすればOKなんです。
1つめはAメロやサビで登場するビート、2つめはそれと少し似たビートで、Bメロ部分で登場するビートです。
どちらも右手は4分音符であることに対してバスドラムを叩く右足は8分音符で絡んでくるので、ごっちゃにならないように落ち着いて繰り返し練習してください。
また、間奏部分で登場するマーチングのようなスネアのフレーズもチェックポイントで、ロックドラムの演奏ではあまり出会わないフレーズかもしれません。
三連符が用いられているので、リズムを理解した上で挑戦してくださいね。
マリーゴールドあいみょん


ドラムの練習というとロック系の曲を選びがちですが、ヒットしたポップソングの中にも練習になるものがたくさんあります。
たいえば、あいみょんさんの2018年リリースのラブソング『マリーゴールド』。
Aメロで絶妙なタイミングで叩かれるオープンハイハットシンバルや、曲のやわらかい雰囲気を壊さないフィルインなど、ドラム目線で聴きどころの多い1曲です。
ライラックMrs. GREEN APPLE


この曲を練習することでドラムを上達したいと考えている方にオススメなのがこの曲です。
アップテンポな上、登場するビートの種類も多く、非常に練習しがいのある曲といえるでしょう。
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、間奏部分、Cメロと、それぞれの箇所でどんなビートが演奏されているのかをよく聴き、一つずつマスターしていきましょう。
また何小節にも渡ってスネアとタムを16分音符で行き来するようなフレーズもあり、さらにその部分が変拍子になっているなど、難関ポイントがたくさん。
しかし、やってやれないことはないと思いますので、まずはフレーズや曲の構成の理解を進め、その後にゆっくりなテンポから徐々に原曲のテンポに近づけていくといいですよ。
脱初心者を目指して気長に取り組んでみてください。
リンダ リンダTHE BLUE HEARTS


もし「テンポが速くてもいいからシンプルなビートをかっこよく叩ける曲に挑戦したい!」という初心者の方がいればオススメなのがこの曲です。
パンクの名曲らしく、ド直球なビートがかっこいいんですよね。
ただし、曲のBPMは200近くとかなりアップテンポな上、基本的には1曲全体を通して8分音符でハイハットかライドシンバルでリズムを刻むビートが続きます。
そのため初心者の方にとっては右手で8分音符を刻み続けることが大きな壁となるでしょう。
そこで取り組んでいただきたいのが、アップダウン奏法です。
ダウンストロークとアップストロークを交互におこなう奏法で、速いリズムをキレイに叩けるようになる上、余計な力を入れずに叩けるので長時間叩いても疲れにくくなるはずです。
そして初心者の方にとってもう一つの壁となりそうなのが、ハイハットのオープンとクローズ、そしてライドシンバルの使い分けなければいけないことです。
スティックのどの部分を使ってシンバルのどの部分を叩くといいのかを研究し、気持ちいい音が出せるように練習してみてください。
PretenderOfficial髭男dism


ヒゲダンの代表曲であるこの曲はBPM92と、ゆったりとしたテンポで進行していくバラードソングです。
テンポがゆったりとしているため、それぞれのビートを確かめながら叩けるのが大きなオススメポイントです。
また、この曲のテンポ以外のオススメポイントとして、3種類のビートを覚えれば叩けるということも挙げられます。
1つはAメロとサビのビート、2つめは1番のBメロのビート、そして2番のBメロのビートです。
中でも、1番のBメロのビートは、ゴーストノートやハイハットを使ったブレイクが織り交ぜられた少々複雑なビートになっているため難易度は高め。
そのため、初心者の方はゴーストノートやハイハットの細かいニュアンスは取り払って、バスドラムとスネアの位置を合わせることに集中しましょう。
残りの2つのビートは少しずつ練習すればできる範囲だと思いますが、もし難しければ16分音符を8分音符に変えたりバスドラムの数を減らしたりするなど、叩きやすいようにアレンジしてみてください。
Lemon米津玄師


原曲だと生ドラムのサウンドが使われていないので意外に思えるかもしれませんが、この曲をバンドで演奏するのもオススメ。
とくにドラムに絞っていえば、2種類のビートを叩けるようになればOKで、しかもその2種類のビートはよく似ているので練習しやすいと思います。
1つはサビで登場するビートと、もう1つはサビ以外で登場するビートです。
サビ以外で登場するビートの方が少しだけ複雑で、そのポイントはバスドラム。
16分音符が登場しますので、これを機にバスドラムを16分音符で叩けるようにしてみましょう。
この曲のテンポであれば必ずしも必要ではありませんが、キレイに音を出したりリズムを崩さないために、スライド奏法もしくはアップダウン奏法を習得できるといいでしょう。
君はロックを聴かないあいみょん


この曲は「基本の8ビートが叩けるようになった!」というドラム初心者の方にオススメしたい楽曲です。
というのも、この曲では1曲を通して大部分が「ドン、タン、ドンドン、タン」という基本の8ビートで構成されています。
各パートの合間でフィルインが登場しますが、それらもシンプルなフレーズです。
そのため、落ち着いて練習すればビートからフィルインへの流れもスムーズに叩けるようになるでしょう。
ただ、Aメロの最初の2小説だけバスドラムのリズムが異なっていたり、2番の冒頭でタメがあったりと細かな注意ポイントはたくさんありますので、可能であれば楽譜を用意して、よく見ながら練習すると理解が進むと思います。