【初心者】まずはこの曲から!ジャズ初心者のための練習曲まとめ
楽器を始められた方の中でも「ジャズを弾いてみたい」という一心でギターやピアノ、サックスにトランペットなどを練習しているという方は多いでしょう。
とはいえ、ジャズは敷居が高そうだし難しそう……そんな風にお悩みの方に向けて、こちらの記事では初心者におすすめのジャズ練習曲をまとめています。
誰もが一度は聴いたことがあるようなスタンダードナンバーばかりですし、簡単なアレンジでそれっぽく聴こえる上にジャズのスタイルを学ぶ上で最適な楽曲たちを紹介していますから、未来のジャズプレイヤーたちは要チェックですよ!
【初心者】まずはこの曲から!ジャズ初心者のための練習曲まとめ(1〜10)
MistyErroll Garner


飛行機での移動中に窓から見えた虹と霧に着想を得て、Erroll Garnerさんが即興的に生み出したという名曲『Misty』。
ロマンティックでどこか切ない旋律は、数あるジャズ・スタンダードの中でもとりわけ人気が高く、美しいバラードとして広く愛されています。
1954年に発売されたアルバム『Contrasts』に収録されたのを皮切りに、1971年公開の映画『Play Misty for Me』でも印象的に使用されるなど、時代を超えて聴衆を魅了してきました。
ゆったりとしたテンポのため指が追いやすく、コードの響きを味わいながら弾けるのが本作の大きな魅力。
まずはシンプルなメロディと左手の伴奏リズムを丁寧に合わせ、霧がかかったような幻想的な世界観を表現してみましょう。
Song for My FatherHorace Silver


1965年1月に発売された名盤『Song for My Father』に収録され、ジャズ・スタンダードとして不動の地位を築いた本作。
ピアニストのホレス・シルヴァーさんが、1964年のブラジル旅行で得た着想をもとに、カーボベルデ出身の父へ捧げたナンバーです。
ラテンの哀愁漂う独特のベースラインは一度聴けば忘れられないほど印象的で、スティーリー・ダンのヒット曲『Rikki Don’t Lose That Number』で引用されたことでも知られています。
構成がシンプルでメロディも覚えやすいため、これからジャズ演奏をはじめる方にはぴったりの一曲!
ピアノ演奏であればまずは特徴的な左手のベースパターンを安定させ、その上で右手の旋律を自由に歌わせる感覚をつかむのが上達の近道ですよ。
All BluesMiles Davis


「帝王」の異名を持ち、ジャズ界に革命を起こし続けたトランペット奏者のマイルス・デイヴィスさん。
そんなマイルスさんが1959年8月に発売したアルバム『Kind of Blue』は、モード・ジャズの金字塔として世界中で愛聴されていますね。
収録された本作は、6/8拍子で演奏されるブルース形式の楽曲であり、ジャズ初心者でも取り組みやすいシンプルさと、プロも唸る奥深さを兼ね備えています。
セッションの定番としても有名ですから、ぜひ覚えたい1曲ですね。
演奏の際は、楽譜を追うだけでなく、繰り返されるベースラインが生み出す独特の浮遊感に身を委ねてみてください。
余白を活かす意識を持つことが、マイルスさんのようなクールな演奏への第一歩となるはずですよ!
Cold Duck TimeEddie Harris


ファンキーで踊りだしたくなるようなグルーヴが魅力のインストゥルメンタルナンバーといえば、エディ・ハリスさんが作曲したこちらの楽曲です。
ロックのような力強いリフとソウルフルなサックスが絡み合い、聴いているだけで心が弾みますよね。
1969年10月に発売された名盤『Swiss Movement』に収録されており、スイスでの熱狂的なライブ録音がそのまま収められています。
海外ドラマ『Bates Motel』の劇中で使用されたことでも知られていますよ。
構成がシンプルでコード進行も覚えやすいため、これからジャズのアドリブに挑戦したい方にもぴったりの一曲です。
まずは特徴的なベースラインのリフを何度も聴いてリズムを身体に染み込ませ、その上で自由にフレーズを乗せていく感覚をつかむのが上達の近道ですよ!
Autumn leavesJoseph Kosma


ハンガリー生まれのジョゼフ・コズマさんがフランスで作曲した『Autumn Leaves』・邦題『枯葉』は、ジャズ初心者から上級者まで幅広く支持されているスタンダードナンバーです。
1945年に作曲され、ジャック・プレヴェールさんによるフランス語の詞が付けられたこの曲は、愛と季節の移ろいを哀愁たっぷりに表現しています。
特にジャズ初心者にとっては、この曲のメロディーは演奏しやすく、ジャズの基本的なフレーズや表現を学ぶのに最適です。
ビル・エヴァンスさんやキャノンボール・アダレイさんなど、ジャズ界の大御所たちも愛したこの曲は、初心者がジャズの魅力に触れ、感性を磨くための絶好の入門曲と言えるでしょう。
寒い季節に心温まるメロディーを奏でながら、ジャズの奥深い世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。



