【ジャズ入門】初めて聴く人におすすめのジャズの名曲
「ジャズに興味はあるけど、何から聴いたらいいのかわからない!」という方は多いのではないかと思います。
何を隠そう、私もその一人でした。
でも、昔ながらのジャズってなんだか難しそうだし、逆に最近のヒットしているボーカル作品を聴いてみてもポップスとどう違うのかが分からない、調べてみても謎は深まるばかり…という感じですよね。
そこで、初めてジャズに触れる方にもオススメできる、「分かりやすさ」と「ジャズっぽさ」を両立した楽曲をチョイスしてみました。
聴き覚えのある名曲に「これもジャズだったの?」と驚くかもしれませんよ。
もくじ
- 【ジャズ入門】初めて聴く人におすすめのジャズの名曲
- Moanin’Art Blakey
- Autumn LeavesChet Baker&Paul Desmond
- Round MidnightMiles Davis
- Waltz for DebbyBill Evans
- Now’s The TimeCharlie Parker
- L-O-V-ENat King Cole
- My Favorite ThingsJohn Coltrane
- Days Of Wine And RosesOscar Peterson
- Someday My Prince Will ComeBill Evans
- Fly Me To The MoonFrank Sinatra
- Little Peace in CMICHEL PETRUCCIANI
- Moonlight SerenadeGlenn Miller
- Take the “A” TrainDuke Ellington
- Watermelon ManHerbie Hancock
- Central Park WestJohn Coltrane
- Bright Size LifePat Metheny
- Cleopatra’s DreamBud Powell
- My Funny ValentineChet Baker
- St. ThomasSonny Rollins
- Spring, Spring, SpringJohnny Mercer
- Over the RainbowKeith Jarrett
- Morning SpriteChick Corea
- What A Wonderful WorldLouis Armstrong
- Almost BlueChet Baker
- Bags’ GrooveMilt Jackson
- CountdownJohn Coltrane
- CaravanDuke Ellington
- Giant StepsJohn Coltrane
- I Got RhythmSonny Stitt
- Take FiveDave Brubeck
- SummertimeElla Fitzgerald
- Sing Sing SingBenny Goodman
- Satin DollJoe Pass
【ジャズ入門】初めて聴く人におすすめのジャズの名曲(1〜20)
Moanin’Art Blakey

ジャズ・ドラマーのアート・ブレイキーが1958年に発表したアルバムの表題曲で、ピアニストのボビー・ティモンズが作曲した楽曲。
ゴスペルのコール・アンド・レスポンスに影響を受けたイントロを持ち、ファンキー・ジャズというジャンルを代表する曲とされています。
心地よいブルーズ感と、トランペットやサクソフォン、ピアノ、コントラバスといったそれぞれの楽器のソロが格好良く聞き応えのある1曲です。
程よく軽く穏やかな曲調で、ジャズの雰囲気を楽しめる楽曲です。
Autumn LeavesChet Baker&Paul Desmond

『枯葉』という日本語タイトルでも知られるこの曲、リスナーにとってはもちろん、ジャズ演奏の初心者にとっても大定番と言える楽曲で、多くのミュージシャンが演奏しています。
こちらはチェット・ベイカーのトランペットとポール・デスモンドのサックスが堪能できる演奏。
これぞジャズ!という、お手本にしたいフレーズの宝庫ですね。
Round MidnightMiles Davis

ピアニストのセロニアス・モンク作曲のジャズのスタンダード・ナンバー。
この曲は、ベテランのサックス奏者デクスター・ゴードンが主演した、パリに住むアメリカ人ジャズ・ミュージシャンを主人公にしたフィクションの映画『ラウンド・ミッドナイト』のタイトル曲として使用されました。
この曲はモンク自身によるさまざまな録音があり、コード進行においてもさまざまなバージョンが存在しますが、どの演奏がスタンダードなものなのか判断しづらいという不思議な1曲です。
Waltz for DebbyBill Evans

ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスのオリジナルソングとして特に広く知られた名曲で、ジャズのスタンダードナンバーとして今現在も親しまれている1曲です。
ピアノ、ベース、ドラムスの三者の絡み合いが、当時としては新しいピアノ・トリオの魅力を存分に発揮しています。
1961年にリリースされたライブアルバムで広く知られるようになりましたが、このライブの後ベースのスコット・ラファロは交通事故で亡くなってしまったため、この作品は彼への追悼盤としても知られています。
Now’s The TimeCharlie Parker

12小節のジャズ・ブルースには多くの名曲が存在しますが、中でもサックス奏者のチャーリー・パーカーはたくさんの名曲・名演を残しており、まさに「お手本」と言える演奏を聴けます。
特に有名なこちらの『Now’s The Time』では、シンプルながら耳に残るメロディ、中間部のキメ、歌心にあふれたソロの展開など、この1曲にジャズ・ブルースの全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
ジャズサックスを聴くならチャーリー・パーカーは絶対に外せませんよ!
L-O-V-ENat King Cole

明るく軽快なサウンドが人気の『LOVE』。
ナット・キング・コールが歌うこの曲のメロディは、ジャズに興味がなくても一度は聴いたことがあるのではないでしょうか?
重さがなく、どちらかと言うとポップ寄りのジャズなので、ジャズ初心者の方にも聴きやすく楽しめると思いますよ。
ラブバラードではないので、恋人のドライブで聴くのもオススメしたいです。